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6月6日(火) 「フォルトゥナの瞳」 DVD |
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2019年2月15日(金)公開 / 上映時間:111分 / 製作:2019年(日本) / 配給:東宝
監督:三木孝浩
木山慎一郎:神木隆之介 / 桐生葵:有村架純 / 金田大輝:志尊淳 / 宇津井和幸:DAIGO
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植松真理子:松井愛莉 / 黒川武雄:北村有起哉 / 遠藤美津子:斉藤由貴 / 遠藤哲也:時任三郎 |
今夜は「フォルトゥナの瞳」を観ました。
神木隆之介と有村架純は好きですし、ストーリーも、飛行機事故で心に強いストレスと傷を負った人間の苦悩がある中で、大切な人を見つけて前向きに生きようとするなかでの悲劇(自分の命か恋人の命かの究極の選択)ということで、切なくて涙さそう話であるとは思うのですが、ラストシーンでも涙もろい私がまったく涙腺が緩むこともなく終わってしまいました。私の心の体調が良くないのかもと思いましたが、考えてみると、慎一郎の選択や判断に共感できないところがあるような気がして、共感が無いので心が寄り添わないのかなと思いました。また、葵があの時の少女というのも途中でなんとなくわかりますし、同じ力(フォルトゥナの瞳=人の死がわかる運命の女神の眼)を持つなら、お互い寄り添って話し合えば良かったのにと思って見ていました。葵は力を隠したままで心があまり見えず、最後まで二人の心に距離を感じたままだったので、ふたりの思いやりや決断に感情移入できず感動できなかったのだと思います。私的にはちょっと期待外れの映画でした。ちなみにこの作品は百田尚樹の同名小説が原作です。 |
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6月1日(木) 「海街diary」 DVD |
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2015年6月13日(土)公開 / 上映時間:126分 / 製作:2015年(日本) / 配給:東宝=ギャガ
監督:是枝裕和
香田幸:綾瀬はるか / 香田佳乃:長澤まさみ / 香田千佳:夏帆 / 浅野すず:広瀬すず
/ 坂下美海:加瀬亮 /
井上泰之:鈴木亮平 / 浜田三蔵:池田貴史 / 藤井朋章:坂口健太郎 / 尾崎風太:前田旺志郎
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高野日出子:キムラ緑子 / 菊池史代:樹木希林 / 福田仙一:リリー・フランキー
/ 二ノ宮さち子:風吹ジュン /
椎名和也:堤真一 / 佐々木都:大竹しのぶ |
今日は「海街diary」を観ました。
特に大げさに泣かせるところや盛り上がるところなどあるわけではないのですが、四姉妹の個性、関係が魅力的で、とても心があたたまる映画でした。舞台も思い入れのある鎌倉というのも惹かれるところでした。三姉妹が妹のすずに父親の看病にお礼を言うところとか、登場人物の優しさにジーンとするシーンもさり気なく織り込まれています。この映画の登場人物も嫌な人はいなくて、優しさがずっと感じられて、観終わると自分も優しくならないとなぁと思わせてくれます。とてもいい映画でした。 |
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5月30日(火) 「想いのこし」 DVD |
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2014年11月22日(土)公開 / 上映時間:118分 / 製作:2014年(日本) / 配給:東映
監督:平川雄一朗
本多ガジロウ:岡田将生 / 笠原ユウコ:広末涼子 / 円山ルカ:木南晴夏 / 犬塚ケイ:松井愛莉
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笠原幸太郎:巨勢竜也 / 高橋努 / 川籠石駿平 / 佐藤二朗 / 村杉蝉之介 / 明珍ジョニー:鹿賀丈史 |
今日は「想いのこし」を観ました。
最初は、死んでしまったのに本人たち笑ったりしておかしいんじゃないの?と思いながら観ていましたが、ルカの結婚式辺りから、この映画の泣かせどころや伝えたいことがわかってきて、それ以降は笑ったり泣いたりでしっかりと楽しませてもらいました。ダメ男のガジロウが死んだ4人の残された想いを金目当てに実現させていくことによって、ガジロウ自体も仕事や働くことの意味を理解していくという設定も良かったです。子役の巨勢竜也の母への想いに対する演技も良かったですし、登場人物の中に悪人が描かれていないことが全体を優しい映画にしていました。できる限り想いを残さぬよう日々生きていきたいですね。とても良い映画でした。 |
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5月27日(土) 「七つの会議」 DVD |
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2019年2月1日(金)公開 / 上映時間:119分 / 製作:2019年(日本) / 配給:東宝
監督:福澤克雄
八角民夫:野村萬斎 / 北川誠:香川照之 / 原島万二:及川光博 / 坂戸宣彦:片岡愛之助
/ 三沢逸郎:音尾琢真 /
新田雄介:藤森慎吾 / 浜本優衣:朝倉あき / 佐野健一郎:岡田浩暉 / 田部:木下ほうか
/ 淑子:吉田羊 /
三沢奈々子:土屋太鳳 / 奈倉翔平:小泉孝太郎 / 星野:溝端淳平 / 飯山孝実:春風亭昇太
/ 江木恒彦:立川談春 /
加茂田久司:勝村政信 / 村西京助:世良公則 / 梨田元就:鹿賀丈史 / 宮野和広:橋爪功
/ 徳山郁夫:北大路欣也 |
今日は「七つの会議」を観ました。
それなりにリアル感があって、ストーリーもわかりやすく、善悪もはっきりしていて、2時間があっという間でした。隠蔽に立ち向かう八角が元妻にその決意を伝え、それを元妻が後押しする場面はジーンときました。八角が最後のシーンで言っていたように、日本はお家大事が最優先、そうすることによってお家が自分を守ってくれるという意識に知らず知らずに染まっているのかもしれません。「悪いことは悪い」「命より大事なものはない」を繰り返し言っていくしかないという八角の言葉を忘れないようにしないといけませんね。私の会社生活は、どちらかというとその正論が通っていた(最近、グループ内企業でのデータ偽装が続いていますが)と思えたので、業務負荷を除いてはストレスなく働けたのは幸せだったと思います。非常に楽しめる良い映画でした。 |
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5月22日(月) 「劇場版 TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」 MOVIX三好 |
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2023年4月28日(金)公開 / 上映時間:128分 / 製作:2023年(日本) / 配給:東宝
監督:松木彩
喜多見幸太:鈴木亮平 / 音羽尚:賀来賢人 / 弦巻比奈:中条あやみ / 千住幹生:要潤
/ 冬木治朗:小手伸也 /
徳丸元一:佐野勇斗 / ジェシー / ホアン・ラン・ミン:フォンチー / 蔵前夏梅:菜々緒
/ 久我山秋晴:鶴見辰吾 /
駒場卓:橋本さとし / 白金眞理子:渡辺真起子 / 高輪千晶:仲里依紗 / 赤塚梓:石田ゆり子
/ 杏 |
「TOKYO MER」はテレビドラマはみたことがなかったのですが、何度も行ったことのある横浜ランドマークタワーやその周辺が舞台で、火災の迫力や医師たちの使命感に感動しながらみていました。ガソリンによる爆発火災がスプリンクラーで抑えられるのか、ビルの火災なのでもっと有毒ガスや煙が出るのではないかとか、いろいろ細かなところでは気になるところもありますが、純粋にカッコ良かったのでそんなこと関係なく十分楽しめました。若い頃ならこういう映画を観て医者になりたいなんてこと思ったでしょうね。性格的、能力的に無理ですが。 |
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5月22日(月) 「銀河鉄道の父」 MOVIX三好 |
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2023年5月5日(金)公開 / 上映時間:128分 / 製作:2022年(日本) / 配給:キノフィルムズ
監督:成島出
役所広司 / 菅田将暉 / 森七菜 / 坂井真紀 / 田中泯 / 豊田裕大 |
今日は映画館で「銀河鉄道の父」と「TOKYO MER」をひとりで観てきました。
「銀河鉄道の父」は宮沢賢治の家族の愛が伝わってきて、結核で妹や宮沢賢治本人が亡くなるシーンは涙無くしてみることができませんでした。この映画自体の設定では特に破綻や違和感はなくて良い映画でしたが、3月にNHKの「業のはなびら〜宮沢賢治
父と子の秘史〜」という番組をみていたので、実際の宮沢賢治と父の関係はもっと複雑だったのかなという思いを持ちながらみてしまいました。特に父子の宗教対立を理解し合うために二人で比叡山と京都を旅した出来事は描かれていません。また、父は宮沢賢治の詩碑文に「雨ニモマケズ」ではなくて「業のはなびら」を推したということなので、父の思い入れのある作品は違っていたのかもしれません。 |
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5月21日(日) 「老後の資金がありません!」 DVD |
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2021年10月30日(土)公開 / 上映時間:114分 / 製作:2021年(日本) / 配給:東映
監督:前田哲
後藤篤子:天海祐希 / 後藤章:松重豊 / 後藤まゆみ:新川優愛 / 後藤勇人:瀬戸利樹
/ 松平琢磨:加藤諒 /
神田サツキ:柴田理恵 / 桜井秀典:石井正則 / 桜井志津子:若村麻由美 / 本間:友近
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城ケ崎君彦:クリス松村 / レイナ:高橋メアリージュン / 松平金造:佐々木健介
/ 松平美和:北斗晶 /
荻原博子:荻原博子 / 太平:竜雷太 / 波子:藤田弓子 / 天馬:哀川翔 / 大泉健三:毒蝮三太夫
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森口:三谷幸喜 / 後藤芳乃:草笛光子 |
今日は公開時に観たいと思っていた「老後の資金がありません!」を観ました。最近感動的な映画や重い映画ばかり観ていたので、このあたりでスカッと面白い映画を観ようと思いました。しかし、最初は極端な設定が多くて老後をどうするかよりも金遣いの荒い義母との戦いみたいであまり現実感なく観ていました。しかし、義母の生前葬の挨拶で予想外に泣かされて、終われば老後はどういう心持ちで暮せばいいのかを教えられたような感じでした。最初の極端な設定が逆に大切なものを強調しているようでした。要はお金だけではないということですね。老後破産を恐れてやりたいことや欲しい物に制限かけて不安を持ってこじんまり生きるよりも、ちょっぴり我が儘に自由にやりたいことやって生きることができるように頑張るということかなと思いました。楽しめた映画でした。 |
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5月19日(金) 「余命10年」 DVD |
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2022年3月4日(金)公開 / 上映時間:125分 / 製作:2022年(日本) / 配給:ワーナー・ブラザース映画
監督:藤井道人
高林茉莉:小松菜奈 / 真部和人:坂口健太郎 / 富田タケル:山田裕貴 / 藤崎沙苗:奈緒
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三浦アキラ:井口理 / 高林桔梗:黒木華 / 平田:田中哲司 / 高林百合子:原日出子
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梶原玄:リリー・フランキー / 高林明久:松重豊 |
