2025年2月1日(土)鑑賞 イオンシネマ長久手(スクリーン8 G-6) |
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2025年1月31日(金)公開 / 上映時間:80分 / 製作:2024年(日本) / 配給:彩プロ
【監督】 八木順一朗
【キャスト】
山田一郎:ぐんぴぃ / 吉田麻衣:菅井友香 / 武藤長介:手塚とおる / 古川:三戸なつめ
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高羽忍:平山浩行 / 桝井敏郎:田中要次 / 本多英二:麿赤兒 / 市長:清水ミチコ |
【あらすじ】 岐阜県関市の市役所の観光課に勤める山田一郎(ぐんぴぃ)は小さい頃から怪獣映画好き。ある日、観光課の武藤(手塚とおる)、古川(三戸なつみ)、山田、そして秘書課の吉田(菅井友香)は、市長(清水ミチコ)からご当地映画の製作を命じられます。市長の求める映画は、どこにでもあるような凡庸なご当地映画。それに疑念を持った山田は、幼い頃からの夢だった怪獣映画の製作を思いつきます。いつも失敗する自分や伝統で変化を求めない故郷を怪獣映画でぶっ壊す!という思いで製作を始めるのですが・・・ |
【感想】
今週も家族が「劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク」の応援上映を観に行くというので、一緒について行って私は上映時刻の重なる「怪獣ヤロウ!」を観ることにしました。この映画は岐阜県関市のご御当地映画ということもあって興味はあったのですが、いつも行っているイオンシネマ岡崎では上映していないのでどうしようかと思っていたのですが、「劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク」の応援上映が今週から「怪獣ヤロウ!」を上映しているイオンシネマ長久手だけになってしまったので、ちょうどよかったというわけです。
予想以上に面白かったです。もう少しチープな映画かと思っていましたが、なかなか中身の濃い映画でした。観客は50人以上いて、ぐんぴぃのYouTuberネタなどが入ると観客からはどっと笑いも起きたりする盛り上がり用でした。映画は、関市のご当地映画を製作するという内容ですが、この映画自体が関市タイアップのご当地映画という形です。山田らの製作する映画の中には、観光地、協賛企業、市民エキストラなどが参加していて、それがこの映画自体の観光地紹介や出演者となっているわけです。ぐんぴぃは、最初のやる気ない公務員がやる気を出していきいきと映画を作っていくという変化をとても上手に面白く演じていました。ぐんぴぃはコメディアンですが、俳優の素質もあるようです。他の出演者では、市長や観光課長のとぼけたおかしさも楽しめました。パンフレットによると、たった2週間の撮影期間だったようですが、それでこの内容は素晴らしいと思いました。やっぱり観て良かったです。
ちなみに映画タイトルですが、私は「ヤロウ」は「野郎」の感じが強かったのですが、「やりましょう」という意味がメインのようです。どちらに捉えてもよいことではありますが。 |
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。 |
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