2024年2月27日(火)鑑賞 DVD
2011年5月14日(土)公開 / 上映時間:113分 / 製作:2011年(日本) / 配給:クロックワークス=ゴー・シネマ
【監督】 長崎俊一
【キャスト】
 楠田瑠美:成海璃子 / 江嶋蘭:忽那汐里 / 北畠梨里子:森田彩華 / 来栖かなめ:草刈麻有 /
 広瀬なつめ:黒川智花 / 倭駆:塩谷瞬 / 平良弘明:石井正則 / 瀬川雄介:水本諭 /
 芽咲吾朗:前田健 / 武本正弘:金山一彦 / 江嶋千代子:清水美沙 /
 御蔵総一郎:石黒賢(特別出演) / 渡見恵子:戸田菜穂 / 舞利亜:?
感動するとか泣けるとかいう映画ではありませんが、少女たちの友情や生き方と並行するミステリーがとても良質な内容で見ごたえのある映画でした。この映画は、廃墟となったホテルにおける新進女優舞利亜のネットシネマ撮影から始まります。舞利亜の顔は写されず、なんとなく不穏な雰囲気でこれから何が起きるのか気になる冒頭です。そのあと、4年前の出来事に戻り、少女たち4人による「羅針盤」という劇団に青春をかける、悩みながらも爽やかで友情ある物語に移ります。そしてその4年前の出来事と現在の出来事が結びついて意外な事実がわかるという流れです。とてもうまく作られていると思いました。4人の少女の個性もそれぞれ特徴がうまく描かれていて、その関係もとても興味深いものでした。友情と夢、そしてメンバーの死の真実へのミステリー、いろいろと楽しめるとてもいい映画でした。
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。