「いつまでも青く、枯れても青く」 copyright 2022 warachan.com rights reserved.


2009年1月から開始した第1期工事です。
ドッグボーン形をベースにリバース戦を横に延ばしたL時形レイアウトです。ベースを発砲スチロールで作り、軽量化とモジュール化を目指した設計となっています。
上から下に時系列順となっています。

2009年1月25日(木)  ベースボード完成!
一年前に自分の部屋を模様替えし、その時に、メタルラックの一段の棚を鉄道模型のスペースとし、3.6m×0.45m(両側0.9mの奥行きは0.9m)のスペースを確保していました。

しかし、なかなか構想がまとまらず、結局一年間なにもせずにそのスペースを放置したままにしていたのですが、ようやく重い腰をあげて、先週から一週間かけてベースボードを作り上げました。

ベースボードの材料は、2.3mm厚ベニヤ合板とエゾ松の12×24角材。最初のレイアウトの反省を生かし、できるかぎり軽量化(&低予算)を考えて選定しました。

これから、頭に描いていた線路配置をもとにジオラマイメージを膨らませて、具体的な設計にはいっていきたいと思います。

あせらず、じっくり、楽しみながら。 (不況、不況と暗い話ばかりなので、ひとときでも趣味に没頭して忘れることにしましょう。)
2009年2月1日(日)  線路配置プラン設計中!
先週、ベースボードができましたので、次はプランを設計中です。

15年以上昔に製作し始めた先代レイアウトでの反省点を踏まえて、新しいレイアウトは次のような方針で挑みます。

「先代レイアウトは巨体で重い」
今回はできる限り軽量化をはかる。そのために、ベースボードの上に発泡スチロールベースのモジュールを置くという形とします。しかも、そのモジュール単位に分解組み立てが可能な構成とし、配線はベースボード裏には通さずに上に置く発泡スチロールモジュール上を通すことにします。

「先代レイアウトは走行の自由度が高い反面、電気配線が複雑で操作性が悪い」 電気配線は複雑にならぬように、シンプルな電気ブロック構成にします。そのため、線路はポイントが完全選択式になって電気配線がシンプル化できることと、ポイントの種類の豊富さからトミックス製を採用。本当はフレキシブル線路の方がリアルな線路配置ができていいのですが、そこはシンプル化の方針を重視しました。

「先代レイアウトは単線で複線すれ違いが楽しめない」
今回は複線エンドレスを必須とします。でも、旧国鉄の非電化単線も捨てがたいということで、単線エンドレスも設置します。複線エンドレスの駅は待避線ありで最低でも6輌編成が停車できることとします。また、多くの列車を走らせたいためヤードを設置すること、方向を変換するためのリバース線を置くことを必須条件としました。線路の形状よりも、こういう必要な要件が織り込まれているかどうかが、飽きないレイアウトにする秘訣かなと思っています。
ということで、この一週間で考えたプランがこれ。基本は、複線エンドレスと単線エンドレスを連絡線で結んだだけですが、連絡線からみて単線エンドレスはリバース線となるように結んでいます。

ごちゃごちゃしているように見えますが、実際にボード上に線路を置いて確認しながらなので、それほどではありません。でも、ストラクチャを置くスペースはかなりきついかも知れません。おおまかには、左手が市街地、右手が山となります。先代レイアウトの急勾配でのジェットコースター的な走りに興ざめしたところもありますので、今回は立体交差は最小限にし、無理な勾配はつけずに景色の変化のための緩やかな凹凸のみにします。

必然的な立体交差のための勾配は、複線エンドレスと単線エンドレスをつなぐ連絡線が本線を越える部分のみになります。勾配のための距離は余裕を持ったつもりですが、単線エンドレス側は少し勾配がきついかもしれません。でも、連絡線ですので良しとします。
実際にプラン通りにすべて線路を仮配置したところ。(手前の複線鉄橋は正式な場所ではありません)

この状態で、2列車同時運転ができますので、これだけでけっこう楽しめます。先代レイアウトの方式では、これで線路をベースボードに固定という手順になるのですが、今回は適当にモジュールわけして、発泡スチロール上に地形を作成しそこに線路を固定するという手順で進めます。

その作業が始まるとしばらく列車運転はできなくなりますので、もうしばらくこの状態で楽しもうかと思っています。その間に、電気配線も具体的に決めておくつもりですが、「3列車同時運転」と「ひとつの列車の同一電源での全線(複線、単線)乗り入れ」を実現するためには、少しややこしいこと(専用コントロールボードの製作)になるかも知れません。

まぁそういうのを考えるのも楽しみではありますが。
2009年2月9日(月)  電気配線
初代レイアウトは、複雑なコントロールボードに憧れ、細かくギャップを入れブロック分けをして、そのブロックすべてに対しトグルスイッチでパワーユニットの選択と進行方向の選択ができるようにしていました。

