2024年3月10日(日)鑑賞 DVD |
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2006年11月18日(土)公開 / 上映時間:118分 / 製作:2006年(日本) / 配給:松竹=スタイルジャム=AHS=TVQ九州放送=テレビ愛知=テレビ大阪=テレビ東京=ビーワイルド=ビッグショット=朝日新聞社=東京都ASA連合会
【監督】 河野圭太
【キャスト】
椿山和昭:西田敏行 / 和山椿:伊東美咲 / 竹内弘実:成宮寛貴 / 蓮子:志田未来
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マヤ:和久井映見 / 市川静子:市毛良枝 / 知子:余貴美子 / 市川大介:國村隼
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ヤクザの武田:綿引勝彦 / 椿山由紀:渡辺典子 / 嶋田:沢村一樹 / 椿山陽介:須賀健太
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喫茶店『マイルス』のマスター:藤村俊二 / 椿山昭三:桂小金治 / 雄一:伊藤大翔
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純一:松田悟志 / 卓人:青木崇高 / 雄一の育ての母親:西尾まり / 施設の女先生:茅島成美
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バーゲン会場の客:山田花子 |
最初は浅はかながら浅田次郎の作品と知らず、伊東美咲を見てみたくなったのとコメディーを観てみたくなったということで、この作品を手に取りました。観てみると最初は、久しぶりに見る伊東美咲の美しさに見とれていましたし、西田敏行が伊東美咲に変化するという面白さ、現世に戻る理由と真実などで楽しんでいたのですが、そのうちに親子の切ない関係がだんだんとわかってきて、最後はもうたまらずに泣いてしまいました。大人たちの行動にはいろいろと突っ込みたくなることが多く、子供たちの方がおとなだなぁと思わせられました。大人の中では、極道の武田や市川が一番まともじゃないかと思うほどでした。最後は、椿山は地獄に行かされるのではないかと思いましたが、死んだ椿山の父も含めて全員が天国への階段を登っていくところで終わり、原作とは少し違う終わり方になっていたようです。自分が死んだあとどういうことになっているのか、知りたい気持もあり、知りたくないという気持ちもありますが、できれば思い残すことなくそのまま死ねる人生にしないといけないなという気もしました。2006年の古い映画ですが、心に響く良い映画でした。 |
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。 |