今夜は「余命10年」を観ました。小坂流加の実話ベースのベストセラー小説「余命10年」の映画化です。この映画は最高でした。今まで観た映画の中で、涙を止められないほど心に響く映画としては一番だと思います。特に泣かせるような過剰なシーンはないのですが、茉莉の健気さとか和人への思いとか家族の茉莉に対する思いとか、自然に切なさや悲しさが伝わってきて、何気ないシーンでもジーンときて涙が出てしまい泣きっぱなしでした。死ぬとわかっていてまわりに気遣い自分の悲しさや辛さを抑えて生きる茉莉の強さにも心打たれました。自分なら落ち込んで何もできず家族や周りの人に感情をぶつけてしまいそうです。いずれは死ぬ人生、まわりを思いやり感謝して生きることの大切さもあらためて感じさせてくれました。人生は長さではなく、自分自身と、関わった人が幸せだったと言える生き方ができるかどうかですね。この映画は封切り時に映画館で観たかったです。 |
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5月18日(木) 「紙の月」 DVD |
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2014年11月15日(土)公開[PG-12] / 上映時間:126分 / 製作:2014年(日本)
/ 配給:松竹
監督:吉田大八
梅澤梨花:宮沢りえ / 光太:池松壮亮 / 大島優子 / 田辺誠一 / 近藤芳正 /
石橋蓮司 / 小林聡美 |
今夜は「紙の月」を観ました。旧作は100円で2週間レンタルできるので、感覚で数枚選んでくるのですが、これは私の好みでは無く失敗でした。宮沢りえ扮する銀行員梅澤の心理や心の動きが全く見えないし理解できません。自由にハマるということはわからないではありませんが、そこに痛快さも何も感じません。心にどんな鬱積があろうと共感できません。これで何を伝えたいのかよくわかりませんでした。 |
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5月17日(水) 「記憶屋 あなたを忘れない」 DVD |
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2020年1月17日(金)公開 / 上映時間:105分 / 製作:2020年(日本) / 配給:松竹
監督:平川雄一朗
吉森遼一:山田涼介 / 河合真希:芳根京子 / 安藤七海:泉里香 / 吉森朝子:櫻井淳子
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水野里香:戸田菜穂 / 澤田杏子:蓮佛美沙子 / 高原智秋:佐々木蔵之介 |
今日は「記憶屋 あなたを忘れない」を鑑賞。生きていくのに辛すぎる記憶を消してくれる記憶屋がいたなら、私も子どもたちが受けたいじめの記憶を消してあげたいと、そういう思いで感情が入ってしまい、最後の高原弁護士の手紙のあたりでは涙が止まらなかったです。テーマとしてはとてもいい映画だと思います。映画の作りとしては、七海の記憶を消したことと、ラストシーンの遼一と真希の会話は、ちょっとチグハグ感を受けてしまいました。ちなみに、この映画の主題歌は中島みゆきの「時代」です。 |
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5月12日(金) 「死刑にいたる病」 DVD |
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2022年5月6日(金)公開[PG-12] / 上映時間:128分 / 製作:2022年(日本)
/ 配給:クロックワークス
監督:白石和彌
榛村大和:阿部サダヲ / 筧井雅也:岡田健史 / 金山一輝:岩田剛典 / 筧井衿子:中山美穂
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加納灯里:宮崎優 / 筧井和夫:鈴木卓爾 / 根津かおる:佐藤玲 / 佐村:赤ペン瀧川
/ クラタ:大下ヒロト /
地元の農夫:吉澤健 / 滝内:音尾琢真 / 相馬:コージ・トクダ |
昨夜、東京から深夜に戻ったので、今日は遅起きして借りていた昨年5月公開の「死刑にいたる病」を鑑賞しました。最初の爪を剥がすなどの拷問シーンは目をそらしてしまい苦手なジャンルだったかなと思いましたが、その後のストーリーや謎解きや終わり方は面白かったです。ただ、過去のシーンとの区別や、想定ごとのシーンの重複とか、わかりにくいと感じるところがありました。登場人物の関係もきちんと把握していかないと、あとでどうだったのかなと見直す必要も出てきそうです。虐待を受けた子供の心の危うさ、人間の生まれつきの嗜好や性質、自分ではどうにもならないことでもあるので、そういうところはいろいろ考えさせられました。また、人の当たりの良さは人間性の良さではないことも知っておく必要がありますね。 |
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5月7日(日) 「ゴーストブック おばけずかん」 DVD |
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2022年7月22日(金)公開 / 上映時間:113分 / 製作:2022年(日本) / 配給:東宝
監督:山崎貴
坂本一樹:城桧吏 / 工藤太一:柴崎楓雅 / 飯田サニー宗佑:サニーマックレンドン
/ 橘 湊:吉村文香 /
店主:神木隆之介 / 葉山瑤子:新垣結衣 / 図鑑坊:釘宮理恵 / 山彦:下野紘
/ 一反木綿:杉田智和 /
百目:大塚明夫 / ジズリ:田中泯 |
今日は雨なので映画日和、ということで昨年7月公開の「ゴーストブック」を観ました。最初は単純で非現実的でおばけ退治も見どころ少ないかなぁと思って観ていましたが、願い事を瑤子先生に明かしたところから一気に感動ストーリーにはまってしまいました。もうそれからは涙腺緩み鼻水グスグスでした。見終われば感動的で爽やかでとてもいい映画でした。 |
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5月1日(月) 「ドライブ・マイ・カー」 DVD |
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2021年8月20日(金)公開[PG-12] / 上映時間:179分 / 製作:2021年(日本)
/ 配給:ビターズ・エンド
監督:濱口竜介
家福悠介:西島秀俊 / 渡利みさき:三浦透子 / 家福音:霧島れいか / パク・ユリム
/ ジン・デヨン /
ソニア・ユアン / 安部聡子 / 松田弘子 / 猪股俊明 / 山村崇子 / 岩瀬亮 / ファイサ・アンワ
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カマル・ザリフ / マッシモ・ビオンディ / 谷川昭一朗 / 西慶子 / 鈴木咲 /
キリカ・フォム・シュヴァルツ・カイザー / ジョイ / 高槻耕史:岡田将生 |
夜11時から「ドライブ・マイ・カー」を観たら、これって3時間もあって2時になってしまいました。でも、全然長く感じなくて、いろいろと考えさせてくれる映画でした。人生、いろいろと後悔がありますがそれを受け止めて生きていかないといけないとか、心に嘘をついたり取り繕って生きていたら大切なものを無くしてしまうとか・・・。ラストの劇中の手話の内容がぐっときました。死んだあとに、苦しんで生きてきましたと胸張って言えればいいのかなと・・・。 |
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5月1日(月) 「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」 DVD |
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2022年6月17日(金)公開 / 上映時間:119分 / 製作:2022年(日本) / 配給:東宝
監督:西谷弘
誉獅子雄:ディーン・フジオカ / 若宮潤一:岩田剛典 / 蓮壁紅:新木優子 /
冨楽朗子:広末涼子 /
蓮壁千里:村上虹郎 / 冨楽雷太:渋川清彦 / 西村まさ彦 / 小暮クミコ:山田真歩
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江藤礼二:佐々木蔵之介 / 捨井遥人:小泉孝太郎 / 蓮壁依羅:稲森いずみ /
馬場杜夫:椎名桔平 |
ゴールデンウィークはどこに行っても混んでいるので、家でゆっくりと映画。映画館でも観たい映画はあるのだけれど、今日は昨年公開の「バスカヴィル家の犬
シャーロック劇場版」を観ました。子供の運命が変えられて不幸な環境に置かれ、それに対する復讐というストーリーだけで泣けてきます。ただ、ラストは未来がある終わり方にしれほしかったと思います。とてもいい映画でした。 |
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4月27日(木) 「護られなかった者たちへ」 DVD |
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2021年10月1日(金)公開 / 上映時間:134分 / 製作:2021年(日本) / 配給:松竹
監督:瀬々敬久
佐藤健 / 阿部寛 / 清原果耶 / 倍賞美津子 / 吉岡秀隆 / 林遣都 / 井之脇海
/ 永山瑛太 / 緒形直人 /
黒田大輔 / 鶴見辰吾 / 三宅裕司 / 石井心咲 / 西田尚美 |
仕事をしているときは観ることができなかった映画を、少しずつ観ています。今日は、「護られなかった者たちへ」を観ました。最後は流れる涙が止まりませんでした。メッセージも共感できるとてもいい映画でした。災害や病気による貧困者だけでなく、いじめ被害者なども「護られなかった人」が無くならない日本社会の現実。それでも声を上げて変えていかないといけませんね。 |
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4月24日(月) 「ノイズ」 DVD |
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2022年1月28日(金)公開 / 上映時間:128分 / 製作:2020年(日本) / 配給:ワーナー・ブラザース映画
監督:廣木隆一
泉圭太:藤原竜也 / 田辺純:松山ケンイチ / 守屋真一郎:神木隆之介 / 泉加奈:黒木華
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畠山努:永瀬正敏 / 青木千尋:伊藤歩 / 守屋仁美:鶴田真由 / 岡崎正:寺島進
/ 庄司華江:余貴美子 /
横田庄吉:柄本明 / 横田昭一:酒向芳 / 野毛二郎:迫田孝也 / 酒井義昭:波岡一喜 |
「きさらぎ駅」と一緒に借りてきた昨年1月公開の「ノイズ」。こちらは私好みではありませんでした。行動が愚かですし、個々の結末が重すぎます。もやもや感だけが残りました。 |
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4月24日(月) 「きさらぎ駅」 DVD |
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2022年6月3日(金)公開 / 上映時間:82分 / 製作:2022年(日本) / 配給:イオンエンターテイメント=ナカチカ
監督:永江二朗
堤春奈:恒松祐里 / 宮崎明日香:本田望結 / 松井美紀:莉子 / 飯田大輔:寺坂頼我
/ 岸翔太:木原瑠生
花村貴史:芹澤興人 / 葉山純子:佐藤江梨子 / 大園葵:堰沢結衣 |
昨年6月公開で観ていなかった「きさらぎ駅」をDVDで観ました。自分の部屋のテレビ画面はちょっと小さいので、音だけオーディオ装置から出して音量上げて迫力出して観ました。怖いのは弱いので、シーンシーンでビクッとしながら観ていましたが、なかなか面白い内容だしオチでした。エレベーターで上がったり下がったり、電車で行ったり来たりするのがちょっと怖くなりました。 |
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4月17日(月) 「名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)」 MOVIX三好 |
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2023年4月14日(金)公開 / 上映時間:109分 / 製作:2023年(日本) / 配給:東宝
監督:立川譲
江戸川コナン:高山みなみ / 毛利蘭:山崎和佳奈 / 毛利小五郎:小山力也 /
灰原哀:林原めぐみ /
牧野洋輔:沢村一樹 / ジン:堀之紀 / ウォッカ:立木文彦 / ベルモット:小山茉美
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安室透/バーボン:古谷徹 / 三石琴乃 / 井上喜久子 / 木下浩之 / 赤井秀一:池田秀一
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一城みゆ希 / 岸野幸正 |
