2026年2月19日(木)鑑賞 Prime Video
2023年3月17日(金)配信 / 全6話 / 製作:2023年(日本) / NHKエンタープライズ
(NHK BS 2024年6月9日(日)〜2024年7月14日(日)放送)
(NHK地上 2025年5月3日(土)〜2025年6月7日(土)放送)
【監督】 堀切園健太郎 【脚本】 古沢良太、香坂隆史
【キャスト】
伊沢那美:米倉涼子 / 高木凛子:松本穂香(幼少期:吉田帆乃華、幼児期:永谷咲笑)
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柊秀介:城田優 / 矢野雄也:矢本悠馬 / 松山みのり:野呂佳代 / 田ノ下貢:徳井優
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伊沢航:織山尚大(幼少期:吉田大駕) / 伊沢海:鎌田英怜奈(幼少期:藤山千恵梨)
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柏木史郎:遠藤憲一 / 足立幸人:向井理 / 高木塔子:草刈民代
【エピソード】
第1話:59分、第2話:59分、第3話:56分、第4話:57分、第5話:49分、第6話:60分
(NHKはすべて49分に再編集)
【あらすじ】
海外で亡くなった人の遺体を国境を越えて遺族に送り届ける、実在するスペシャリストの物語。羽田空港にある“エンジェルハース”という会社には、シングルマザーの剛腕社長・伊沢那美(米倉涼子)と強面の会長・柏木(遠藤憲一)を中心に、新入社員の凛子(松本穂香)、マニアックな柊(城田優)、チャラい元ヤンの矢野(矢本悠馬)、噂好きなみのり(野呂佳代)、温厚だが得体の知れない田ノ下がスタッフとしてその任務にあたっている。社長の那美は、人並外れた情の深さと持ち前のパワーで周囲の人々を巻き込みながら、「必ずご遺体とご遺族に最後のお別れをさせてあげる!」と信念を貫き通す・・・
【感想】
「エンジェルフライト THE MOVIE」を観て良い内容だと思ったので、ドラマ版の「エンジェルフライト」を一気に観ました。Prime
Videoでの配信では、「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」というタイトルでしたが、NHK BSでの放送時には、「エンジェルフライト」というタイトルになっています。
ドラマは6話構成になっており、最終話は「エンジェルハース」の新入社員の高木凛子の母親の送還の物語になっています。そのために、第5話までは単独のエピソードに加えて、凛子の母親との確執が少しずつ織り込まれています。なので、社長役の米倉涼子が主役ですが、凛子役の松本穂香もこの物語全体の重要な役どころとなっています。
「エンジェルフライト THE MOVIE」では、複数の送還事案が並行して描かれていましたが、ドラマでは1話ごとに故人と遺族や関係者との関係が丁寧に描かれており、切ない場面では涙が自然にあふれてきました。第1話では、父親と息子のすれ違いの悲しみが心に沁みましたし、第2話では異国でその国の人のために頑張っていた人たちが理不尽なテロで亡くなるというやりきれなさを感じましたし、第3話では幼い頃の立場が逆転していたという意外性があったり、母親らしい優しい行動を知って遺族が微笑んで泣いて見送るとか、ほっとする内容もありました。第4話では、日本で働く外国人動労者の問題が提起されています。第5話では、人の心の真実はどこにあるのか、それを人は理解できるのかということを考えさせられました。そして第6話では、親の子供への愛情や育て方について、自分の身に置き換えながら切なく苦しい気持ちになりました。
あまり知られていない「国際霊柩送還士」という職業を通して、人の死と残された人への思い、残された人の思いをきちんと描かれることによって、心に響くものがあり自分事としていろいろと思うことがありました。とても良いドラマでした。
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。
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