2024年7月28日(金)鑑賞 Netflix |
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2022年11月11日(金)公開 / 上映時間:98分 / 製作:2022年(日本) / 配給:パルコ
【監督】 高橋名月
【キャスト】
愛助:久保史緒里 / 陽平:萩原利久 / 果南:小野莉奈 / 玲奈:永瀬莉子 /
みさき:中島ひろ子 / 奥田:宇野祥平
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気分が落ち込んでいる時にも、気楽に明るい気持ちで観ることができる映画ということで、この映画をNetflixで観ました。
同棲していた恋人に振られてひとりになった陽平の部屋に、若い女性の幽霊が現れます。幽霊は生きていた頃の記憶が無くて、名前も最初が「あ」終わりが「い」ということしか思い出せないということで、陽平から「愛助」と呼ばれることになります。一緒に同じ部屋にいるうちに、お互い好意を持つようになるのですが、愛助は成仏するために陽平にある頼みごとをする・・・というストーリーです。
幽霊が出てくるというのに、陽平は怖がることもなく、怖い演出もありません。余命儚い少女が幽霊の成仏という設定になっただけで、愛し合っても悲しい別れが訪れるというよくあるラブロマンスです。特に愛助役の久保史緒里(乃木坂46)がとても可愛らしくて、彼女を見ているだけでほっこりした気持ちになれる映画でした。なぜ愛助は死んだのか、この世の未練がなぜ恋人とのデートだったのかということは最後まで明確にされませんので、そこは少し消化不良になりますので、ふたりの別れで泣いてしまうようなところまで感情移入はできませんでした。逆に感情を揺さぶられずに気楽に観ることができる映画としては、その方がいいのかもしれません。ラストシーンは、「やっぱりね」という終わり方で、だから別れの時に愛助はそれほど悲しくはなかったのかもと思ったりもします。
気楽に微笑ましく観ることができるという点で、とてもいい映画でした。 |
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。 |
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