2026年1月5日(月)鑑賞 Prime Video
2010年8月21日(土)公開 / 上映時間:128分 / 製作:2010年(日本) / 配給:東宝
【監督】 土井裕泰
【キャスト】
 平沢紗枝:新垣結衣 / 木内康平:生田斗真 / 渡辺リツ子:蓮佛美沙子 /
 平沢圭一:ARATA(現在の井浦新) / 遠藤真人:木村祐一 / 木内健二郎:松重豊 /
 北見純一:向井理 / 平沢良子:薬師丸ひろ子 / 中村みなみ:徳永えり / 大野保:金井勇太 /
 平沢紗枝(幼少期):松本春姫
【あらすじ】
北海道で母・良子(薬師丸ひろ子)と2人で暮らす紗枝(新垣結衣)は、東京の大学に進学することを夢見る高校三年生。若くして亡くなった父(ARATA)が紗枝へのメッセージとして庭に植えたハナミズキに見守られながら受験勉強に励む紗枝は、ある日、漁師の跡取りで水産高校に通う康平(生田斗真)に出会い、互いに恋に落ちる。やがて紗枝が大学に合格し、遠距離恋愛が始まるが、同じ夢を持った大学の先輩・北見(向井理)が現われる・・・
【感想】
15年以上前の古い映画ですが、新垣結衣、薬師丸ひろ子、蓮佛美沙子、徳永えりという好きな女優さんが出ているので、観てみました。ストーリーは、一青窈の同名曲をモチーフに相手を思い続けるというラブストーリーです。

今年になって観た配信映画がちょっと軽いものだったので、久しぶりにしっかりと作られた映画を観たという感じでした。奇跡と言っていることがありえないご都合主義的なところになっている感はありますが、私はこういう映画はしっくりと心に入ってきます。泣けるというほどの感動はありませんでしたが、紗枝と康平のずっと相手を思いやる気持ちは、胸を締め付けて切なさを感じました。奇跡によってようやくふたりは結ばれるだろうという終わり方も悪くはありません。ハナミズキの木の絡ませ方も、父の思い出であり父が見守っているという象徴として生きていたと思います。

康平が思いも無いのに心の寂しさからリツ子(蓮佛美沙子)と衝動的に結ばれるというところは、観ている側に康平の「紗枝に対する本気の愛」を疑わせてしまう感じがするので、そこはもう少し紗枝とリツ子の二人を思いやっての結果というふうにしてほしかったところです。

あと気になったのは、○年後と時間が飛ぶところ。別にそういう設定はありがちなので否定はしないのですが、その何年の間にも当然何らかの動きはあっていいはずの時間の長さであり関係性のはずなのに、何もなかったように描かれるのには違和感を感じました。特に、康平がリツ子と結婚したことを聞いた時は平静ではなかったはずだと思うのですが、再会した時に「みなみから聞いて知っていた」で済むような出来事ではなかったはずです。そういう大事な節目が描かれていないのは気になりました。

そんな気になるところもある映画でしたが、逆にそれが人間的でもあると思えるし、周りの人たちも優しいし、観ていて優しい感じになれる映画でした。期待通り、15年若い新垣結衣、薬師丸ひろ子、蓮佛美沙子、徳永えりは素敵でした。
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。