長女が「エスター ファーストキル」を観たいと言っていたのですが、さすがに私はそういうの(ホラー)はダメなので、別々に違う映画を観るということで今夜ふたりで行ってきました。私は「エスター
」と上映開始時刻の近い「名探偵コナン 黒鉄の魚影」を観ることにしました。「エスター」の観客は娘ひとりだったそうですが、怖い映画をひとりでよく観るなぁと思います。「コナン」は並行して複数シアターでやっているにもかかわらず、さすがに観客はそれなりの入りで、いつものほぼ貸切り状態とは違っていました。久しぶりに観た「コナン」なので、黒ずくめの組織や過去のつながりにややついて行けないところがありましたが、そんなこと関係なくしっかりと楽しめました。 |
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4月13日(木) 「わたしの幸せな結婚」 MOVIX三好 |
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2023年3月17日(金)公開 / 上映時間:115分 / 製作:2022年(日本) / 配給:東宝
監督:塚原あゆ子
久堂清霞:目黒蓮 / 斎森美世:今田美桜 / 斎森真一:高橋努 / 斎森香乃子:山口紗弥加
/ 高石あかり /
花:小林涼子 / 辰石幸次:小越勇輝 / 辰石実:平山祐介 / ゆり江:山本未來
/ 桂子:珠城りょう /
鶴木新:渡邊圭祐 / 鶴木義浪:火野正平 / 五道佳斗:前田旺志郎 / 岡部秀太:西垣匠
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望月東弥:佐藤新 / 宮田建祐:松島庄汰 / 澤村晋平:高橋大翔 / 須藤嗣治:浜田学
/ 帝:石橋蓮司 /
堯人:大西流星 / 枢木忠則:尾上右近 / 賀茂村紀夫:津田健次郎 |
今夜は家族4人で「わたしの幸せな結婚」を観てきました。小説もコミックも知らない私は、タイトルだけみると単なるラブストーリーかと興味持たなかったのですが、予告を見ると単純なラブストーリーとはちょっと違って面白そうなので観たいと思っていました。ウチの女性陣に観たいというとこの映画は全員行きたいというので、みんなの時間の都合のつく今日のレイトショーとなりました。小説やコミックは知りませんが、ストーリーも面白かったし、美世の健気さと変化、清霞のカッコ良さと優しさが心に響きました。特に美世が朝御飯を褒められて泣くシーンはウルウルしちゃいました。それにしても、今田美桜は前髪をおろしていると別人ですね。とても良かったです。 |
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4月10日(月) 「シン・仮面ライダー」 MOVIX三好 |
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2023年3月18日(土)公開[PG-12] / 上映時間:121分 / 製作:2023年(日本)
/ 配給:東映
監督:庵野秀明
本郷猛/仮面ライダー:池松壮亮 / 緑川ルリ子:浜辺美波 / 一文字隼人/仮面ライダー第2号:柄本佑
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ヒロミ/ハチオーグ:西野七瀬 / 緑川弘:塚本晋也 / コウモリオーグ:手塚とおる
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SHOCKER創設者:松尾スズキ / 緑川イチロー/チョウオーグ(仮面ライダー第0号):森山未來 |
今日は(も)暇なので、庵野秀明のシンシリーズは観ておこうと「シン・仮面ライダー」をひとりで観てきました。一応、家族も誘いましたが、「シン・仮面ライダーは観なくていい」と断られました。よくわからない言葉が出てきてストーリーも急ぎ足でしたが、迫力あってまぁまぁ楽しめましたね。柄本佑と浜辺美波がお気に入りなので、それもあったかもしれません。それにしても、仲村トオルと安田顕どこに出てた?長澤まさみはからみは無しで美脚だけ?というくらい贅沢なキャストでした。エンドクレジットでの懐かしい仮面ライダーの歌3曲も心に染みました。ちなみに観客も3名でした。映画の後は、ご飯大盛り無料の穂波大食堂さんのねぎとろ丼でお腹を満たし帰宅です。 |
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3月8日(水) 「鳥」 TV放送 |
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上映時間:119分 / 製作:1963年(米)
監督:アルフレッド・ヒッチコック
ティッピ・ヘドレン / ロッド・テイラー / スザンヌ・プレシェット / ジェシカ・タンディ
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ヴェロニカ・カートライト / ドリーン・ラング / チャールズ・マックグロー
/ ロニー・チャップマン |
たまたまNHK-BSでやっていたヒッチコックの「鳥」。有名だし古い作品なので一度は観たと思うのですが、全く記憶がありません。ボケてすっかり忘れてしまったのか、真面目に観ていなかったのか、定かではありませんが、このラストシーンは中途半端でもやもや感が残るものだったんですね。なぜ鳥が人を襲うようになったのかの理由も無しですし、学校から外に逃げたりひとりで二階の部屋に行くとか、ちょっと理解し難い行動も気になります。今さらこんな有名な映画に対して何言ってんだという話ですが、映画は何度観てもその時々で感じ方が違うということなのかも知れません。 |
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3月2日(木) 「湯道」 MOVIX三好 |
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2023年2月23日(木)公開 / 上映時間:127分 / 製作:2023年(日本) / 配給:東宝
監督:鈴木雅之
三浦史朗:生田斗真 / 三浦悟朗:濱田岳 / 秋山いづみ:橋本環奈 / 高橋瑛子:戸田恵子
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高橋大作:寺島進 / アドリアン:厚切りジェイソン / 山岡照幸:浅野和之 /
堀井豊:笹野高史 /
堀井貴子:吉行和子 / DJ FLOW:ウエンツ瑛士 / 植野悠希:朝日奈央 / 太田与一:吉田鋼太郎
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夙子:夏木マリ / 風呂仙人:柄本明 / 横山正:小日向文世 / 二之湯薫明:角野卓造
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横山舞香:生見愛瑠 / 梶斎秋:窪田正孝 / 梶原善 / 大水洋介 / 森カンナ /
堀内敬子 / 藤田朋子 /
秋山ゆずき / おかやまはじめ / 酒井敏也 / 小林良子:天童よしみ / 竜太:クリス・ハート |
「湯道」はとても面白かったし、感動の涙ありでとても楽しめました。人間の幸せは日々の何気ないことのなかにあるのだとあらためて感じました。毎日、好きなことして過ごせることが幸せですね。 |
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3月2日(木) 「シャイロックの子供たち」 MOVIX三好 |
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2023年2月17日(金)公開 / 上映時間:122分 / 製作:2023年(日本) / 配給:松竹
監督:本木克英
西木雅博:阿部サダヲ / 北川愛理:上戸彩 / 田端洋司:玉森裕太 / 九条馨:柳葉敏郎
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古川一夫:杉本哲太 / 滝野真:佐藤隆太 / 沢崎肇:柄本明 / 石本浩一:橋爪功
/ 黒田道春:佐々木蔵之介 |
今日は天気がイマイチだったので、ちょうど期限切れ間近の誕生日クーポンを使って気になっていた映画を観てきました。最初は「シャイロックの子供たち」だけを観るつもりでしたが、「シャイロックの子供たち」を観たあとちょうど「湯道」が始まる時間だったので「湯道」も観てきました。「シャイロックの子供たち」は、面白かったけどもうちょっと痛快さがほしかったかな。 |
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1月5日(木) 「すずめの戸締まり」 MOVIX三好 |
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2022年11月11日(金)公開 / 上映時間:122分 / 製作:2022年(日本) / 配給:東宝
監督:新海誠
岩戸鈴芽:原菜乃華 / 宗像草太:松村北斗 / 岩戸環:深津絵里 / 松本白鸚 /
岡部稔:染谷将太 /
二ノ宮ルミ:伊藤沙莉 / 海部千果:花瀬琴音 / 岩戸椿芽:花澤香菜 |
こちらは先入観なく観たので、勝手に自分で想像していたストーリーとは異なっていて新鮮でした。ただ、見終わってもいくつかの疑問が残ったままで、「君の名は」(「天気の子」は観ていません)の時のような最後の納得感がありませんでした。私の解釈や理解や感性が足りないのかもしれません。そういう疑問を気にしないならば、迫力はありましたし、テンポも良かったですし、ラストシーンはジーンと来ましたし、全体的に楽しめる映画でした。 |
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1月5日(木) 「月の満ち欠け」 MOVIX三好 |
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2022年12月2日(金)公開 / 上映時間:128分 / 製作:2022年(日本) / 配給:松竹
監督:廣木隆一
小山内堅:大泉洋 / 正木瑠璃:有村架純 / 三角哲彦:目黒蓮 / 小山内梢:柴咲コウ
/ 緑坂ゆい:伊藤沙莉 /
正木竜之介:田中圭 / 小山内瑠璃:菊池日菜子 / 中西:寛一郎 / レコードショップ店長:波岡一喜
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小山内和美:丘みつ子 / 荒谷清美:安藤玉恵 |
大泉洋と有村架純主演なら観ておきたいとずっと前から思っていた「月の満ち欠け」を観てきました。家族も誘ったのですが、忙しいようで私ひとりでの鑑賞です。この映画は、事前にネットで(あまり良くない)評判を確認していたのですが、やっぱり先入観無しで観たほうが良かったですね。前世の記憶とか生まれ変わりとかいう非現実的なことをマイナスに感じればダメですし、人の愛するという思いの強さや親子の関係の強さを感じればとてもいい映画だと、評価は分かれそうです。私は後者。最近涙もろい私にしてはラストシーンでウルッときただけですが、爽やかで幸福な感じに包まれました。子どもが私を親に選んでくれたのかなぁ、とか、それに見合う愛情をそそげたのかなぁとか、あとでいろいろと心にきましたね。やっぱり、人はどう家族や人とかかわり、優しく生きられるかですね。 |
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1月1日(日) 「君の膵臓をたべたい」 TV放送 |
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2017年7月28日(金)公開 / 上映時間:115分 / 製作:2017年(日本) / 配給:東宝
監督:月川翔山内
桜良:浜辺美波 / 【僕】:北村匠海 / 恭子:大友花恋 / ガム君:矢本悠馬 /
委員長:桜田通 /
栗山:森下大地 / 宮田一晴:上地雄輔 / 恭子(12年後):北川景子 / 【僕】(12年後):小栗旬 |
5年前のこの映画、録画もしてあって何度も見ているし、YouTubeの永井龍雲の「めぐりあわせ」でも見ているのであたらしい感情や思いは無いと思っていたのですが、元日の深夜、テレビで放送されていたのでなんとなく見始めました。今までは、健気な女子高生と自分の中に閉じこもる男子高生の悲しい別れの純愛の恋愛ドラマという枠で感動して涙していましたが、今回あらためてみたら、この映画も人生における人との関わり方や、本当の優しさについて考えさせられる台詞が多々あり、あらたな思いで涙してしまいました。当たり前のことが心に突き刺さるというのは、いかに今まで自分中心に生きてきたかということかもしれません。
「生きることは誰かと心通わせること、誰かを認める、好きになること」
