| 2026年3月22日(日)鑑賞 Netflix |
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2018年10月5日(金)公開 / 上映時間:102分 / 製作:2018年(日本) / 配給:松竹=LDH
PICTURES
【監督】 柴山健次
【キャスト】
鮎川樹:岩田剛典 / 川奈つぐみ:杉咲花 / 是枝洋貴:須賀健太 / 長沢葵:芦名星
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雪村美姫:大政絢 / 渡辺剛:マギー / 川奈咲子:伊藤かずえ / 川奈元久:小市慢太郎
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鮎川文乃:財前直見 |
【あらすじ】
インテリアデザイン会社に就職した川奈つぐみ(杉咲花)は、仕事先の飲み会で高校時代の先輩で初恋の人である鮎川樹(岩田剛典)と偶然再会する。建築士として活躍する樹との再会につぐみは心を躍らせるが、樹は事故で車イスでの生活を余儀なくされる障がい者になっていた。その姿を見たつぐみは樹との恋愛を無理だと悟るが、昔と変わらないまっすぐな樹の姿にかつての感情があふれだし、樹に惹かれていく。樹もつぐみの素直でやさしい性格に惹かれていくが、「自分は誰かを幸せにすることができない」との思い込みから、女性と付き合うことをあきらめていた。そんな樹の思いを知ったつぐみは、樹との恋をあきらめようとするが・・・ |
【感想】
久しぶりに時間があったので、配信映画の中でこの映画を選んで観てみました。
主演は、岩田剛典と杉咲花という順番で書かれていますが、この映画は杉咲花が主演で、杉咲花の魅力で持っている映画だと思いました。杉咲花が、事故で一生車イス生活となった高校時代の先輩・樹への思いを貫くという健気でいじらしい女性・川奈つぐみを可愛らしく演じています。その中にも芯の強さも感じられて、観ていて弱々しいとかイライラするようなもどかしさのようなマイナスイメージはまったくありませんでした。
杉咲花の演じる川奈なつみの一途で偏見の無い思いに対しては、共感したり感動したりするところもあります。ただ、映画で表現された以上に、現実社会ではこの愛を貫くには障害が多いのかなということも感じます。娘が車イス生活の男と結婚することを反対する父親の気持ちもよくわかります。好きな人と生きていくことは苦労を厭わないという気持ちもわからないではないですが、親から見れば苦労をするだろうという心配は当然です。
この映画はそういう、『好きな人とならば障害も乗り越える、それが自分たちにとっての「パーフェクトワールド」である』ということを描くならば、展開や周りの人とのかかわりがやや薄っぺらいかなという印象でした。樹の手術と父親の病気がきっかけで話が一気に進むことも、都合が良すぎる展開です。ふたりで今後どう生きていくかということで周りの心配の声を説き伏せていくという点をもっと重視して描けば、より感動的で考えさせられる内容になったのかなと思いました。
それでも、優しい人たちに囲まれてストレスが無く、杉咲花の魅力を楽しめたということでは、とてもいい映画だったと思います。 |
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。 |
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