2024年2月16日(金)鑑賞 DVD
2023年3月31日(金)公開 / 上映時間:99分 / 製作:2023年(日本) / 配給:ワーナー・ブラザース映画
【監督】 入江悠
【キャスト】
 美神アンナ:広瀬すず / 風真尚希:櫻井翔 / 千曲鷹弘:勝地涼 / 四万十勇次:中村蒼 /
 小山川薫:富田望生 / 上原黄以子:大島優子 / 星憲章:上田竜也 / 姫川烝位:奥平大兼 /
 リュウ楊一:加藤諒 / 緋邑晶:南野陽子 / 四葉朋美:橋本環奈 / 神田凪沙:真木よう子 /
 ジッポ男:魔裟斗 / 台車男:栄信 / シンヤ:岡宏明 / リョータ:駒木根葵汰 /
 リンリン:三島あよな / 榎戸力丸:笹野高史 / 窓:佐藤浩市 / 栗田一秋:江口洋介
一年前の作品です。準新作が100円で借りられる日でしたので適当に借りてきましたが、この映画は正直、私は面白くありませんでした。テレビドラマを観ていた人は違う感想を持ったのかもしれませんが、初めて観る私は、訳がわからない内容でした。テレビドラマの作品でも映画になるとスケール感を感じさせてくれる作品が多いですが、この作品はテレビドラマの延長のような作りしか感じられませんでした。黄金螺旋の謎というサブタイトルも謎というほどの意味は持っていなかった気がします。夢の中の出来事の繰り返しもくどかったですし、最後の夢の世界を利用するという意味や理屈も私はわかりませんでした。佐藤浩市の正体や役割も結局なんだったのかという感じですし、真木よう子が殺される時に何を見たのか、なぜナイフで殺されたのか、そして黒幕だったのか、ということも伏線回収が不十分なのかわかりにくいのかモヤモヤ感が残ったままでした。自分の理解力がこの映画についていけていないのか、初めて観るものにはわかり難いのか、そんな疑問や戸惑いしか残らない映画でした。それと、櫻井翔は役者として浮いているような感じが終始あって、それも映画の中身に入り込めなかったひとつの理由でした。私にとっては、久しぶりに無駄な時間だったかなと思ってしまうような映画でした。「AI崩壊」もそうでしたので、入江悠監督作品は私には合わないのかもしれません。
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。