「誰とも関わらないでたったひとりで生きていることは強くてすごいこと。だからその勇気をみんなにわけてあげて、鬱陶しくてもまどろっこしくっても沢山の人と心を通わせて私のぶんまで生きて。」
恋人に対してだけではなく、すべての大切な人に対しての言葉として刺さります。 |
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12月30日(金) 「Dr.コトー診療所」 MOVIX三好 |
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2022年12月16日(金)公開 / 上映時間:135分 / 製作:2022年(日本) / 配給:東宝
監督:中江功
五島健助:吉岡秀隆 / 五島彩佳:柴咲コウ / 原剛利:時任三郎 / 西山茉莉子:大塚寧々
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安藤重雄:泉谷しげる / 和田一範:筧利夫 / 星野正一:小林薫 / 西野那美:生田絵梨花
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織田判斗:高橋海人 / 和田ミナ/仲依ミナ:蒼井優 / 杉本竜一:神木隆之介 /
安藤リカ:伊藤歩 /
鳴海慧:堺雅人 |
今日はひとりで「Dr.コトー診療所」を観てきました。心が荒んでいるときに観たからか、コトー先生の島の人に対する思い、剛洋に対する父親の剛利やまわりの人の思いに、人の優しさについてあらためて考えさせられました。どこから泣き始めたか忘れたくらいに後半は涙が流れて困ってしまいました。今もこの文章をうちながら、鼻水ズルズルです。自分を顧みての感情なので一般的な反応ではないかもしれませんが、私はもっと優しい人間にならないとダメですね。 |
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5月28日(土) 「大河への道」 MOVIX三好 |
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2022年5月20日(金)公開 / 上映時間:112分 / 製作:2022年(日本) / 配給:松竹
監督:中西健二
梅さん/梅安:立川志の輔 / 池本保治/高橋景保:中井貴一 / 木下浩章/又吉:松山ケンイチ
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小林永美/エイ:北川景子 / 安野富海/トヨ:岸井ゆきの / 各務修/修武格之進:和田正人
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吉山朗/吉之助:田中美央 / 山本友輔/友蔵:溝口琢矢 / 西村まさ彦 / 和田善久/綿貫善右衛門:平田満
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千葉県知事/徳川家斉:草刈正雄 / 加藤浩造/源空時和尚:橋爪功 |
今日は奥さんと長女と3人で「大河への道」を観てきました。この映画はいい意味で裏切られました。ただのドタバタコメディかと思っていましたが、最後の家斉に出来上がった日本地図を見せる場面は感動でウルウル状態でした。伊能忠敬の偉業やそれを支えた名もない人たちのことも考えさせられました。最後の玉置浩二の「星路」も感動的でした。個人的には「シン・ウルトラマン」よりもこちらのほうが好みです。 |
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5月22日(日) 「シン・ウルトラマン」 MOVIX三好 |
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2022年5月13日(金)公開 / 上映時間:113分 / 製作:2021年(日本) / 配給:東宝
監督:樋口真嗣
神永新二:斎藤工 / 浅見弘子:長澤まさみ / 滝明久:有岡大貴 / 船縁由美:早見あかり
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宗像龍彦:田中哲司 / 田村君男:西島秀俊 / メフィラス:山本耕史 / 岩松了
/ 長塚圭史 /
嶋田久作 / 益岡徹 / 山崎一 / 和田聰宏 |
朝イチで「シン・ウルトラマン」を娘と観てきました。なかなか面白くて迫力あって楽しめましたねぇ。いつもなら観る前にパンフレットを買うのですが、今日は朝イチなので売り切れなんか思ってもいなかったしトイレにも行きたかったので観たあとで買いに行ったのですが、目の前で売り切れてしまいました。余韻に浸ってゆっくり食事と思っていましたが、あわてて別の映画館に行ってなんとか買うことができました。余裕かましてた自分が悪いので大反省です。(同じしくじりは二度目) |
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2月6日(日) 「大怪獣のあとしまつ」 MOVIX三好 |
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2022年2月4日(金)公開 / 上映時間:115分 / 製作:2021年(日本) / 配給:松竹=東映
監督:三木聡
帯刀アラタ:山田涼介 / 雨音ユキノ:土屋太鳳 / 雨音正彦:濱田岳 / 敷島征一郎:眞島秀和
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蓮佛紗百合:ふせえり / 杉原公人:六角精児 / 竹中学:矢柴俊博 / 川西紫:有薗芳記
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椚山猫:SUMIRE / 道尾創:笠兼三 / 甘栗ゆう子:MEGUMI / 五百蔵睦道:岩松了
/ 中島隼:田中要次 /
ユキノの母親:銀粉蝶 / 中垣内渡:嶋田久作 / 財前二郎:笹野高史 / ブルース(青島涼):オダギリジョー
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西大立目完:西田敏行 / 真砂千:菊地凛子 / 食堂のサヨコ:二階堂ふみ / 武庫川電気:染谷将太
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八見雲登:松重豊 |
ちょっと気になっていた「大怪獣のあとしまつ」を奥さんと長女と3人で観てきました。コメディなのか真面目なのかシーン、シーンでの切り替えが必要。コメディとして大怪獣のあとしまつに紛争するドタバタ展開を楽しみましたが、正直に言えばコメディならばもっと徹底してわかりやすいカメラワークと展開にしてほしいかなと思いました。ちなみにウンコとゲロの間の臭いは銀杏だそうです。 |
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1月5日(水) 「99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE」 MOVIX三好 |
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2021年12月30日(木)公開 / 上映時間:119分 / 製作:2021年(日本) / 配給:松竹
監督:木村ひさし
深山大翔:松本潤 / 佐田篤弘:香川照之 / 河野穂乃果:杉咲花 / 明石達也:片桐仁
/ マギー /
中塚美麗:馬場園梓 / 落合陽平:馬場徹 / 佐田由紀子:映美くらら / 坂東健太:池田貴史
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加奈子:岸井ゆきの / 南雲恭平:西島秀俊 / 重盛守:道枝駿佑 / 南雲エリ:蒔田彩珠
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重盛寿一:高橋克実 / 太田保:ベンガル / 山本貴信:渋川清彦 / 若月昭三:石橋蓮司
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大友修一:奥田瑛二 / 川上憲一郎:笑福亭鶴瓶 / 斑目春彦:岸部一徳 / 立花彩乃:榮倉奈々
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尾崎舞子:木村文乃 / 丸川貴久:青木崇高 |
正月休みの締めは、TBS系で年末から年始にかけてまとめて再放送されてハマってしまった「99.9-刑事専門弁護士-THE
MOVIE」を長女と観てきました。なかなか楽しめましたが、毎度の「太陽にほえろ」のパロディは長女にはわからなかったようです。 |
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9月18日(土) 「科捜研の女 -劇場版-」 MOVIX三好 |
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2021年9月3日(金)公開 / 上映時間:108分 / 製作:2021年(日本) / 配給:東映
監督:兼崎涼介
沢口靖子 / 内藤剛志 / 若村麻由美 / 風間トオル / 金田明夫 / 斉藤暁 / 西田健
/ 渡部秀 / 山本ひかる /
伊東四朗 / 福山潤 |
家族があまり乗り気ではなさそうだったので、夜にひとりで見に行こうと「科捜研の女
-劇場版-」を予約したのですが、それを聞いた長女が私も行きたいというので、ふたりで観てきました。話を聞くと実は長女も「科捜研の女」を好きでよく見ているそうで、ふたりでしっかりと楽しめました。沢口靖子はアップでもシワ等皆無でとても56歳とは思えません。ストーリーにはどんどん引き込まれていきますし、通(ツウ)しかわからない面白さも随所にあって、ふたりとも大満足でした。ただラストシーンは、京都といっても架空の町と思わないといけないとはわかっているのですが、私も長女も東福寺は何度も行っていますので、夜の通天橋は入れないよねと、ついリアルな感想が先に立ってしまいました。 |
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6月14日(日) 「翔んで埼玉」 TV放送 |
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2019年2月22日(金)公開 / 上映時間:107分 / 製作:2018年(日本) / 配給:東映
監督:武内英樹
壇ノ浦百美:二階堂ふみ / 麻実麗:GACKT / 阿久津翔:伊勢谷友介 / 菅原好海:ブラザートム
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菅原真紀:麻生久美子 / 菅原愛海:島崎遥香 / 五十嵐春翔:成田凌 / 壇ノ浦建造:中尾彬
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埼玉県人の青年:間宮祥太朗 / 下川信男:加藤諒 / おかよ:益若つばさ / 壇ノ浦恵子:武田久美子
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西園寺宗十郎:麿赤兒 / 神奈川県知事:竹中直人 / 埼玉デューク:京本政樹 |
ずっと観てみたいと思っていた映画がテレビでやっていたので観ました。文句なしに面白い映画でした。 |
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8月21日(火) 「カメラを止めるな!」 イオンシネマ豊田KiTARA |
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2018年6月23日(土)公開 / 上映時間:96分 / 製作:2017年(日本) / 配給:ENBUゼミナール
監督:上田慎一郎
日暮隆之:濱津隆之 / 日暮真央:真魚 / 日暮晴美:しゅはまはるみ / 神谷和明:長屋和彰
/ 細田学:細井学 /
山ノ内洋:市原洋 / 山越俊助:山崎俊太郎 / 大沢真一郎 / 笹原芳子:竹原芳子
/ 松浦早希:浅森咲希奈 /
吉野美紀:吉田美紀 / 栗原綾奈:合田純奈 / 松本逢花:秋山ゆずき |
病院帰りに、話題の「カメラを止めるな!」を観てきました。最初は怖さが先に立ちしまったという感じが強かったですが、そのあとその裏をみてみると、これはめっちゃ面白かったです。最初の怖さなんて感じた自分がおバカに見えました。もう一度見てみたくなります。絶対に途中で席を立ってはいけません。 |
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2月10日(土) 「星めぐりの町」 109シネマズ |
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2018年1月27日(土)公開 / 上映時間:108分 / 製作:2018年(日本) / 配給:ファントム・フィルム
監督:黒土三男
