2024年10月23日(水)鑑賞 Prime Video |
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2024年9月27日(金)配信 / 上映時間:117分 / 製作:2024年(日本) / 配信:Amazon
Prime Video
【監督】 石川慶
【キャスト】
ナオキ:伊藤英明 / マユミ:新木優子 / ジェブ:ジアッブ=ララナー コーントラニン
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小笠原医師:水間ロン |
忙しい日々が続き、やっとのんびりする時間ができたので、Prime Videoを眺めていて面白そうかなと思ってこの映画を観てみました。この映画は配信映画で、劇場で上映されたものではありません。
西暦2200年、地球に住める場所が少なくなって、人類は宇宙移住が進んだという時代の話です。宇宙に浮かぶ高級レジデンスにナオキとマユミの夫婦は暮らしていて、ナオキは科学者としての研究、マユミは趣味の陶芸に没頭して幸せそうに暮らしています。しかし、実はマユミはナオキが自分の理想を追求するためのアンドロイドであり、ナオキが気に入らないと新しいマユミに取り換えるということを繰り返す・・・というストーリーです。
SFサイコサスペンスロマンスということですが、マユミがアンドロイドをいうことは意外性はなく早くに明かされます。実際のナオキとマユミは結婚したあと、ナオキの暴力性や嫉妬心の強い性格のためにマユミはナオキと別れようとして、そのためにナオミを殺してしまい、その代わりとしてアンドロイドに都合の良い時期からの記憶を与えて理想のマユミを何度も作り出そうとするなんともとんでもない男の話です。普通の自己中暴力男でサイコでもありませんし、ハラハラドキドキは皆無なのでサスペンスでもありませんし、別れ話から始まっているストーリーなのでロマンスでもありません。壊されたナオミたちが実は壊れていなくて何人ものマユミが最後に出てきますが、クローズアップされるのは、全部のマユミの記憶を共有した最後のマユミだけで、他のマユミはぞんざいな扱いなのも気になります。ただ、宇宙の設定や映像はけっこうリアルで観ることができるものでした。
私は新木優子を観るのを楽しんでいただけで、ストーリーは面白さも感動も無く特に心に残るものではありませんでした。 |
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。 |
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