初代レイアウトもトミックスの線路を使っていましたが、完全選択式になる前のトミックスポイントの電気構造は、分岐側は両側ギャップ、直進側は片側ギャップだったため、ブロックごとの独立コントロールを可能にするためには、直進側にも両側ギャップをこまめに入れる必要がありました。(すべてギャップレールなど入れられませんので、具体的には線路の切断です。)

こういう仕様にしておきますと、エンドレスでも、ブロックごとに別のパワーユニットで走行できることになりますので、エンドレス内に複数列車を独立運転することが可能になります。しかし、その時のスイッチ操作はきわめて煩雑。運転を楽しむというよりも、スイッチ操作を行っている感じでした。

ということで、今回のレイアウトの電気配線はシンプルでわかりやすいものとし、運転に専念できるものにしたいと思っています。そこで、トミックスの完全選択式のポイントの電気的構造、各スイッチボックスの電気的構造をしかりと理解することから始めて、それらでどこまでの運転が可能かどうかを調べました。
その結果、今回のレイアウトの電気配線はこういう形になりました。

今回は、エンドレスを細かなブロックに分けることはしません。ひとつのエンドレスには1列車のみの運転です。長いエンドレスですので、2列車運転も面白いとは思いますが、次々にブロックの電源を切替えていかないといけない2列車運転ならばいらないと割り切ります。(自動運転という手もありますが、中途半端な自動運転は飽きるでしょうし、自分が操作してこそ楽しいと私は思ってます。)

初代レイアウトはリバース時に列車を止めることなく迅速なスイッチ操作でリバース運転ができましたが、今回はこれは求めないことにしました。トミックスのユニバーサルスイッチを駆使すればできなくもないのですが、やはり複雑になります。リバース時は、一度リバーサル線の途中で停止し、ポイントと電気極性を反転させてスタートさせることにします。考えてみれば、この方が実感的な運転となります。
複線の内回り線と外回り線の両渡りのダブルクロスオーバーポイントの扱いも悩みました。理想は、内回り、外回りどちらを走らせていても、両渡りにした場合にはそのまま内回りから外回りへ、外回りから内回りへ入り込めればと思ったのですが、トミックスのユニバーサルスイッチボックスを使うと、あらかじめ決めたどちらかのパワーユニットでしか内回り線と外回り線を操作することができません。パワーユニットを選択できる方法を考えたのですが(トグルスイッチを使った自作コントロールボードは使わない方法で)、よく考えたら内回り線と外回り線は複線ですからそれぞれ走る方向は決まっていて、内回り線から外回り線、外回り線から内回り線へ自由に乗り入れることは実感的ではないということに気づきました。そういう乗り入れ方をすると必ず逆走になるわけですから。

また、列車を内回り線から外回り線に入れる、外回り線から内回り線に入れるケースは、独立運転をしていては不都合なわけで、ダブルクロスオーバーポイントを渡り側に切り替える時点で、複線の列車はすべて停止しているのが道理なわけです。そういうことを考えれば、どちらかのパワーユニットで実際の運転には何も支障がないことになります。

これで事前に考えておくことはだいたい決まりました。 あとは手を動かしながら考えていきます。
2009年2月15日(日)  セクション作成中
数日前よりセクションの作成を行っています。

まずは今までのおさらい。
ベースボードの作りはこんな感じ。
以前にも書いた通り、2.3mm厚ベニヤ合板とエゾ松の12×24角材で組み上げてあります。
メタルラックの支柱を逃がすためにやや複雑な形となっています。
全体で5枚のベースボードで構成されています。
このベースボードをメタルラックの棚に置きます。
メタルラックの棚の幅は910mmで、ベニヤ板の定形サイズと同じです。
ベースボードの上には15mm厚の発泡スチロールを両面テープで貼り付けて固定します。
発泡スチロールはホームセンターに売っている安価なものですが、気をつけないと細かい繊維みたいなものが表面から落ちますので、一度濡雑巾で拭いたり、掃除機をかけたりしながら進めます。

この上に、エリアを区切ったセクションを置いていきます。
セクションのベースも15mm厚の発泡スチロールとし、頑丈さよりも軽量化を優先します。
ストラクチャーやシーナリィ製作がセクションごとに取り出して行えるというメリットもあります。
今日までに作ったセクションは4セクション。
セクションわけは、パワーポイントで作った設計図を見ながら線路の継ぎ目で適当な大きさでわけていきます。

セクションのベース(発泡スチロール)への線路の固定は、20mm幅の両面テープで固定していきます。線路も頑丈に固定しなくても、後々バラストを薄めた木工用ボンドで固着すれば、その時に線路も固着されます。解体や線路配置の変更などを考えると、余計な頑丈さはデメリットでしかありません。