島田勇作:小林稔侍 / 島田志保:壇蜜 / 木内政美:荒井陽太 / 五郎:神戸浩
/ 加藤:六平直政 /
社長:平田満 / 弥生:高島礼子 |
豊田市が舞台ということで、一応観ておこうと思っただけでしたが、予想外に、素朴で優しくてほのぼのとした良い映画でした。単純な男なので、しっかりと泣いてしまいました。主人公の軽トラのナンバーが、にいよんぱぁ(248)というのは、地元ウケ狙いか、笑ってしまいました。 |
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12月16日(土) 「DESTINY鎌倉ものがたり」 109シネマズ |
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2017年12月9日(土)公開 / 上映時間:129分 / 製作:2017年(日本) / 配給:東宝
監督:山崎貴
一色正和:堺雅人 / 一色亜紀子:高畑充希 / 本田:堤真一 / 死神:安藤サクラ
/ 貧乏神:田中泯 /
キン:中村玉緒 / 本田里子:市川実日子 / ヒロシ:ムロツヨシ / 稲荷刑事:要潤
/ 川原刑事:大倉孝二 /
恐山刑事:神戸浩 / 大仏署長:國村隼 / 天頭鬼:古田新太 / 一色絵美子:鶴田真由
/ 女将:薬師丸ひろ子 /
瀬戸優子:吉行和子 / 優子の旦那:橋爪功 / 甲滝五四朗:三浦友和 |
「鎌倉ものがたり」を観てきました。最初はほのぼのとしたエピソードの連続だったけど、後半の黄泉の国に行くくだりからは、VFX技術を駆使した素晴らしくて迫力あるストーリで、最後はじーーんと心に感動を与えてくれました。前半のエピソードがうまく後半の布石となっています。原作のいくつかの単発物語を組み合わせて、ひとつの壮大な物語にとてもうまく作り上げられていることに感心しました。それにしても、高畑充希はかわいすぎますね。
野暮な見方ですが、鎌倉を知っていると突っ込みたくなるところがいくつかあります。一色邸に向かう車、江ノ電鎌倉高校前の踏切をわたり、七里ヶ浜の江ノ電脇を走り、見えるはずない鎌倉大仏の横を通り、浄智寺の脇を山の方に向かっていく。そして、最寄りの江ノ電の駅が極楽寺駅という場所。私の知識ではありえません。鎌倉の雰囲気と時代を伝える導入部分として軽く流すところなのでスルーするところです。それと遊園地は原作はディズニーランドだったけど映画はゼズニーランド。横浜ならばドリームランドのほうがリアル感あると思うですが。 |
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10月21日(土) 「ナミヤ雑貨店の奇蹟」 109シネマズ |
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2017年9月23日(土)公開 / 上映時間:129分 / 製作:2017年(日本) / 配給:KADOKAWA=松竹
監督:廣木隆一
矢口敦也:山田涼介 / 田村晴美:尾野真千子 / 浪矢雄治:西田敏行 / 小林翔太:村上虹郎
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麻生幸平:寛一郎 / 皆月暁子:成海璃子 / セリ:門脇麦 / 松岡克郎:林遣都
/ セリ(少女時代):鈴木梨央 /
川辺映子:山下リオ / 刈谷:手塚とおる / PANTA / 浪矢貴之:萩原聖人 / 松岡健夫:小林薫
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田代秀代:吉行和子 |
こんな天気の悪い日は、映画日和、というわけで、東野圭吾のこの映画を観てきました。時間の関係がややこしいですが、とても良かったです。東野圭吾らしい緻密な話の繋がりでした。恥ずかしながら、涙と鼻水をまわりに気づかれぬようにするのが大変でした。 |
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3月25日(土) 「相棒-劇場版IV-首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断」 MOVIX三好 |
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2017年2月11日(土)公開 / 上映時間:120分 / 製作:2017年(日本) / 配給:東映
監督:橋本一
杉下右京:水谷豊 / 冠城亘:反町隆史 / 社美彌子:仲間由紀恵 / 神戸尊:及川光博
/ 甲斐峯秋:石坂浩二 /
黒衣の男:北村一輝 / マーク・リュウ:鹿賀丈史 / 鷺沢瑛里佳:山口まゆ /
佐橋健作:益岡徹 / 菅原大吉 /
篠井英介 / 岩井孝信:江守徹 / 月本幸子:鈴木杏樹 / 伊丹憲一:川原和久 /
芹沢慶二:山中崇史 /
角田六郎:山西惇 / 米沢守:六角精児 / 大河内春樹:神保悟志 / 中園照生:小野了
/ 内村完爾:片桐竜次 |
「相棒 劇場版W」は、それなりに面白いストーリで楽しめましたが、ちょっと現実感がなかったかな。 |
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10月8日(土) 「君の名は。」 MOVIX三好 |
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2016年8月26日(金)公開 / 上映時間:105分 / 製作:2016年(日本) / 配給:東宝
監督:新海誠
立花瀧:神木隆之介 / 宮水三葉:上白石萌音 / 奥寺ミキ:長澤まさみ / 宮水一葉:市原悦子
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勅使河原克彦:成田凌 / 名取早耶香:悠木碧 / 藤井司:島崎信長 / 高木真太:石川界人
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宮水四葉:谷花音 |
レイトショーで、ただいま大ヒット中の映画、「君の名は。」を観てきました。話題になっているのでとりあえず観ておこうかなという感じで観に行ったのですが、そんな気持ちを吹き飛ばすほど面白くて感動する映画でした。事前知識は何もなかったので、単なる恋愛アニメかと思っていましたが、とんでもない。最初の展開はよくあるパターンなので、このあとどう興味を繋げていくのかなと思っていたら、突然ミステリー風の壮大で奥深い展開となり、ひとつひとつのシーンや台詞に大切な意味があって、最後までストーリの中に引き込まれてしまい楽しませてくれました。映像も、田舎の風景、都会の風景ともとても緻密で美しく描かれていて、アニメであることを忘れてしまうほどでした。体が震えるような感じになる悲劇と迫力のシーン、相手を思う心の切なさと恋心とそれが通じ合う感動のシーン、そしてわざとらしさを感じさせない笑いのシーン、もうバランス感覚最高の素晴らしい作品でした。(入れ替わりすぐに初めての人間関係で生活ができるのかという突っ込みどころもありましたけどね。(^_^;))
今回は娘は行かなかったので、今度は娘たちと一緒にもう一度観ようかなと思っています。 |
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8月27日(土) 「シン・ゴジラ」 MOVIX三好 |
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2016年7月29日(金)公開 / 上映時間:120分 / 製作:2016年(日本) / 配給:東宝
監督:庵野秀明
内閣官房副長官 矢口蘭堂:長谷川博己 / 内閣総理大臣補佐官 赤坂秀樹:竹野内豊
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米国大統領特使 カヨコ・アン・パタースン:石原さとみ /
環境省自然環境局野生生物課課長補佐 尾頭ヒロミ:市川実日子 / 農林水産大臣
里見祐介:平泉成 /
防衛大臣 花森麗子:余貴美子 / 内閣総理大臣 大河内清次:大杉漣 / 統合幕僚長
財前正夫:國村隼 /
内閣官房副長官秘書官 志村祐介:高良健吾 / 内閣官房長官 東竜太:柄本明 |
レイトショーで、シン・ゴジラを観てきました。ゴジラと破壊シーンはすごいのひとこと。特に、夜のゴジラが口や背中から炎や光線を出すところは、鳥肌がたつほど迫力がありました。ゴジラに対する日本や世界の対応も、現在の問題点を滑稽に織り込まれていて、政治や核について考えさせられるところが多かったです。その会話を確認するために、もう一度観たくなるのもわかります。ただ、全体としては、超リアルを目指しているわりには、跳ねあがる電車爆弾みたいな子供だましがあったり、つじつまがあわないところがあったりと、本気で入り込んで楽しむことはできないところもありました。ラストシーンは意味深でしたが、思っていたほどのネタバレが気になる意外性もなかったし、私としては期待に対しては少し消化不良だったかなという感想です。 |
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6月16日(月) 「パンドラの約束」 トヨタ自動車(株) |
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2014年4月19日(土)公開 / 上映時間:87分 / 製作:2013年(米) / 配給:トラヴィス
監督:ロバート・ストーン |
勤務先で「パンドラの約束」を観ました。原発反対、原発ゼロと、正義感だけで主張する人たちには、たぶん何も届かないかもしれない。実はそれが一番怖いと思います。自分の考えや主張は自由であるべきですが、感情的なものは排除した冷静な分析力と判断力は必要です。映画としては淡々と進む面白くない映画ですが、原発の必要性や重要性を地球規模の環境問題から論じている点は十分説得力があるし、しっかりと耳を傾けるべきことであることは確かです。もっともっと、いろんな視点から勉強をする必要があると感じました。
映画を観る前の個人的な原発に対する考え方としては、
@クリーンで効率的で安価で安定的なエネルギー確保は、原発しかない。
A人間は、原発を十分安全にコントロールできているとは言えない。
B少量の放射線が人間に致命的な影響を与える境目が明確になっていない。
C一般論として、問題があるからといってそれを放棄するのでは短絡的。
D原発反対じゃなければ人間じゃない、原発反対のためなら何をしてもよいというような風潮に疑問。
というような程度でしたが、鑑賞後は、原発の重要性をもっと地球的な規模から思い知らされました。みんなが原発を恐れる一番のポイントはAとBなので、これがもっと明確になり、誰もが冷静に判断できるようになればと願います。 |
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12月31日(火) 「永遠の0」 MOVIX三好 |
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2013年12月21日(土)公開 / 上映時間:144分 / 製作:2013年(日本) / 配給:東宝
監督:山崎貴
宮部久蔵:岡田准一 / 佐伯健太郎:三浦春馬 / 松乃:井上真央 / 井崎:濱田岳
/ 景浦:新井浩文 /
大石:染谷将太 / 武田:三浦貴大 / 上田竜也 / 佐伯慶子:吹石一恵 / 景浦(現代):田中泯
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武田(現代):山本學 / 清子:風吹ジュン / 長谷川(現代):平幹二朗 / 井崎(現代):橋爪功
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賢一郎:夏八木勲 |
年末の大掃除や片づけが一段落した今日、家族で「永遠の0」を観てきました。人気映画ではありますが、さすがに大晦日の夕方の上映では、お客さんもガラガラでゆっくりと静かな雰囲気で楽しむことができました。「永遠の0」は小説を読んでストーリはわかっているにもかかわらず、涙無くしては観ることができませんでした。最初の松乃の葬儀での賢一郎が悲しみに崩れ落ちるシーンからもう泣いてしまいました。祖父の話をしてくれる戦友の話にもひとつひとつ感動があり、それぞれでジーンときます。宮部久蔵自身は戻ってきませんでしたが、いろんな人の心の中に宮部久蔵を残してきた、そういう生き方をしたいと思いますが、もう私の年では遅いですね。こういう映画には感動しても、戦争をきちんと理解できているかというと、私を含めて今の日本人はきちんと理解ができていないと思います。時代が悪かったとか、大本営が悪かったとか、教育やマスコミが悪かったとかいいますが、すべての普通の人たちが、人や命を大切にし愛する心を宮部久蔵のようにもっと強く語ることができれば、あの戦争はもっと違ったものになったかも知れません。また、それが出来なかったという普通の人間の弱さもきちんと理解しないといけません。余談ですが、身体に障害を受けた復員兵(傷痍軍人)は定職につくのが難しく、私が子どもの頃にも神社などで物乞いをするそういう人たちの姿があったことを覚えています。万歳で送り出した人たちなのに、傷ついた人たちへの偏見や差別。世の中の目は刻々変わる危ういものであり、どこを中心に考えるかで評価も変わるということを自覚し、自分の考え方の物差しはできるかぎり不変のものであろうと思いますが、なかなか難しいのが現状です。 |
