2026年2月12日(木)鑑賞 イオンシネマ岡崎(スクリーン9 F-8)
2026年2月6日(金)公開 / 上映時間:110分 / 製作:2026年(日本) / 配給:ホリプロ=イオンエンターテイメント
【監督】 白川士
【キャスト】
 青池春香:名取裕子 / 長野吉江:友近 / 太田努:風間トオル / 栗林洋太:加藤諒 /
 橘花靖幸:国広富之 / 橘花沙織:中山忍 / 土屋明子:東ちづる / 早見恵理子:水野真紀 /
 橘花賢二:吉満寛人 / 及川和希:高山璃子 / 和田菜々子:大村彩子 / 橘花恭一:藤堂日向 /
 早見百合:鮎川桃果 / 大阪のお客さん:阪田マサノブ / 栗田よう子 / 早見太一:西隼人
【あらすじ】
テレビショッピングで歴代最高売上を誇るレジェンドナビゲーターにしてカリスマバイヤーの青池春香(名取裕子)と、紹介する商品が飛ぶように売れる実演販売の女王・長野吉江(友近)は、テレビの生放送の売上対決中に殺人事件に巻き込まれてしまう。ライバルとして対立するふたりだったが、真相究明という共通の目的のもと、知恵と洞察力を駆使して事件の核心へと近づいていく・・・
【感想】
映画「2時間サスペンス THE MOVIE シリーズ第1弾」というふれこみの映画です。2時間サスペンス大好きだった私はこれは観ないわけにはいかないと思って、ひとりで観に行ってきました。

友近がYouTubeで、"2時間サスペンスあるある"が詰め込まれたショートドラマ・2時間サスペンス「崖」シリーズの動画を公開していますが、この映画はそれと同じノリで製作されているような感じでした。雰囲気は懐かしい2時間サスペンスドラマ風でしたが、ちょっと軽くておちゃらけすぎなのが気になって、そこが王道といえる2時間サスペンスではないという思いが強かったです。

2時間サスペンスドラマの常連俳優が出ていますし、2時間サスペンスの定番でお約束といえるようなシーン(崖や崖や崖・・・)や流れが取り入れられていて、エンディングには、竹内まりやの「シングル・アゲイン」が流れ、「火曜サスペンス劇場」のエンディングを彷彿させらるところはとても懐かしくて良かったです。

ストーリー自体は2時間サスペンスドラマ水準だとは思いますし、気持ちのすれ違い的なちょっと切ない事件ではありました。父親である橘花靖幸(国広富之)が、子供のために厳しくしたことを後悔する場面がありましたが、そこは自分の姿と重なって身につまされました。ただ、謎解きは凝ったものではなかったですし、そもそもの設定(特に青池春香と長野吉江)が安易すぎるところに全体として物足りなさを感じました。2時間サスペンスドラマの雰囲気やそれっぽさを無理に入れ込んだりというところに重点を置きすぎているように感じました。

「2時間サスペンス THE MOVIE シリーズ」としてせっかく作るのならば、真面目で重厚な2時間サスペンスドラマを期待したかったです。『「2時間サスペンス」をモチーフにした』程度の感じで、パロディに振りきるわけでもなく、中途半端な感じがぬぐえない出来でした。

そんな感じだったので正直ちょっと退屈で、知らぬ間に瞼が落ちて一瞬意識が飛んでいたというような鑑賞になってしまいました。第2弾は誰が主人公になるのかわかりませんが(船越英一郎?)、次回作がもしあるならば、次回作はパロディではなく本当の2時間サスペンスをみせてほしいと思います。期待が高かったわりに、ちょっと残念な感じの映画でした。なお、パンフレットは販売されていませんでした。
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。