2024年3月7日(木)鑑賞 DVD |
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2009年5月16日(土)公開 / 上映時間:129分 / 製作:2009年(日本) / 配給:松竹
【監督】 深川栄洋
【キャスト】
橘孝平:中村雅俊 / 橘(小山)ちひろ:原田美枝子 / 佐伯静夫:井上順 /
長谷部麗子:戸田恵子 /
松山正彦:イッセー尾形 / 松山光江:綾戸智恵 / 橘マキ:星野真里 / 八木沼等:内田朝陽
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望月先生:嶋尾康史 / 北島進:石田卓也 / 佐伯理花:金澤美穂 / 根本夏美:原沙知絵
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麻生圭一郎:石黒賢 / 京亜建設・会長:佐藤慶 / 甲本雅裕 / 高杉瑞穂 / 鈴木慶一
/ 吉満涼太 /
宮本大誠 / 並樹史朗 / 大槻修治 / 山田キヌヲ / 粟島瑞丸 / 澤山薫 / 川村りか |
この映画はDVDを借りたものの、タイトルから熟年夫婦の愛や感謝の確認というちょっと退屈な映画かなと思って、積極的に観る感じではありませんでした。しかし観てみると、かなり感情を揺さぶられてしまいました。夫婦の関係ってなんだろうなとか、相手を思う気持ちはどういう形が理想なのだろうかとか、3組の異なった熟年カップルを観ながらいろいろと駆け巡る感情がありました。60歳どころか私は66歳。若い頃のような自分勝手で自己中心的なところは少し改善していると思っていますが、これから夫婦や家族とどう生きていくのが理想なのか、もう一度あらためてちょっと考えてみたいと思いました。後半の手紙や歌や、相手に思いを伝える場面ではけっこう泣かせてもらいましたが、ひとつ感情移入ができなかったのは、ラストのラベンダー畑のシーンでした。北海道で待ち伏せするとか、広いラベンダー畑で自分の書いた絵を見せたり見つけたりとか、ちょっと無理を感じさせる設定だったからです。最後だけに、そこがとても残念でした。 |
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。 |