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6月29日(土) 「時代屋の女房」 TV放送 |
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上映時間:97分 / 製作:1983年(日本) / 配給:松竹
監督:森崎東
夏目雅子 / 渡瀬恒彦 / 大坂志郎 / 津川雅彦 / 藤木悠 / 藤田弓子 / 初井言榮 |
BSでやっていたので、久しぶりに「時代屋の女房」を観ました。この映画は、30年前、結婚前の奥さんと映画館に観に行った映画です。そのときに買ったパンフレットも、ちゃんと残してあります。当時は、あまり感動した記憶は無いのですが、今回は、ラストシーンで泣きそうになりました。30年で、人を大切に思う気持ちが少しはわかるようになったのか、それとも単なる老化現象か。それにしても、夏目雅子は本当に素敵な女優さんでした。 |
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12月1日(日) 「清須会議」 MOVIX三好 |
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2013年11月9日(土)公開 / 上映時間:138分 / 製作:2013年(日本) / 配給:東宝
監督:三谷幸喜
柴田勝家:役所広司 / 羽柴秀吉:大泉洋 / 池田恒興:佐藤浩市 / 丹羽長秀:小日向文世
/ 織田信長:篠井英介 /
お市様:鈴木京香 / 織田信雄:妻夫木聡 / 織田三十郎信包:伊勢谷友介 / 織田信孝:坂東巳之助
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松姫:剛力彩芽 / 中村勘九郎 / 前田利家:浅野忠信 / 黒田官兵衛:寺島進 /
滝川一益:阿南健治 /
堀秀政:松山ケンイチ / 前田玄以:でんでん / 市川しんぺー / 明智光秀:浅野和之
/ 森蘭丸:染谷将太 /
瀬戸カトリーヌ / 近藤芳正 / 寧:中谷美紀 / 戸田恵子 / 梶原善 / 枝毛:天海祐希
/ 更級六兵衛:西田敏行 |
身内の不幸で悲しんでばかりいるのもと思って、心地よく笑える映画ということで家族も私も観たいと思っていた「清須会議」を観てきました。日曜日の12月1日はファーストデーサービスでひとり1000円というのも後押ししてくれました。「清須会議」、やっぱり良かったですね。しっかりと楽しめました。「水曜どうでしょう」で若い頃から大泉洋をみている私としては、「大泉洋クン、立派になったねぇ〜」とまず声をかけたくなりました。三谷幸喜が大泉洋の良さをよく引き出していたと思います。大泉洋だけではなく、役所広司はじめすべての役者が生き生きと楽しんで演じているという雰囲気が良く出ていました。旗取りゲームのシーンのような腹を抱えて笑えるシーンがもっと多くてもいいかなとも思いましたが、クスッと笑えるシーンは随所にあるし、清須会議という歴史の裏側っぽいものも味わえるので、これはこれで良かったです。生前の更級六兵衛さんにも出会えましたし。 |
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8月18日(日) 「風立ちぬ」 MOVIX三好 |
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2013年7月20日(土)公開 / 上映時間:126分 / 製作:2013年(日本) / 配給:東宝
監督:宮崎駿
堀越二郎:庵野秀明 / 里見菜穂子:瀧本美織 / 本庄季郎:西島秀俊 / 黒川:西村雅彦
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カストルプ:スティーブン・アルパート / 里見:風間杜夫 / 二郎の母:竹下景子
/ 堀越加代:志田未来 /
服部:國村隼 / 黒川夫人:大竹しのぶ / カプローニ:野村萬斎 |
レイトショーで奥さんと長女と3人で「風立ちぬ」を観てきました。この映画は、なかなか評価の難しい映画です。宮崎アニメファンならば、それぞれの場面で作者が表現したいことや、登場人物の行動の必然性をすぐに理解できるかもしれませんが、そうでない人にとっては、ちょっと不親切でわかりにくい映画だと思いました。その理由は三つあって、一つ目は、ふたつの物語(「堀越二郎の素晴らしい飛行機を作りたいという夢」と「堀辰雄のサナトリウム恋愛」)を融合することによって観客に伝えたいことがわかりにくいこと、二つ目は、そのふたつの物語を掘り下げてきちんと表現するには時間不足で中途半端になっていること、三つ目は、時間の流れ、現実と夢の中の出来事がめまぐるしく変化してそれについて行きづらいこと。そういう理由で、この映画はストーリーの枠を超えて宮崎駿の世界が理解ができる人でないと、良さがわからないのかも知れません。少なくとも、私はその良さがわからないままラストシーンを迎えてしまいました。私の考えとしては、映画はわかりやすいことが一番で、笑いや感動、涙の繰り返しが醍醐味であり魅力だと思っています。そういう意味では、この映画は最初から最後まで観客も私もシーンとしたままで淡々と流れていったような気がしました。作り手と受け手の間に少しギャップがあるのかも知れません。喫煙シーンもそのひとつかもしれません。先に書いた三つの理由以外に、細部でも随所そういうところがあって、最初に書いたように「評価の難しい映画」というのが私の正直な感想です。 |
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8月15日(水) 「終戦のエンペラー」 MOVIX三好 |
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2013年7月27日(土)公開 / 上映時間:107分 / 製作:2012年(米) / 配給:松竹
監督:ピーター・ウェーバー
マシュー・フォックス / トミー・リー・ジョーンズ / 西田敏行 / 初音映莉子
/ 桃井かおり / 伊武雅刀 |
終戦記念日にあわせたわけではないのですが、今日は「終戦のエンペラー」を観てきました。ストーリは、マッカーサー元帥が、本国の「この戦争の真の意味での責任者を探し処分せよ」という命に対して、部下のボナー・フェラーズ准将に天皇の責任を極秘調査するように命じ事実を明らかにしていくというもので、どちらかというと会話が主体の地味な展開の映画です。特に悲惨な光景などが出てくるわけではないのですが、戦争の悲惨や悲しみが強く心に伝わってきました。実話をもとにフィクションを織り交ぜているので、本当の真実は何なのかということはいろんな見方や考えがあると思いますが、いろんな人の「過ちと賢明な努力」の結果として、今の平和な日本があるということは紛れも無い事実で、それは忘れてはいけないと思います。戦争責任とは?日本人とは?天皇とは?そういうことを、人それぞれによく勉強し考えて、自分の中でひとつの回答を持っていることが、日本人の国際化の一歩のような気がしました。とてもいい映画だったと思います。なお、余談ですが、私が感じた一番のこの映画の欠点は、マッカーサー元帥がBOSSコーヒーの宇宙人ジョーンズに見えてしまうということでしょうか。 |
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3月25日(日) 「ライアーゲーム -再生-」 MOVIX三好 |
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2012年3月3日(土)公開 / 上映時間:131分 / 製作:2012年(日本) / 配給:東宝
監督:松山博昭
秋山深一:松田翔太 / 篠宮優:多部未華子 / アリス:芦田愛菜 / Ω:江角マキコ
/ 猿川ケンジ:高橋ジョージ /
坂巻マイ:濱田マリ / 赤城コウタ:要潤 / 安川ノリヒコ:春海四方 / 阿部ユキコ:斎藤陽子
/ 川村陽子 /
桐生ノブテル:新井浩文 / 犬塚エイコ:野波麻帆 / 嶋タカヒロ:池田鉄洋 /
下原田オサム:竜星涼 /
和田タツジ:大野拓朗 / 村田テツヤ:前田健 / ヨコヤノリヒコ:鈴木一真 /
月乃エミ:小池栄子 /
福永ユウジ:鈴木浩介 / 谷村光男:渡辺いっけい / 張本タカシ:船越英一郎 |
見たかった「ライアーゲーム -再生-」を今日見てきました。娘たちも観たいというので、奥さんと長女と末娘の4人で行ってきました。「ライアーゲーム
ザ・ファイナルステージ」でライアーゲーム事務局は壊滅ということになっていましたが、今回は一部の出資者の秋山への報復ということで、またライアーゲームが始まるという筋書き煮なっています。今回から、戸田恵梨香演じる「ナオちゃん」にかわって多部未華子演じる「ユウちゃん」がヒロイン(秋山のパートナー)となります。そういう意味合いで、あらたな戦いの「再生」ということで、それがサブタイトルになっているようです。その「再生」で繰り広げられるゲームは、「椅子取りゲーム」です。その中で、誰も負けることなくゲームを終わらせたいということで人を信じていくというのが、「ユウちゃん」の役どころで、それは今までの「ナオちゃん」と大きな違いはありません。ただ、「ナオちゃん」の騙されても騙されても純粋なまでに人を信じるという先天的な一本気な感じではなく、迷いながらもその方向に信じて行きたいという、いわば後天的な感じのするキャラクターに感じられました。大筋としては予想通りの展開ながらも、おおそうだったのか!と感心させられる展開となって、なかなか面白かったと思います。家族も楽しんでいたので、みんなで見に行って良かったと思います。 |
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1月12日(木) 「はやぶさ 遥かなる帰還」 トヨタ自動車(株) |
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2012年2月11日(土)公開 / 上映時間:136分 / 製作:2012年(日本) / 配給:東映
監督:瀧本智行
山口駿一郎:渡辺謙 / 藤中仁志:江口洋介 / 井上真理:夏川結衣 / 鎌田悦也:小澤征悦
/ 松本夏子:中村ゆり /
森内安夫:吉岡秀隆 / 木下治夫:石橋蓮司 / 丸川靖信:藤竜也 / 東出博:山崎努
/ 嶋田久作 / 近藤芳正 /
蟹江一平 / 笠兼三 / 橋本一郎 / 宮下裕治 / 増田修一朗 / 永倉大輔 / 長嶋一茂
/ モロ師岡 / ピエール瀧 |
勤務先で「はやぶさ 遥かなる帰還」の映画上映会がありました。勤務先の技術者を中心に組織された社内団体が企画したもので、来月11日の公開に先駆けての上映です。「絶対にあきらめない」という日本の技術者魂を、我々も技術者としてもう一度再認識し行動に移そうという主旨だと思いますが、公開前の映画を一企業の社内団体が実現させるというのは、すごいことではあります。渡辺謙が主役ということで、重厚な作りの映画だと予想していましたが、その予想を裏切らずとても面白くて良い映画だったと思います。はやぶさが地球に戻って来たときは、「よく戻って来た!」とはやぶさを擬人化した感情を持ってしまうほど入り込むことができました。帰還カプセルを切り離したあと、本体が大気圏突入で燃え尽きていく場面は、ジーンとして目頭が熱くなってしまいました。はやぶさの宇宙航海の映像も地球突入の映像も、非常にリアルに再現されていて、見ごたえがありました。技術者魂もうまく描かれていて、困難に立ち向かう技術者の挑戦や気概や葛藤や悔しさを共有することができましたし、プロジェクトリーダーに必要なものも感じ取ることができました。また、はやぶさ製作を支える、ものづくり技術を持った町工場の気概も織り込まれていて、日本が、もう一度ものづくりで世界をリードするためにはいろんな施策が必要だということを、あらためて強く考えさせられました。「日本の技術力、頑張らないと!」という気持ちになって、久しぶりに心奮い立つ感覚を持つことができました。 |
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8月11日(木) 「ゲド戦記」 TV録画 |
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2006年7月29日(土)公開 / 上映時間:115分 / 製作:2006年(日本) /
配給:東宝=スタジオジブリ=電通=博報堂=DYMP=ディズニー=三菱商事=日本テレビ
監督:宮崎吾朗
