2026年7月24日(金)鑑賞 イオンシネマ豊田KiTARA(スクリーン6 L-24/25/26/27)
 【2回目鑑賞:2026年8月8日(土)鑑賞→こちら
 【3回目鑑賞:2026年8月22日(土)鑑賞→こちら
2026年7月24日(金)公開 / 上映時間:99分 / 製作:2026年(日本) / 配給:東宝
【監督】 及川啓
【キャスト】
 ちいかわ:青木遥 / ハチワレ:田中誠人 / うさぎ:小澤亜李 / モモンガ:井口裕香 /
 くりまんじゅう:淺井孝行 / ラッコ:内田雄馬 / シーサー:島袋美由利 / 古本屋:春海百乃 /
 島二郎:最上嗣生 / セイレーン:鈴木みのり / ヒトハ:寺澤百花 / フタバ:鈴代紗弓
【あらすじ】
ある日、ちいかわとハチワレが広場でくつろいでいると、突如として顔にチラシを貼り付けたうさぎがやって来る。ハチワレがそのチラシを確認すると、それは「特別な島へご招待」と書かれた招待状であった。チラシに記載された魅力的な言葉に釣られ、島合宿に行くことを決めたちいかわたち。チラシの内容を怪しがるラッコとともに乗船し、島に上陸したちいかわ一同は島民から大歓迎で迎えられる。楽しい時間を過ごしていたちいかわたちだが、島に住む巨大な“セイレーン”が島民を次々と連れ去っているという事実を聞かされ、セイレーンの討伐計画に巻き込まれていく・・・
ひたむきに進むちいかわたちに次々と訪れる試練。みんなで乗り越えられるのか・・・!?
そして島に隠された本当の“ひみつ”とは・・・!?。
【感想】
娘たちの大好きな「ちいかわ」です。入場者特典がもらえるので一緒に来てほしいと言うので、私も娘たちが好きな「ちいかわ」というものがどういうものなのか興味があったので、奥さんも含めて4人一緒に観てきました。

その入場者特典やグッズが無くならないうちにということで、公開初日の1回目の上映(8:25上映開始)に行くつもりでしたが、二日前でもう満席で予約でなかったので、仕方なく2回目上映(8:50上映開始)の予約となりました。朝、時間の余裕を見て早めに映画館に行ったのですが、グッズ各種やちいかわポップコーンボックス(3,500円)/セイレーンドリンクカップホルダー(2,000円)などを買うためには整理券が必要のようで、その行列に並ばなくてはいけない状況でした。冷房のない通路の行列に20分ほど並ぶ羽目になってしまいましたが、それでも、娘たちは無事に欲しいグッズを買えましたし、数量限定の入場者特典(チャームミニギュア・ランダム8種)は長女の欲しいキャラ(シーサー)と世の中で一番人気のキャラ(うさぎ)が手に入りましたし、上映時刻にも間に合いましたし、結果はすべて上々で娘たちは嬉しそうでした。ただ、そのドタバタでシアターの席状況のスクリーンショットを撮るのを忘れてしまいました。席は前の方を除きほぼ満席の状況でした。ちなみに入場者特典のチャームミニギュアのうさぎは、メルカリなどで即日4,000円くらいで出品されていたようです。ポップコーンボックスやドリンクホルダーも同様のようで、転売目的の行為は控えてほしいものです。

私は今回の映画鑑賞で、初めてちいかわの世界に触れたわけですが、子供向けのほんわかしたムードの作品かと思って観ていたのですが、セイレーンの周りを気にしない行動によってフタバが死んだとか、フタバを生き返らせるためにヒトハが人魚を撲殺するシーンとか、セイレーンの復讐に対してヒトハとフタバは逃げてしまったとか、なんかスッキリしない内容で、子供向けにこんなモヤッとした感じの終わり方でいいのかという感じでした。これで子供連れの親たちは何も言わないのだろうかと心配になったほどです。

なので、エンドロール後に、ヒトハとフタバがどこかの島にたどり着いたというシーン、海をセイレーンと人魚たちがその島に向うシーンが流れた時は、私は、ヒトハとフタバ、セイレーンがわかり合えて仲良く暮らしたのかな、それで子供向けのハッピーエンドなのかなと思おうとしました。しかし、それを娘たちに鑑賞後に話したら、『あれは、セイレーンが逃げたヒトハとフタバを追いかけて復讐しに行ったんだよ』と言うので、そうなのか!と愕然としました。それはハッピーエンドなんかではなくて、不穏で残酷な結末の示唆だったということだったわけです。現に、原作では、ヒトハとフタバはセイレーンによって、檻に入れられて暗いところに沈められたという匂わせがあるらしいです。このエンドロール後のラストシーンは、そういう深い意味がありますので、けっしてエンドロール中に席を立たないことを推奨します。

娘たちによると、私の闇を感じるモヤモヤ感そのものが作者・ナガノの世界であり、「ちいかわ」の世界なのだそうです。だから私が、『子供向けなのにこんな不気味な結末でいいのか』と言ったら、娘たちは、『「ちいかわ」はそういうもので子供向けではない』と言い切っていました。「ちいかわ」という作品は、職業差別や、貧富の差や、善から悪への変化など、暗い闇の部分があって、それが表面上のかわいらしさとは対照的で、それが味なのだそうです。なので、その世界観をわかっている人は、この前観た「映画 ケロロ軍曹」と違って(ケロロ軍曹の世界を知らない人が作ったと評価が低い)、「映画 ちいかわ」は「ちいかわ」の世界をよくわかっている人が製作していると高評価なのだそうです。可愛いだけのほんわかしたものだと思い込んでいた私は、「ちいかわ」に対して認識新たにしました。

知らない世界は実際に自分の目で覗いてみないと本質はわかりません。今回の映画鑑賞で「ちいかわ」の世界にとても興味を持ってしまいました。可愛らしいだけなら面白味は無いと思っていましたが、可愛い中にこんな毒を含んでいるというのであればその毒に触れたくなってしまいました。一緒に観に行ってよかったです。入場者特典第二弾があれば、また動員されそうです。
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。