2024年5月1日(水)鑑賞 イオンシネマ豊田KiTARA(スクリーン3 G-5/6) |
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2024年4月26日(金)公開 / 上映時間:93分 / 製作:2023年(米) / 配給:アルバトロス・フィルム
【監督】 マシュー・グッドヒュー
【キャスト】
エミリー:リサ・アンバラバナール / ブリアナ:シドニー・クレイヴン /
マディソン:オリビア・ルーリエ / タイラー:アンドリュー・ホートン /
ゼニー:ビアンカ・ベックルズ=ローズ / ミス・メイ:ティフ・スティーヴンソン
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オリバー:ステファン・カピチッチ |
ナマケモノという動物が殺人をするということで興味を持ったので、長女とふたりで観てきました。
人気者になりたいと思ってSNSに励んでいる大学生のエミリーが、ショッピングモールで出会ったペット業者からナマケモノを手に入れて、それを学生寮のマスコットとして学生寮の会長選挙に立候補するのですが、ナマケモノが豹変して女子学生を血祭りにしていくというストーリーです。
会長選挙はナマケモノをマスコットにして華やかに楽しそうに面白く描かれていくのですが、ナマケモノが突然女子大生を殺しはじめるあたりから緊迫したシーンも出てきます。でも、そんなシーンでもちょっとふざけた会話があったり、不思議な雰囲気の映画でした。ナマケモノがなぜ女子大学生を殺し始めたのかというところが曖昧だったり、ナマケモノはいくら刺されたり撃たれても死ななかったり、なのにナマケモノが撃たれて生まれた地に帰りたいと話すところで終わっているし、話のつじつまのわからないところも多かったです。学生寮でたくさんの女子大学生が殺されたのに、ラストシーンで何事も無かったかのように華やかで楽しそうな学生生活に戻っているところも違和感がありました。
そういうストーリーのチープな感じに加えて、ナマケモノもぬいぐるみ感が強いし動きも固いし、もっとリアルにできるはずなのにわざとナマケモノにもチープ感を出して、全体にチープな感じにしているのかと思えるほどでした。
笑えて怖いという事前知識はあったので、期待外れということではないですし、怖いシーンはビクッとするシーンもありましたし、長女はチープ感が面白かったと言っていましたし、それなりに楽しめる映画ではあると思いますが、あくまでそれなりにかなと思ってしまった映画でした。 |
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。 |
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