アレン:岡田准一 / テルー:手嶌葵 / ゲド:菅原文太 / クモ:田中裕子 / ウサギ:香川照之
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テナー:風吹ジュン / ハジア売り:内藤剛志 / 女主人:倍賞美津子 / 王妃:夏川結衣
/ 国王:小林薫 |
「コクリコ坂から」公開にあたり、7/15にテレビで放映された「ゲド戦記」の録画を、夏休み初日の今日観ました。「ゲド戦記」の当時の評価はあまりよくないと聞いていたので、どんな感じなのかなと思って見始めましたが、見終わった感想は、けっこう面白かったし、メッセージ性もけっこうストレートで、全然出来の良くない作品ではないと思いました。「コクリコ坂から」の最初の淡々とした流れや伝えたいことが直接的ではないことに比べれば、非常にわかりやすい、非常に引き込まれる、そんな感じでした。宮崎吾郎監督作品というフィルターが、かなり厳しい見方になってそういうところを許さない評価になっているところがあるんでしょうね。これが宮崎駿監督作品ということで公開されていたら、どういう評価になっていたのか、非常に興味深いところです。私にとっては、「ゲド戦記」は人間の心の中の物語で、生きることに迷い苦しみ、その中で、自分なりの生死に関する考え方を新たにしていく空想的童話的物語であり、ハイタカもアレンもテルーもテナーもクモも、その物語でのイメージ的存在、そんなふうに感じました。メッセージはダイレクトなのですが、それの表現方法はちょっと難解なのかも知れません。(それとも、私が単純でアバウトなのか)。とても面白く、いい作品でした。 |
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8月5日(金) 「コクリコ坂から」 MOVIX三好 |
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2011年7月16日(土)公開 / 上映時間:91分 / 製作:2011年(日本) / 配給:東宝
監督:宮崎吾朗
松崎海:長澤まさみ / 風間俊:岡田准一 / 北斗美樹:石田ゆり子 / 松崎良子:風吹ジュン
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徳丸理事長:香川照之 / 風間明雄:大森南朋 / 松崎花:竹下景子 / 小野寺善雄:内藤剛志
/ 水沼史郎:風間俊介 |
奥さんと長女と三人で「コクリコ坂から」を観てきました。何というのか、良き時代の青春ドラマを見たような感じでしょうか。
戦後のちょっと暗い事情をからませていますが、それもまったく重くならないように描かれています。1963年の日々の暮らし、そこにある学園生活、そして恋。始まってしばらくは、淡々とそういう情景が綴られます。何が起きても、冷静にその境遇を受け入れ、自分を信じて前向きに生きていくことの大切さを伝えてくれるような、そんな気がします。もっと取り乱すはず、諦めるはず、そう思ってしまう人が今は多いかもしれませんね。ラストシーンの小野寺が海と風間に父親のことを話す場面あたりでは涙腺が緩みダメでしたね。奥さんもかなりきていたようです。そこへ、手嶌葵の「さよならの夏〜コクリコ坂から〜」が流れてきて、しっかりと駄目押ししてくれました。私は、この映画、とても好きですし、良かったと思います。奥さんも長女も、同じ感想でした。ちなみに、コクリコというのはひなげしのことなんですね。そんなことも知らない私でした。 |
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1月2日(日) 「相棒-劇場版II-警視庁占拠!特命係の一番長い夜」 MOVIX三好 |
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2010年12月23日(木)公開 / 上映時間:119分 / 製作:2010年(日本) / 配給:東映
監督:和泉聖治
杉下右京:水谷豊 / 神戸尊:及川光博 / 朝比奈圭子:小西真奈美 / 八重樫哲也:小澤征悦
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金子文郎:宇津井健 / 長谷川宗男:國村隼 / 三宅貞夫:石倉三郎 / 磯村栄吾:葛山信吾
/ 丸山英明:平岳大 /
田丸寿三郎:品川徹 / 李華来:江波杏子 / 伊丹憲一:川原和久 / 三浦信輔:大谷亮介
/ 芹沢慶二:山中崇史 /
角田六郎:山西惇 / 米沢守:六角精児 / 大河内春樹:神保悟志 / 中園照生:小野了
/ 内村完爾:片桐竜次 /
陣川公平:原田龍二 / 宮部たまき:益戸育江 / 小野田公顕:岸部一徳 |
正月2日の夜、奥さんと長女と3人で「相棒-劇場版II-」を観てきました。「相棒-劇場版-」は期待はずれと書きましたが、今回の「相棒-劇場版II-」に対してもいろいろと思うことはありました。ストーリは、スケールが大きくて警察庁、警視庁の上層部の「正義」を問うものですが、スケールの大きいストーリは非現実感を感じてしまうところもあって、難しいところです。さらに、もう少しどんでん返し的な意外さが欲しいとか、登場人物の個性を出し切れていないとか、そういうことも感じたりしました。それと、映画が終わった時に、これで終わってしまうの?という戸惑いみたいなものも少し感じてしまいました。「相棒」ファンだからこそ人それぞれの細かいこだわりがあり、だからこその感想だと思います。そんな贅沢な感想は感じながらも、最後まで興味尽きない内容だったと思いますし、ラストの出来事は意外性も感じましたし、充分、通(ファン)的には楽しめた映画だったことは間違いありません。 |
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2月7日(日) 「アバター」 MOVIX三好 |
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2009年12月23日(水)公開 / 上映時間:162分 / 製作:2009年(米) / 配給:20世紀フォックス映画
監督:ジェームズ・キャメロン
ジェイク・サリー:サム・ワーシントン / ネイティリ:ゾーイ・サルダナ /
グレース・オーガスティン:シガニー・ウィーバー / マイルズ・クオリッチ:スティーヴン・ラング
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トゥルーディ・チャコン:ミシェル・ロドリゲス / パーカー・セルフリッジ:ジョヴァンニ・リビシ
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ジョエル・デヴィッド・ムーア / CCH・パウンダー / エイトゥカン:ウェス・ステューディ
/ ツーテイ:ラズ・アロンソ |
遅まきながら、今日「アバター」を観てきました。末娘も一緒だったので、3Dの吹き替え版にしました。とてもよかったですね。巷では3Dが話題になっていますが、3Dなんて表面的なことではなくてきちんと内容で勝負してくれています。遠隔操縦でアバターを動かすという発想も面白いですが、一番感じたことは、相手を知り話し合うことの大切さ、力まかせで争うことの哀しみと無意味さ、偏見をベースとした驕りの危うさと愚かさ、ということでした。大切なことは、相手を思う心と、平和的な問題解決。そして愛する人たちを守る強さ。お互いを尊重し、エゴを捨て、きちんと話し合いができれば人々はもっと幸せに暮らせるんだろうなと考えずにはいられませんでした。このストーリは、2Dでも充分伝わるすばらしいテーマです。もちろん、3D自体は自然な奥行きに仕上げられていて、画面にリアルさと迫力を加えていることは間違いありませんけど。 |
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9月20日(日) 「BALLAD〜名もなき恋のうた〜」 MOVIX三好 |
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2009年9月5日(土)公開 / 上映時間:132分 / 製作:2009年(日本) / 配給:東宝
監督:山崎貴
草なぎ剛 / 新垣結衣 / 夏川結衣 / 筒井道隆 / 武井証 / 吹越満 / 斉藤由貴
/ 香川京子 / 小澤征悦 /
中村敦夫 / 大沢たかお / 吉武怜朗 / 波岡一喜 / 菅田俊 |
「BALLAD」と書くと、バラッド。「BALLADE」と書くと、バラード。どちらも同じ意味で、愛などをテーマとする感傷的な歌のことです。だから、サブテーマが、「名もなき恋のうた」。今日、観てきました。この映画は2002年に公開されたアニメ「クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」が原案となっています。その基本的なストーリは頭に入っているわけで、さて「BALLAD」はどういう心への伝わり方をするのか、この映画を観てみようと思ったのは、それを確認するというのも大きな興味でした。結果は、アニメよりも心に染みるものが多かったです。あふれ出る涙という感じではありませんが、戦場に赴く兵士の感情とか、一本気な忠誠心と愛情とか、全体的に愛するもの、信じるものを守るために自分を犠牲にするという優しさと切なさを感じました。もちろん、ラストシーンの悲劇もやりきれない思いでジーンとする部分はありますが、それまでの愛する人を守る、家族を守るというテーマでの流れに感動を感じました。本当のラストシーン、真一が現代の春日城址で見たもの、そして、「逃げてばかりじゃダメなんだ」という言葉を残して自転車で学校に向かうシーンこそが一番心が震える感動を受けました。 |
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5月3日(土) 「相棒-劇場版-絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン」 MOVIX三好 |
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2008年5月1日(木)公開 / 上映時間:117分 / 製作:2008年(日本) / 配給:東映
監督:和泉聖治
水谷豊 / 寺脇康文 / 鈴木砂羽 / 高樹沙耶 / 岸部一徳 / 角田六郎:山西惇 /
六角精児 /
内村完爾:片桐竜次 / 中園照生:小野了 / 伊丹憲一:川原和久 / 芹沢慶二:山中崇史
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三浦信輔:大谷亮介 / 木村佳乃 / 西村雅彦 / 原田龍二 / 松下由樹 / 津川雅彦
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守村やよい:本仮屋ユイカ / 塩谷和範:柏原崇 / 御厨紀實彦:平幹二朗 / 木佐原芳信:西田敏行 |
「相棒-劇場版-」を奥さんを誘って観に行って来ました。私は根っからの「相棒」ファンで、テレビ「相棒」では、杉下右京と亀山薫はじめとする登場人物のキャラクター設定と、メッセージ性のある高品質なストーリについつい引き込まれてしまっています。当然、中にはつまらないストーリもありますが、そういう回でも相棒二人のやりとりや個性だけでも見ごたえはあることが多いです。そういう「相棒」ファンである私が見た今回の「相棒-劇場版-」は、ちょっと期待はずれ。確かに事件のスケールの大きさと強い政治に対するメッセージは評価できますが、それは杉下右京でなくてもいいし、亀山薫でなくてもいいような気がします。右京の智恵の切れ味はチェスに限られ、それ以外の部分はあまり根拠の無い想像みたいなことになっています。大きな事件にしては右京のチェスでの推測に対して動くのが亀山だけというのも不自然でした。面白い映画ではありますが、私の中での「相棒」とは少し観点が違っていたように思いました。 |
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5月19日(土) 「博士の愛した数式」 TV放送 |
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2006年1月21日(土)公開 / 上映時間:117分 / 製作:2005年(日本) /
配給:アスミック・エース=「博士の愛した数式」製作委員会
監督:小泉堯史
博士:寺尾聰 / 杏子:深津絵里 / ルート:齋藤隆成 / ルート(先生):吉岡秀隆
/ 未亡人:浅丘ルリ子 /
井川比佐志 / 頭師佳孝 / 伊藤紘 / 茅島成美 / 観世銕之丞 / 松田弘之 / 大倉源次郎
/ 亀井広忠 /
清水寛二 / 西村高夫 / 岡田麗史 / 馬野正基 / 長山桂三 / 谷本健吾 / 安藤貴康 |