セクションの接続は、トミックスの線路のレールジョイナーとレールガイドだけになりますが、ファイントラックのレールガイドは確実な接続ができて、緩んでくることもありません。切り離しも自由自在です。勾配も発泡スチロールで作っていきます。

ついでの作業として、線路を仮配置して試走させた時にダブルクロスオーバーポイントで脱線するケースがありましたので、セクションボードに固定後、トングレールの先をヤスリがけしておきました。

とりあえず、さっさと線路を貼り付けたセクションボードだけは製作したいと思っています。それができれば、列車を走らせることもできますし、セクションごとにゆっくりと時間をかけてストラクチャーを配置したりシーナリィを作りこんでいったりという楽しい作業も待っています。
2009年2月19日(木)  5番目のセクション
5番目のセクションのベースが出来上がりました。カーブで勾配で、かなり手間がかかるのを予想していましたが、案の定、考えながらでモタモタしてしまいました。

初代レイアウトでは、見えなくなる部分まで見栄えを気にしていましたが、今回はかなりいいかげんな現物あわせ。形もあまり気にしません。シーナリィを作りこむ段階でどうでもごまかせます。そこが車輌製作と違うところで、とにかく細かなことは気にせずに進めるというのが一番だと思います。

もちろん、プラン設計はあるていど緻密でなければあとが大変になるので、そこはきちんと設計図をおこしてそのつどチェックしています。

カーブ部分は内外差2mmのカントをつけてありますが、もう少しオーバーでもよかったかもしれません。でも、ここはリバースループに向かう連絡線でそれほど速度は出さない部分ですので、これでよしとします。
レールへの電源供給部は、DCフィーダーだと目立ちますので、直接レールへのハンダ付けです。電気的なブロックは3つですが、一ヶ所補助が必要ですので、4ヶ所となります。

半田ごてを使ったのは本当に久しぶりでしたが、やはり楽しいですね。
レイアウト製作が一段落したら、買い込んである真鍮キットを製作したくなりました。

さて、今度の週末には残りのセクションベースは仕上げたいと思っています。
2009年2月21日(土)  6番目のセクション
6番目のセクションのベース完成。

ここは左手の手前部分です。
複線ループと単線ループが並んでカーブするところで、単線ループは一段高い部分を、複線ループは基準部分から、二段高い部分へ上がる緩やかな勾配となります。

複線ループの緩やかな勾配をどう作るかで試行錯誤しましたが、最終的にはベニヤ板などで使うオーソドックスなクッキーカッター方式であげることにしました。ベニヤ板とは強度が違いますので、扱い難いですが、工作は楽です。
カーブのカントは、トミックスレールを貼り付ける部分を切り欠くという方法。これも発泡スチロールだからこそ簡単にできる方法です。

貼り付けは両面テープだけですので、少し無理な力がかかって剥がれる部分も出てきますが、そこは現物あわせで無理なくおさまるようにベースの発泡スチロールを整形していきます。

セクション同士をつなぎ合わせてだんだんと広がっていくとウキウキしてきますね。
頭の中はすでに、ここをどういう風景にしようかと思い巡らせています。
2009年2月22日(日)  7〜9番目のセクション
6番目のセクションの一部手直し。

カーブの部分が浮き上がってきてカントがなくなってしまいましたので、裏にベニヤ板をあてて虫ピンで線路を路盤に強制的に固定しました。

こうして不具合が出たら対応方法を考えてという繰り返しで、だんだんと手法が固まっていきます。そういう意味でも、頭で考える前にまず手を動かすこと、これが大事です。

さて本日ベースが出来上がったのは、奥の部分となる7〜9番目のセクションです。

左の写真が左奥の部分。6番目のセクションの奥にあたります。
カントがついた線路を接続することになりますので、それなりの精度は出しておかないと、接続に手間がかかることになります。
上の右の写真は複線ループの奥のストレート部分です。
こういうセクションはカーブ部分に比べると簡単に仕上がります。

10番目のセクションとしてもうひとつ複線のストレート部分があり製作中なのですが、そこには鉄橋を組み込む予定で、橋脚の埋め込みなど少し手間がかかっています。
今までできたセクションベースを接続してテスト走行。

カントの傾きもカーブの接続部分も問題なく走ってくれます。
カントのついたカーブを車体を傾けて走る姿を見ているのは、飽きることがありませんね。

早くすべてのセクションベースを作成して、情景を作りこみたいものです。
2009年2月28日(土)  8、9番目のセクション作り直し
先週の日曜日に製作した、8番目と9番目のセクション。(右の写真)
直線部分だからと簡単に作ったのはいいのだけれど、これがどうもしっくりこない。

