2024年10月7日(月)鑑賞 U-NEXT
2005年5月7日(土)公開 / 上映時間:127分 / 製作:2005年(日本) / 配給:東宝=ROBOT=スカパー!WT=フジテレビ
【監督】 本広克行
【キャスト】
 真下正義:ユースケ・サンタマリア / 木島丈一郎:寺島進 / 小池茂:小泉孝太郎 /
 草壁中:高杉亘 / 眉田克重:松重豊 / 倉橋大助:ムロツヨシ / 片岡文彦:國村隼 /
 矢野君一:石井正則 / 緒方薫:甲本雅裕 / 森下孝治:遠山俊也 / 室井慎次:柳葉敏郎 /
 柏木雪乃:水野美紀 / 安住武史:大和田伸也 / 町屋忠正:辻萬長 / 菅野:矢島健一 /
 片岡智代:八千草薫 / 前主十路:西村雅彦 / 熊沢鉄次:金田龍之介 / 長田篤嗣:中村育二 /
 山越孝雄:小林隆 / 蒲生克哉:樋渡真司 / 清水将介:若杉宏二 / 宮武久美子:神野美紀 /
 渡辺敬祐:石田剛太 / 三島希美:清水智子 / 上戸伸也:古山憲太郎
順番に「踊る大捜査線」シリーズのスピンオフ映画も含めて時系列的に観直しています。この映画も過去に何度も観た記憶はありますが、観たら思い出す程度の記憶しか残っていません。

「踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」直後から今回の物語の布石が始まっています。事件後に報道陣の前で「ネゴシエーター」を名乗ったことで刺激された犯人が、クリスマスイブの夜に真下に挑戦する事件を起こします。その手法は、地下鉄の乗っ取りと爆弾。真下は犯人とのやり取りで事件を解決できるのか・・・というストーリーです。

悪くはないのですが、地下鉄のフリーゲージ開発車両「クモE4-600」を盗んで遠隔操作で移動させるというのは、鉄道を少しでも知っているものにとっては、それは非現実的だろうという考えから抜け出せずに、ストーリーに入り込めません。線引屋と言われるダイヤ編成担当者がダイヤを作り上げるということも、列車が止まってしまっている時ならば少しわかるのですが、混乱の中でも列車が動いている中で作業をするというのは、なんかしっくりきません。時折り出てくる車両も、ロケが東京の地下鉄でできなかったというせいで、とても東京だとは思えない車両が出てきます。そんなマニアックなことを気にしなければ、面白いのかなとは思います。一番モヤモヤしたのは、最後に犯人がきちんと明かされていないこと。そういう終わり方もあるのかもしれませんが、なんかスッキリしませんでした。

退屈ではないし面白い展開の映画ではありますが、私にとっては少しストレスの残る映画でした。
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。