2026年5月6日(水)鑑賞 Disney+
2024年3月8日(金)公開[PG-12] / 上映時間:118分 / 製作:2024年(日本) / 配給:ワーナー・ブラザース映画
【監督】 青山貴洋
【キャスト】
 鳥栖哲雄:佐々木蔵之介 / 間島恭一:高橋恭平 / 鳥栖零花:齋藤飛鳥 / 竹田:淵上泰史 /
 麻取延人:内藤秀一郎 / 窪:音尾琢真 / 麻取義辰:吉田栄作 / 鳥栖歌仙:木村多江 /
 志野寛治:津田健次郎 / 大沢隼人(田字草):宮世琉弥 / 間島恵子:神野三鈴 /
 鳥栖明:石塚錬 / 安元浩司:立川談春 / 戸島:板倉俊之 / 薬師寺:大東駿介
【あらすじ】
愛娘・零花(齋藤飛鳥)に危害を加えようとした彼氏・延人(内藤秀一郎)を殺害し、彼が所属していた半グレ犯罪組織と命がけのだまし合いを繰り広げたサラリーマン・鳥栖哲雄(佐々木蔵之介)。7年後、哲雄が山中に埋めた死体が土砂崩れによって発見され、警察官となった零花は哲雄に疑いの目を向け始める。一方、死体とともに消えた10億円の行方を追う犯罪組織のボス・志野寛治(津田健次郎)は、再び哲雄に狙いを定める。さらに、かつて哲雄の罠にはまって全ての罪を着せられた間島恭一(高橋恭平)も姿を現す・・・
【感想】
2年前に公開された時に気になった映画です。テレビドラマを観ていなかったので、ついていけるかなという思いがあって、結局観ないままになってしまいました。今回Disny+で見放題になっていましたので、観てみました。ただ、テレビドラマも配信されていましたが、全10話を観る時間的余裕もないので、ドラマは観ないままの鑑賞です。

ドラマは観ていなくても、過去の事件の経緯の説明がとても分かりやすく入っていますので、特に支障なく観ることができました。実際に犯罪組織に追われるとなると、私なんかはビビッてしまい絶望感に陥ってしまそうですが、この主人公・鳥栖哲雄が飄々としながら知恵を働かせて立ち向かう姿は、怖さを感じるくらい肝が据わっていてカッコ良く見えました。そんな境遇に陥ってしまったきっかけである娘・零花のせいにもせずに、自分が家族と一緒にいたいからということで、自己完結している姿も自分にはできないことだと思いました。

ストーリーもテンポが良くて迫力もあってハラハラドキドキ感もあって、とても面白かったです。立川談春の安元刑事役も渋いながらも人間味があって素敵でしたし、零花役の齋藤飛鳥もこんなに芝居がうまかったかと思うほど、父を思う気持ちを感情豊かに演じてしました。他には、チームナックスの音尾琢真の冷酷な殺人鬼も良かったですし、大東駿介の性格の悪さもとても似合っていました。

面白い映画で楽しめましたが、実際には、いくら家族のためだとはいえ鳥栖哲雄の行動をヒーローとすることは引っかかるところはあります。この映画は罪を償うということで終わっていますが、テレビドラマは、殺人を犯したにもかかわらずヒーローのままで終わったのかというところは観てみたい気持ちがわきます。家族を守るために何かに立ち向かうということはヒーローですが、その手段はいろいろとあると思います。こんな父親が理想だとは思わないでほしいと思います。
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。