2026年5月8日(金)鑑賞 イオンシネマ岡崎(スクリーン7 G-8/9) 吹替版
 【字幕版鑑賞:2026年5月29日(金)鑑賞→こちら
2026年5月1日(金)公開 / 上映時間:119分 / 製作:2026年(米) / 配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
【監督】 デヴィッド・フランケル
【キャスト】
 ミランダ・プリーストリー:メリル・ストリープ(宮寺智子) /
 アンドレア(アンディ)・サックス:アン・ハサウェイ(小松由佳) /
 エミリー・チャールトン:エミリー・ブラント(園崎未恵) /
 ナイジェル・キプリング:スタンリー・トゥッチ(仲野裕) /
 リリー:トレイシー・トムズ(斉藤貴美子) /
 アーヴ・ラヴィッツ:ティボー・フェルドマン(秋元羊介) /
 スチュアート:ケネス・ブラナー(井上和彦) /
 アマーリ・マリ:シモーヌ・アシュリー(廣田悠美) /
 ベンジー・バーンズ:ジャスティン・セロー(東地宏樹) /
 サシャ・バーンズ:ルーシー・リュー(朴ろ美) /
 ピーター:パトリック・ブラモール(宮内敦士) /
 チャーリー:ケイレブ・ヒーロン(落合福嗣) /
 ジン・チャオ:ヘレン・J・シェン(水瀬いのり) /
 イラーナ・プール:ポーリーン・シャラメ(鳥越まあや) /
 ジェイ・ラヴィッツ:B・J・ノヴァック(鳥海浩輔) /
 レディー・ガガ:レディー・ガガ(田村睦心)
【あらすじ】
ニューヨークの一流ファッション誌「ランウェイ」のカリスマ編集長として、ファッション業界の頂点に君臨するミランダ(メリル・ストリープ)。かつてそのアシスタントに採用され、厳しく完璧主義な彼女のもとで奮闘する日々を過ごしたアンディ(アン・ハサウェイ)は、現在は報道記者として活躍していた。そんなある日、ミランダとその右腕ナイジェル(スタンリー・トゥッチ)が危機に直面していることを知ったアンディは、特集エディターとして「ランウェイ」編集部に舞い戻る。さらに、アシスタント時代の同僚エミリー(エミリー・ブラント)とも再会するが、彼女はラグジュアリーブランドの幹部として「ランウェイ」存続の鍵を握る存在となっていた。それぞれの夢と野望がぶつかり合うなか、事態は思わぬ方向へと展開していく・・・
【感想】
20年ぶりの「プラダを着た悪魔」の続編で、長女とふたりで観てきました。ふたりとも、配信で「プラダを着た悪魔」を観てからの鑑賞となります。吹替版のほうがテンポがあって会話をしっかりと理解できるということで、吹替版を観ることにしました。

まず感じたのは、20年前とキャストの雰囲気がまったく変わっていないこと。20年前の「プラダを着た悪魔」を観てからすぐにこの映画を観ましたが、まったく違和感なかったのが驚きでした。それと、同じ俳優が20年も第一線で活躍していることもすごいことです。

ストーリーは、雑誌存続危機のせまるファッション誌「ランウェイ」にアンディが復帰して、ミランダやナイジェルとともにその危機を乗り越えていくという話です。途中で「ランウェイ」を発行する会社のCEO・アーヴ(ティボー・フェルドマン)が亡くなり、ファッションに興味の無い息子・ジェイ(B・J・ノヴァック)の効率化やブランド社売却との戦いが中心となっていきます。

アンディのミランダを思う気持ちと、仕事中心のスタイルは観ていてスカッとして気持ちがいいですが、日本人のスタイルから見ると、図々しいというか自分中心というか、そんな気がしないでもありません。前作でミランダのやり方に不満を持って去ったにもかかわらず、20年も経って戻る気になるというところも、続編のための無理が出ているようでなんかスッキリしません。ミランダの「ランウェイ」への執着はすごいですが、20年もトップの感覚を維持できるのかという疑問も頭をよぎります。そのせいか、ミランダっぽくないところもあって、それは時代の差なのかもしれません。陰気なところや悲劇っぽいところがなく、全編コメディタッチなので気楽に楽しく観ていられますが、そうでなければけっこう厳しい内容なのかなという気がします。アンディが仕事一途なところが変っていないせいか、前作でラストでよりが戻った恋人・ネイトが今回は出ていなかったのはそのせいなのかもしれません。

細かく気にすれば気になるところはありますし、今回はアンディの成長という観点がなかった(電話かけまくりだけ)ので物足りなさも感じましたが、ファッション界のブランドの奪い合いと、アンディ、ミランダ、エミリー、ナイジェルの関係を楽しむということでは、目を離す暇もなくとても楽しめる映画でした。特にラストで、アンディとエミリーが本心を語り合うところとか、アンディを呼び戻す助言をしたのがナイジェルだったとか、力を合わせたミランダとアンディがまたビジネスライクな関係を装うところとか、そういうところは感動を誘ううまい締めだったと思いました。

「プラダを着た悪魔」では吹替版はハイな感じの明るい会話、字幕版は静かな会話という印象の差を感じましたので、「字幕版での会話はどんな面白さに感じるのか(例えば、吹替版であったエミリーの「シェアすれば0カロリー」というサンドウィッチマンのようなネタが、字幕版ではどうなっているのかとか・・・)字幕版も観てみたいね」ということで、長女とは字幕版も観に行く約束をしました。【字幕版の鑑賞はこちらを参照。】

なお、事前に話題となった「ジン・チャオのアジア人描写」への批判については、私はそんなこと微塵も感じませんでした。むしろ素敵で可愛いキャラクターでした。
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。