2026年4月30日(木)鑑賞 U-NEXT
2025年8月1日(金)公開 / 上映時間:115分 / 製作:2025年(日本) / 配給:東宝
【監督】 松木彩
【キャスト】
喜多見幸太:鈴木亮平 / 音羽尚:賀来賢人 / 常盤拓:高杉真宙 / 知花青空:生見愛瑠
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武美幸:宮澤エマ / 蔵前夏梅:菜々緒 / 弦巻比奈:中条あやみ / 冬木治朗:小手伸也
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徳丸元一:佐野勇斗 / 潮見知広:ジェシー / ホアン・ラン・ミン:フォンチー
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牧志秀実:江口洋介 / 麦生伸:玉山鉄二 / 駒場卓:橋本さとし / 白金眞理子:渡辺真起子
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久我山秋晴:鶴見辰吾 / 赤塚梓:石田ゆり子
【あらすじ】
TOKYO MERの活躍が高く評価され全国主要都市に新たなMERが誕生するなか、沖縄・鹿児島では離島地域に対応できるMERの誘致活動が活発化する。指導スタッフとしてTOKYO
MERのチーフドクター・喜多見(鈴木亮平)と看護師の夏梅(菜々緒)が派遣され、オペ室搭載の中型車両・NK-1を乗せたフェリーで離島での事故や災害に対応する「南海
MER」の試験運用が始まるが、半年が過ぎても緊急出動要請はなく、廃止寸前に追い込まれていた。そんなある日、鹿児島県の諏訪之瀬島で火山が噴火し、ついに大規模医療事案への出動が決まる。島では想像をはるかに超える惨状が広がっており、噴煙のためヘリコプターによる救助はできず、海上自衛隊や海上保安庁の到着も数十分後だという。噴石が飛び交い溶岩が迫るなか、南海MERは島に取り残された79人の命を救うべく高難度のミッションに挑む・・・
【感想】
昨年夏に公開されたこの映画は、前作の「劇場版 TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」は面白かったけど現実感があまり無かったという印象が残っていて、映画館で観る候補から外してしまった映画です。今回、U-NEXTのポイントの今月期限分で購入し観てみました。
思っていた印象とは違って、とても面白く感動的な映画でした。なぜTOKYO MERの喜多見が南海で活動するのかと思っていたことも、ちゃんと背景、理屈の筋が通っていて、今回の主役は全国展開されるMERの鹿児島・沖縄版ということになります。さらに、南海ミッションというように、島々の緊急医療事案に対応するということで、フェリーでの活動ということにも、納得感があります。その南海MERのチーフドクター候補が牧志医師(江口洋介)で、当初はメンバーの信頼を得ていないというところから、徐々に信頼を得ていくというドラマも織り込まれています。また、南海MERの役割に不満を持っていた若いメンバーたちが、牧志医師の取り組んできた姿や、島民の健康を守る役割に目覚めていくというところも、見どころでした。
メンバーの意識を変えた事案が、過去に例のないほどの規模の大きな火山噴火による島民の救出という任務となるのですが、その火山噴火や溶岩の映像がとてもリアルで迫力があります。火山噴火は、日本ではどこでもあり得ることなので、規模が大きな噴火という設定も絵空事には感じません。火山噴火の起きた諏訪之瀬島には、北部8人と南部の71人の住民がおり、溶岩で埋まった北部の港は脱出には使えない。安全だと思っていた南部の港にも溶岩が迫り、漁船も被害を受け住民は残った一隻の漁船でけが人と子供たちを逃がそうとする、そんな状況で南海MERの救出劇は進みます。
北部の住民は、西の港にフェリーを接岸させ、そこからNK-1を上陸させて住民を救出しに向かいます。溶岩や火砕流が押し寄せてくる中での救出劇は手に汗握る迫力があり、牧志医師の行動には胸が熱くなりました。一方、南部の港は住民の逃げ場が亡くなるその時に、港に現れるMERフェリーは感動的でした。しかも、南部の港にフェリーを移動させる決断をしたのが、危険な任務に消極的だった看護師・青空(生見愛瑠)だったというところにも胸にジーンと感じるものがありました。
救出を終えても、上映時間はまだ30分以上残っていて、このあとどうなるのかと思っていたら、牧志医師が青空を守るために大怪我をし、その救出にまたハラハラさせられるという山場を作ってくれていました。自衛隊機でTOKYO
MERが手術のためにやってきたシーンは、また感動的でした。
派手な活動ではなく、島民のために活動をするというあらたな役割を感じた青空、武(宮澤エマ)、常盤(高杉真宙)の発言によって、南海MERの廃止は撤回され存続ということでめでたしという結末も胸を打たれます。
目前に迫る火砕流から逃れるNK-1のシーンや、フェリーの定員増による負荷軽減のために島民が海に飛び込むシーンは、ちょっと無理ややりすぎ感は感じましたが、全体的には非常に良い脚本だったと思います。
この映画は映画館で観ておくべきレベルの素晴らしい映画でした。パンフレットも今更ながらですが欲しくなりました。やはり、映画は先入観は持たずに少しでも気になる映画は観ておくべきだったと後悔しました。今年夏に新作「劇場版TOKYO
MER〜走る緊急救命室〜CAPITAL CRISIS」が公開されますが、今度は映画館で観ようと思います。今まではあまり好きではなかった鈴木亮平ですが、この映画やドラマ「リブート」を観て今は好きな俳優となりました。
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。
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