2025年12月23日(火)鑑賞 イオンシネマ岡崎(スクリーン4 I-8)
2025年12月19日(金)公開 / 上映時間:120分 / 製作:2025年(日本) / 配給:東映=アスミック・エース
【監督】 行定勲
【キャスト】
 須永涼・須永恵:福士蒼汰 / 木下亜子:福原遥 / 梶野茂:宮沢氷魚 / 遠藤日和:石井杏奈 /
 辻雄介:宮近海斗 / 須永美香:大塚寧々 / 須永隆一:加藤雅也
【あらすじ】
須永恵(福士蒼汰)と恋人の木下亜子(福原遥)は、共通の趣味である天文の本や望遠鏡に囲まれながら幸せな日々を送っていた。しかし実は本当の恵は1カ月前にニュージーランドで事故死しており、現在亜子と一緒にいるのは、恵のふりをした双子の兄・涼だった。恵の死後、ショックで混乱した亜子は目の前に現れた涼を恵だと思い込み、涼も本当のことを言い出せずにいた。幼なじみの梶野(宮沢氷魚)だけが真実を知り、涼を見守っていたが、涼を慕う後輩・日和(石井杏奈)や亜子の行きつけの店の店長・雄介(宮近海斗)は違和感を抱く。涼は二重の生活に戸惑いながらも、明るく真っ直ぐな亜子にひかれていく。一方、亜子にもまた、打ち明けられない秘密があった・・・
【感想】
今日から学校は休みになったせいか、平日の昼間にもかかわらず映画館は人であふれていました。この「楓」にもたくさんの観客が入っていて、私以外はほぼ女性という状況でした。

福士蒼汰も福原遥も好きな俳優なので、二人を見ているだけでも楽しめたというのは良かったのですが、先が読めてしまうストーリー(例えば、屋上で亜子の写真を撮ったのは涼だったのだろうとか、恵が事故の前に言おうとしていたのはそのことだったとか)だったので思ったよりも感動を感じなかったというところは個人的に残念でした。ただ、亜子は涼を事故で亡くなった恵のかわりとして求め、涼は好きだった兄の恋人だった亜子に後ろめたさを感じながら亜子のために恵として近づくという、それぞれの口にはできない秘密を持ちながらの関係は切ないものを感じました。

私は、亜子は事故のショックのために恵の死を受け入れられずに、本当に涼を恵として接していたのだと思っていたのですが、そこはちょっと読みが間違っていました。なので、日和が面識もないのに亜子の病室に行き、亜子に「恵が死んでいることを知っていて恵が涼であることを知っているのでは」と問いかけるシーンは「なんで大事な秘密を漏らしてしまうのか」とちょっと日和に軽率さや都合よさを感じてしまいました。ただ、よく考えると、親族や古い友人は恵の死を知っている中で、亜子と涼が偽りの形で生活していること自体が有り得ないことなのかもしれません。

スピッツの「楓」という曲はあまり知らないのでこの映画の内容との関係はわかりませんが、この映画の内容で「楓」というタイトルはピンとくるものもありませんでした。

ハッピーエンドなので観終わったあとはほのぼのとしたものを感じますが、もう少し感情を揺さぶってくれる内容だったら良かったかなという感想でした。ふたつ横の席の女性が最初から最後まで、ガサガサポリポリと何かを食べる音をたてて、映画に入り込めなかったことも原因かもしれません。
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。