2024年1月22日(月)鑑賞 DVD |
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2011年5月28日(土)公開 / 上映時間:119分 / 製作:2011年(日本) / 配給:東宝
【監督】 鈴木雅之
【キャスト】
松平元:堤真一 / 鳥居忠子:綾瀬はるか / 旭ゲンズブール:岡田将生 / 真田幸一:中井貴一
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橋場茶子:沢木ルカ / 真田大輔:森永悠希 / 長曽我部:笹野高史 / 真田竹子:和久井映見
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空堀中学校・校長:宇梶剛士 / 大阪府庁・幹部職員:甲本雅裕 / 伊茶(国松の母):菊池桃子
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松平康(松平元の父):平田満 / 漆原修三:江守徹 / 蜂須賀組・組員:駿河太郎
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たこ焼き屋のあんちゃん:玉木宏 / 徳川方武将:堤真一(2役) |
綾瀬はるかと堤真一ならば面白いかもと思って観てみましたが、大きな期待外れの映画でした。綾瀬はるかがプリンセストヨトミかと思い込んでいましたが、それも期待外れで、ただのおせっかいな職員でしかありませんでした。話の規模は壮大で歴史を感じさせるもののはずなのですが、その話があまりにも非現実的で緻密さや説得力が無い。大阪国という存在も面白いのだけど、大阪中の人間を動かせる総理大臣が大阪弁もしゃべらず威厳も乏しい。動きも軽率で、トヨトミの末裔がさらわれたと誤解し集結の瓢箪が大阪中にあふれて町には誰もいなくなる。でも、大阪国のことを知っているのは全員ではないはず(総理の言葉にもある)だし、大阪という大きな街なのだから大阪人以外もたくさんいるはずなのに、なぜ町に人がひとりもいなくなるのかが極端すぎ。ここまでするならば真面目な話は織り込まずに、「翔んで埼玉」みたいにすべてをバカバカしく描いた方が受け入れやすかったと思います。誰かわからない、本人も知らないプリンセストヨトミを、大阪中の人が太閤さんを慕うとしても現実的に守ろうと思うのでしょうか。そしてなぜプリンセスでありOJO(王女)なのか、まじめに考えれば疑問ばかりで、この映画の世界に入り込むことはできませんでした。大阪の方はこの映画に心掴まれたのかどうかも知りたい気がします。 |
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。 |