2025年4月25日(金)鑑賞 イオンシネマ岡崎(スクリーン4 D-7)
2025年04月18日(金)公開 / 上映時間:109分 / 製作:2025年(日本) / 配給:東宝
【監督】 重原克也     「名探偵コナン」シリーズ劇場版アニメ第28弾
【キャスト】
 江戸川コナン:高山みなみ / 毛利蘭:山崎和佳奈 / 毛利小五郎:小山力也 /
 工藤新一:山口勝平 / 灰原哀:林原めぐみ / 阿笠博士:緒方賢一 / 吉田歩美:岩居由希子 /
 小嶋元太:高木渉 / 円谷光彦:大谷育江 / 目暮十三:茶風林 / 白鳥任三郎:井上和彦 /
 佐藤美和子:湯屋敦子 / 高木渉:高木渉 / 千葉和伸:千葉一伸 / 鈴木園子:松井菜桜子 /
 安室透:草尾毅 / 風見裕也:飛田展男 / 諸伏高明:速水奨 / 諸伏景光:緑川光 /
 大和敢助:高田裕司 / 上原由衣:小清水亜美 / 黒田兵衛:岸野幸正 / 鮫谷浩二:平田広明 /
 林篤信:羽多野渉 / 長谷部陸夫:関智一 / 越智豊:松本保典 / 御厨貞邦:武内駿輔 /
 舟久保英三:仲野裕 / 舟久保真希:福圓美里 / 大友隆:山田孝之 / 円井まどか:山下美月
【あらすじ】
10ヶ月前の八ヶ岳連峰未宝岳にて、長野県警の大和敢助は8年前の銃砲店強盗傷害事件の被疑者で仮釈放中に行方を眩ませた御厨貞邦を追跡中に何者かに狙撃され左目を負傷し、その後雪崩に巻き込まれてその時の記憶をなくしていた。10ヶ月後の現在、長野県の国立天文台野辺山で、施設に侵入した何者かに職員の円井まどかが襲われる事件が発生する。その頃、小五郎のもとに刑事時代の同僚だった鮫谷浩二から連絡が入り会うことになるが、その前に射殺されてしまう。その現場に居合わせたコナンは犯人を追うも見失う。鮫谷は10ヶ月前の事件を調べていたことがわかり、小五郎は事件解明のために長野に向かう。コナンは、阿笠博士の後輩の越智に招待されて国立天文台野辺山を訪れていた少年探偵団と合流し、事件の解明に入り込んでいく・・・
【感想】
劇場版「名探偵コナン」の第28弾、最新作です。昨年の「100万ドルの五稜星」は映画館で観なかったことを後悔したので、今年のこの作品は観ておきたいと思ってひとりで観てきました。

今回も、犯人を含む真相は最後までわからない(ようにする)という練られたシナリオでしたが、会話での説明が多い感じがしたのと、8年前の事件、10ヶ月前の事件、その関係者がちょっとややこしくてわかり難かったというのが正直な感想でした。ただ、過去に関係のあった長野県警の刑事などが出てきますが、それを知っていないとわからないような展開ではありませんでした。この作品だけで十分に楽しめると思います。

今回の作品では、ドジで早合点の小五郎は影を潜め、カッコ良いところが多かったのが特徴です。鮫谷を殺した犯人を追う姿が真剣に描かれており、今回は主役といってもよいくらいの活躍でした。観る側としては、ちょっと調子が狂ってしまいました。

ラストでは、国立天文台野辺山の施設を豪快に壊してしまうシーンがあり、そこが手に汗握る迫力シーンではあるのですが、「そんなに壊していいの?」という、いつもの思いが先だってしまいました。いろいろと無理な設定もありましたが、それは名探偵コナンのアリアリだとして受け入れられるようになってきました。

面白かったですが、私は昨年の「100万ドルの五稜星」のほうが好きかなという感じでした。
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。