昨夜のテレビ放映ではじめてこの作品に触れました。この映画は、博士(寺尾聡)と家政婦(深津絵里)とその息子の暖かな気持ちが感動を与えてくれて、優しい気持ちになることができます。博士の記憶が80分で消えるという悲しさは、悲劇的ではなく日常の出来事でほろ苦く切なく表現されています。「君の靴のサイズはいくつかね?」「君には子供がいるのかね?」の繰り返しが面白くも実はとても悲しい。数字でしかコミュニケーションをとれない不器用な博士ですが、その話は小難しい話ではなく楽しく数字に引き込んでくれる優しい話ばかり。数字の話が人生の話に感じたり、壮大な宇宙の話にも聞こえたりします。全体が暖かい心で流れるがゆえにその奥にある悲しさが余計に心に滲みて目が潤んできてしまいました。そんな中でのオイラーの等式は、この映画では特別な意味を持っています。博士が一番愛する式であるとともに、過去の辛い思いを表す式になっています。eのπi乗は-1。この-1は博士と博士が愛したNが背負った悲しい数字でもあるのです。数字や数式が一切の迷いなく凛としているように、この映画自体も凛とした気持ちよさと優しさが感じられるとてもよい映画だと思います。 |
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1月19日(金) 「SHINOBI」 TV放送 |
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2005年9月17日(土)公開 / 上映時間:101分 / 製作:2005年(日本) / 配給:松竹=「SHINOBI」パートナーズ
監督:下山天
仲間由紀恵 / オダギリジョー / 椎名桔平 / 黒谷友香 / 沢尻エリカ / 石橋蓮司
/ 北村和夫 / 升毅 /
虎牙光揮 / 坂口拓 / 木下ほうか / りりィ / 寺田稔 / 永澤俊矢 / 松重豊 |
原作は1958年の山田風太郎の「甲賀忍法帖」。初めての忍者バトルということですが、先に横山光輝の「伊賀の影丸」を知った私は、忍者バトルと言えば「伊賀の影丸」の専売特許に思えてしまいます。この映画、聞いたところによると、日本版最低映画を決める「いちご賞」で2005年ワースト1を受賞(?)したそうです。そんな評価の映画だそうですが、私はこの映画とてもいい映画だと思いました。久々にもう一度見てみたいと思わせられました。特に泣けるとか笑えるとかいうものではありませんが、心に伝わるものがあってよく作られている作品だと思いました。対戦や恋愛など観て楽しめる部分とあわせて、見る人間に問いかけ続けているのが「戦う役割の人間」と「戦い」の意味です。どの戦いひとつとっても、勝って笑う、喜ぶと言った場面はありません。戦わずにいられぬ自分たちと戦うことの虚しさをうまく全体を通して伝えていると思いました。ラストシーンも、愛するものたちのために怒りで戦い抜くというのでは無く、自分の身を持って思いを伝えるという地味ながら強烈な結末であるのもいいです。多少ストーリに無理が生じても、ここまで一貫して「戦い」の無意味さを伝えてくれるのかということで、見終わったあとにある種のすがすがしさや嬉しさを感じました。 |
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12月22日(金) 「たそがれ清兵衛」 TV放送 |
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2002年11月2日(土)公開 / 上映時間:129分 / 製作:2002年(日本) /
配給:松竹=博報堂=衛星劇場=住友商事=日販=日本テレビ
監督:山田洋次
井口清兵衛:真田広之 / 飯沼朋江:宮沢りえ / 井口藤左衛門:丹波哲郎 / 晩年の以登:岸惠子
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久坂長兵衛:小林稔侍 / 甲田豊太郎:大杉漣 / 余五善右衛門:田中泯 / 飯沼倫之丞:吹越満
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井口萱野:伊藤未希 / 井口以登:橋口恵莉奈 / 深浦加奈子 / 神戸浩 / 草村礼子
/ 嵐圭史 / 中村梅雀 /
赤塚真人 / 佐藤正宏 / 桜井センリ / 北山雅康 / 尾美としのり / 中村信二郎 |
寅さん以後、山田洋次監督が長い間構想を練って作り上げた時代劇の第一作。第二作が「隠し剣
鬼の爪」、第三作が現在公開されている「武士の一分」。「武士の一分」をきっかけにこの三部作を見てみたいと思っていたのですが、ちょうど今日の金曜ロードショーで「たそがれ清兵衛」が放送されましたので観てみました。野心みなぎり名声を求める男達には、清兵衛のような男はどう映るのでしょうか。まわりの目や評価に惑わされずに、自分がやるべきことを淡々と行う。そのやるべきことというのは、仕事ではなく家族を守ること。家族を守るためには、今の身分に甘んじることなくもっと積極的に頑張ればとも思ってしまいますが、それは今の時代の考え方なんでしょう。身分の差というものが歴然と存在し、それが大きな変化を受け入れない時代には、分相応という考え方が基本にあるのだと思います。男の生き方は、切なくて悲しいくらいに誠実で一途な方が、人の心を打つのかも知れません。現代は、そういう生き方をバカにし、その良さを忘れていることを、こういう映画で伝えたいのでしょうか。人を蹴落として、家族まで犠牲にして、社会のルールまで無視して、経済的な裕福さをとことん目指す現代の男たち。一方、清兵衛のように毎日毎日人にこき使われながら、家族を守るために一生懸命生きるサラリーマンの男たち。心の真の穏やかさは、どちらの生き方の結果の中にあるのでしょうね。 |
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12月17日(日) 「デスノート the Last name」 MOVIX三好 |
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2006年11月3日(金)公開 / 上映時間:140分 / 製作:2006年(日本) / 配給:ワーナー
監督:金子修介
藤原竜也 / 松山ケンイチ / 戸田恵梨香 / 片瀬那奈 / マギー / 上原さくら /
鹿賀丈史 / 藤村俊二 /
津川雅彦 / 青山草太 / 中村育二 / 奥田達士 / 清水伸 / 小松みゆき / 前田愛
/ 板尾創路 / 五大路子 /
満島ひかり / 中村獅童 / 池畑慎之介 |
週刊少年ジャンプに連載されたコミックが原作ですが、私は全然知りませんでした。デスノートを初めて知ったのは、後編であるこの作品の公開に際し、前編がテレビ放映されたのを見た時です。前編を見たときに感じたのは、ストーリの面白さと、夜神月(やがみライトと読む)ことキラ(藤原竜也)とICPOが東京に送り込んだL(エル)(松山ケンイチ)のキャラクターの魅力。特にストーリは、緻密な関連付けがなされていて、そうだったのかという意外さがあるし、キラとエルの頭脳戦も文句無く楽しめました。後編である「the
Last name」もその面白さは継続されていました。特にL(エル)の存在が人間的な部分も含めて魅力を増しているように感じました。しかし、あえて前編と比較すると、後編は前編ほどのインパクトはなかったように思います。あえて物足りなかったところを言うならば、後編は全体的にトリックを複雑にこねくり回しすぎのように思え、その結果、偶然性に頼っている部分が多いように感じます。それが頭脳戦のリアリティに欠けるんじゃないかと思いました。『人のため平和のためには、悪い人間を抹殺しても良い。』という理屈と『人のため平和のためであっても、人の命をむやみに奪うことは許されない』という考えの違いが、戦争に向かうのか戦争を回避するのかという一線なのかも知れません。世論がキラをたたえ神と呼ぶとするならば、それは恐ろしいことなのかも知れません。どちらの正義が正しい正義なのかは自明です。にもかかわらず、最後までそこに疑問を投げかけるような台詞をライトの妹・夜神粧裕(満島ひかり)に喋らせているところに、現在の社会の問題の根の深さを訴えているように思います。 |
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12月16日(土) 「私の頭の中の消しゴム」 TV放送 |
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2005年10月22日(土)公開 / 上映時間:117分 / 製作:2004年(韓国) / 配給:ギャガ
監督:イ・ジェハン
チェ・チョルス:チョン・ウソン / キム・スジン:ソン・イェジン / ペク・チョンハク
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アンナ・チョン:イ・ソンジン / キム社長:パク・サンギュ / スジン母:キム・ヒリョン |
泣ける映画は好きなのでずっと気にはなっていた映画です。テレビ放映なので吹き替え版。スジン(チョン・ウソン)の声は谷原章介、チョルス(ソン・イェジン)の声は小西真奈美です。原作は、よみうりテレビのドラマ「Pure
Soul〜君が僕を忘れても〜」。映画よりも先に、GYAOのオリジナルドラマ「私の頭の中の消しゴム アナザーレター」(30分/1話、6話完結)を見てしまっています。最終回を見逃しているため、私の中では完結した見方ではないのですが、毎回かなり泣かせてくれました。現在の恋人・周一(袴田吉彦)と過去の恋人・圭介(田中圭)との間を、記憶が行ったり来たりする中で賢明に周一を愛そうとする主人公・紗季(香稚由宇)。辛い思いの中でそれぞれが紗季のことを思い、切ない行動を選んでいく。それぞれの登場人物が優しく暖かく、それが余計にそれぞれの残酷な運命を悲しくさせます。そういう展開を期待していたせいか、韓国映画「私の頭の中の消しゴム」はかなり物足りなく感じてしまいました。最初に見ればそれなりに感動したとは思いますが、いくつかの点で気になるところが残ってしまいました。私が一番心にぐっときたのは、チョルスが家を出た時に残しておいた手紙をスジンが読む場面。チョルスの声でチョルスが手紙を書いたときの心情で読まれるのですが、スジンを忘れたくないという必死の気持ちが矢のように出てくる文章はとても心打つものでした。この映画で私たちが考えさせられるものは、人間の肉体と精神の死というものです。見守る側はどちらが辛いものなんでしょう。その現実にまだ直面したことのない私は、正直よくわかりません。精神が死んでも肉体が生きていてくれるだけでいいと思えて、その精神が死んだ肉体を愛せるのか、難しいことです。どんな状況になろうとも、人が人を愛し続け、相手を思いやる行動を選ぶスジンやチョルスのような生き方、私はできるのでしょうか。 |
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8月16日(水) 「日本沈没」 |
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2006年7月15日(土)公開 / 上映時間:135分 / 製作:2006年(日本) / 配給:東宝=「日本沈没」製作委員会
監督:樋口真嗣
草なぎ剛 / 柴咲コウ / 豊川悦司 / 大地真央 / 及川光博 / 石坂浩二 / 福田麻由子
/ 吉田日出子 / 柄本明 /
國村隼長山藍子 / 和久井映見 / 六平直政 / 大倉孝二 / 花原照子 / 手塚とおる
/ 遠藤憲一 / 津田寛治 /
村杉蝉之介 / 加藤武 / 池田成志 / リヤカット・アリ / 木村多江 / 佐藤江梨子
/ 鏑木海智 / 丹波哲郎 /
山田辰夫 / 前田愛 / 土佐信道 / ピエール瀧 / 福井晴敏 / 富野由悠季 / 松尾貴史
/ 石田太郎 / 矢島健一 /
北村和夫 / 大口広司 / 並樹史朗 / 庵野秀明 |
久しぶりに奥さんととふたりで、映画「日本沈没」を観てきました。「日本沈没」と言えば、私は1973年公開版も劇場で観ています。1973年というと計算すると高校生になったばかり頃で、さすがに詳しい内容は忘れてしまっています。小野寺役の藤岡弘、玲子役のいしだあゆみが何となく記憶があり、ラストはふたりの場面だったように覚えていますが、ストーリ上ありえないのかも知れません。よく覚えていません。奥さんは、人の死がかかわる悲しい場面で涙を流していましたが、私は、話のスケールが大きいので人の死があっけなく流れてしまうことと、大きなストーリと個人に落ちるストーリのつながりの違和感に戸惑ってしまって、どうもそういうところでは感情移入ができませんでした。この映画は泣かせ映画ではありませんが、私が唯一感動し泣ける場面だったのは、大地真央扮する危機管理担当大臣が、沈没を回避できたことを自ら演説するように関係者に促される場面と、その演説の中で小野寺と結城の死に追悼を表す場面。ここはさすがにうるっと来ました。迫力あるリアルな映像、愛する人を救うために自らを犠牲にする愛、それは充分楽しめて感じることができる映画だと思います。作品としてみた場合は、もう少しいろんな意味での「重厚さ」があればよかったかなというのが私の感想です。 |
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