| 2026年7月21日(火)、2026年7月23日(木)鑑賞 Netflix |
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1960年12月11日(日)公開 / 上映時間:92分 / 製作:1960年(日本) / 配給:東宝
【監督】 本多猪四郎
【キャスト】
岡本賢治警部補:三橋達也 / 甲野京子東都新報記者:佐多契子 /
水野(私立社陵文庫司書)・ガス人間:土屋嘉男 / 春日藤千代:八千草薫 /
田端警部:田島義文 /
藤田刑事:三島耕 / 稲尾刑事:小杉義男 / 大崎刑事:坪野鎌之 / 堀田刑事:権藤幸彦
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中谷巡査:緒方燐作 / 相見巡査:堤康久 / 鎌田:松本光男 / 猫背の老人鼓師:左卜全
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川崎:野村浩三 / 池田:松村達雄 / 戸部:中村哲 / 葉山:山田巳之助 / 梶本:熊谷二良
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田宮博士:伊藤久哉 / 佐野博士:村上冬樹 / 西山:山本廉 / 紋太夫:松本染升
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里代:塩沢とき / 銀行の支配人:宮田洋容 |
【あらすじ】
吉祥寺の富田銀行を襲った銀行ギャングは、岡本警部補(三橋達也)らの必死の追跡にもかかわらず、五日市街道のはずれの一軒家、日本舞踊の家元春日家あたりで姿をくらました。ギャングは、再び東海銀行を襲ったが、行員の死因は血管に何やら得体の知れぬ気体の詰った窒息死だった。岡本は、派手なキャデラックを乗り廻し始め、絶縁関係の芸人達にも金をバラまいたりしている春日藤千代(八千草薫)の貧窮からの立直りをあやしく思い捜査を始める。岡本の許婚者で東京新報の女記者京子(佐多契子)も藤千代の身辺をさぐり始める。そんな時に、人体実験の失敗によっていつでもガス状になることのできるガス人間という男が自ら犯人だと名乗り出て、犯行の様子を見せようとする・・・ |
【感想】
今月初めに、Netfilixの新作ドラマ「ガス人間」を観たのでオリジナルのガス人間も観ておこうという、そういう気楽な気持ちで観てみました。
1960年の作品ということは、私がまだ2歳の時の映画で、ストーリーよりもその頃の時代感を楽しむことの方が興味を引く作品でした。それと、「俺たちの旅」のオメダの母親役の八千草薫が若くてすごい美人なのがとても印象的でした。若い頃の八千草薫を観ることができるだけで、この映画を観た価値はあったかなと思います。
ストーリーは、人体実験の失敗でガス人間になってしまった普通の男が、愛する女性・春日藤千代のためにお金を集めて一緒になろうとし、藤千代もそれを受け入れていくというラブストーリーが基本となっていて、とても人間的です。ただ、人体実験にされた怒りや悲哀が根本にあるのかもしれませんが、無慈悲に簡単に人の命を奪うというところは自分勝手も甚だしくて、寄り添える部分はまったくありません。
ドラマの「ガス人間」は隕石の処理で死んでしまい、死後にガス人間になって人間の命令を聞くという受動態的で悲しい存在なのに対し、この作品の「ガス人間」は、生身の人間のままで、自分の欲望や悪事のために犯罪を犯すという人間的な存在となっています。当然ですが、ガス人間の特撮技術もまったく違います。
時代の違いによる面白さは、車は外車が多いし、道は狭く無舗装のところが多いし、警察官は周りの状況関係なしに無暗に発砲するし、人の部屋や土地に入るのに令状など関係ないようだし、いろんなところで時代の差を楽しめました。ドラマだと「月光仮面」などの頃だと思うのですが、さすがに”総天然色”映画なのでドラマのモノクロ・チープ感は無くて、映像としてはまぁまぁ楽しめるものでした。
映画のラストは、その後どうなったのかとか、結末に対する思いなどという余韻はまったくなく、スパッと「終」の文字が真ん中に浮かび上がってきて終わるのも時代を感じさせてくれますし、昔よく観た怪獣映画を思い出しました。 |
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。 |
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