2024年7月4日(木)鑑賞 Netflix |
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2024年2月29日(木)配信 / 上映時間:132分 / 製作:2024年(日本) / 配信:Netflix
【監督】 藤井道人
【キャスト】
美奈子:長澤まさみ / アキラ:坂口健太郎 / 勝利:横浜流星 / ナナ:森七菜
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大城麻衣子:黒島結菜 / 佐々木博:中島歩 / 古賀充:若林拓也 / 神田:北村有起哉
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みずき:深川麻衣 / 中田:菅田俊 / 恵介:でんでん / 佐々木:舘ひろし /
麻衣子:木野花 /
良(17歳):奥平大兼 / 田中:田中哲司 / かおり:寺島しのぶ / マイケル:リリー・フランキー |
他にもNetflixでいい映画はないかと探していて、今日はこれを観たのですが・・・期待外れでした。
瓦礫が打ち上げられた海岸で目を覚ました美奈子は、離れ離れになった息子・良を探している途中でアキラという青年と出会います。アキラに連れていかれた場所には、元ヤクザの勝利、元映画プロデューサーのマイケルらがいて、自分たちはもう死んでいるのだけど未練を残しているために"次に"行けないのだと教えられます。月に一度、そういう死者たちが集まって、会いたかった人を捜すパレードに参加してから、美奈子の心境が変化していくというストーリーです。
観終わった印象は、パレードで未練を残す死者たちが一堂に集まって捜す意味がよくわからなかったこと。タイトルになっているわりにはそれほど重要性を感じないものでした。ラストもよくわかりませんでした。「ナナは死んだはずなのになぜ生きていたのか」、「ナナの心は蘇った美奈子なのか」、「"次へ"というのは成仏することなのか誰かの体で蘇ることなのか」、「美奈子たちがいた場所はなぜ最後では廃れていたのか」、「美奈子と良はなぜ会話ができたのか」等々、疑問符が次々に頭に浮かんだまま終わってしまいました。勝利がみずきと会うシーンとか、ナナと一緒にイジメをうけていた友人へ死を選んだことをナナが謝るシーンとか、ジーンと心揺さぶられるシーンはありましたが、ストーリー全体としては感動したり共感して泣ける映画ではありませんでした。
映画としては私は期待外れで気持を入れ込める映画ではありませんでしたが、やり残したことがあって未練や後悔のある人生は送らないようにしないといけないということは伝わってきました。特に美奈子の息子への日々の対応に対する後悔は身につまされました。自分の命がいつ終わっても後悔しないような生き方をしないといけないとあらためて思いました。 |
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。 |
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