複線ループだけのセクションにしてしまうと、単線ループのセクションを別に製作しなければいけなくて、よけいに複雑になる。

そう思ったらもう手が先に動きます。
作り直しです。
複線ループ部分だけではなく、中央を走る単線ループ部分も同じセクションにしてしまいます。
左が作り直した8番目のセクション、右が作り直した9番目のセクション。
(右の9番目のセクションの写真は、前後逆で撮影してしまいました。)

パズルのような複雑な形になりましたが、これがぴたりと決まって隣のセクションとうまく接合できれば快感ものです。
精度良い工作ほど痺れるものはありません。
しかも、設計図通りに線路の位置が正しくおさまっていくのも気持ちがいいものです。

これで、気分よく10番目のセクションのベース製作に取り組めます。
2009年3月1日(日)  10番目セクション作成中に9番目を修正
右の写真のように10番目のセクションを製作中なのですが、現状の9番目のセクションの線路の高さでは複線と単線の橋の高さが不ぞろいになってしまうことがどうも納得できない状況となってしまいました。

そりゃそうでしょう。
同じ川を渡る隣接する鉄道の橋の高さが違っていては違和感があります。

そこで、橋の高さは同じにして、複線をトラス鉄橋、単線をデッキガーター橋とすることで変化をつけることにしました。
橋の高さを同じにすると、9番目のセクションの線路の高さを変えなくてはいけません。
15mm高さをあげる必要があるわけです。

さっそく9番目のセクションを再修正です。
接着した線路と路盤の発泡スチロールを剥がして、勾配をつける作業を行いました。

接着剤で貼り付けた発泡スチロールはきれいに剥がれませんので、勾配をつける部分は完全に切り離して、そこにあたらしい路盤となる発泡スチロールをはめ込むという作業になりました。
作業のためにセクション全体を取り外しましたので、昨日さかさまに撮影してしまった9番目セクションの写真を撮りなおしておきました。
2009年3月15日(日)  11番目のセクション
ここのところ、仕事や他のことで忙しくて、あまり作業は進んでいませんでした。

それに加えて、9番目のセクションはデッキガーター橋の設置を決めたところまでは良かったのですが、現在デッキガーター橋がメーカー品切れ状態のため入手できずに製作中断となっています。中断と言っても発泡スチロールのベースは出来ていますので、とりあえず仮線路を設置して組み込んでありますが。
ということで、少し時間のできた昨日と今日は、11番目のセクションの製作開始です。

ここは右側の勾配付きカーブとなる部分で、直線部分に比べるとかなり手がかかりました。

出来上がりは右の写真のような形です。
単線、複線の3線路と単線と複線の連絡線との立体交差もあって、寸法的にもかなり気を使うセクションでもありました。
左のカーブで使ったカント表現方法は、傾きがきちんと管理できないということで、こちらは違う方法を考えました。

線路は両面テープで仮止めし、木工用ボンドで固定するのですが、今回のカントの表現はその木工用ボンドでの固定を利用することにしました。まず、内側を木工用ボンドで固定したあと、外側に1.5mmのボール紙を挟みこんで木工用ボンドで固定するという方法です。

これだと、場所ごとにカントの高さをきちんと管理できますので、きれいなカントをつけることができます。製作を進めるうちに、カントや勾配のつけかたなど、だんだんと良い方法が固まってきますので、 最初の工作に比べると、かなり品質があがってきています。そのため、4番目と5番目のセクションは作り直すことに決めました。
4番目、5番目をのぞく9個のセクションを接続したらこんな感じになります。

今は発泡スチロールむき出しで雪の中の線路みたいですが、すべてのセクションのベースができれば、地面は土色に塗ったり、ストラクチャーを設置したり、シーナリィーを作りこんだりと変化をつけていく予定です。

長い長い楽しみとなりそうです。
これで複線ループは正規のベースで運転可能になりましたので、試運転をしてみました。セクションがひとつできたら、完成済みのセクションを接続して部分的に試運転していますので、大きな問題は無いと思っています。

3月13日を最後に東京駅発着のブルートレインが無くなるということで、試運転はEF66牽引のブルートレインとしました。ブルートレインといっても「北斗星」編成ですので、正確には昨日の最後の「冨士・はやぶさ」編成とは異なりますが、とりあえずブルートレインを偲ぶということで引っぱり出しました。20系を出してもよかったのですけど、形式的には東京駅を最後に発車する「冨士・はやぶさ」に近いものにしたかったというのもあって、24系25形の「北斗星」編成としました。(冨士・はやぶさ」は14系15形でしょうか?)

まぁ試運転ですので、そんなに細かくこだわる必要もないのですけどね。


copyright 2022 warachan.com rights reserved.