2023年11月28日(火)鑑賞 DVD
2011年6月11日(土)公開 / 上映時間:128分 / 製作:2011年(日本) / 配給:ギャガ
【監督】 是枝裕和
【キャスト】
 大迫航一:前田航基 / 木南龍之介:前田旺志郎 / 大迫のぞみ:大塚寧々 /
 木南健次:オダギリジョー / 有吉恭子:夏川結衣 / 坂上守先生:阿部寛 /
 三村幸知先生:長澤まさみ / 山本亘:原田芳雄 / 大迫秀子:樹木希林 / 大迫周吉:橋爪功 /
 福元佑:林凌雅 / 太田真:永吉星之介 / 有吉恵美:内田伽羅 / 早見かんな:橋本環奈 /
 磯邊蓮登:磯邊蓮登 / 高橋長英 / りりィ / 田山涼成 / 入江雅人 / 中村ゆり / 五代俊介 /
 清水一彰 / 長岡暢陵
主人公はそれぞれ母と父と福岡と鹿児島に別れて過ごす航一と龍之介兄弟。いつかまた一緒に暮らすことを願って、九州新幹線の上下始発の「さくら」がすれ違う瞬間に奇跡が起きるということを聞いて、その願いをかけに出かけるという物語です。最初の一時間くらいは、それぞれの友人、生活、境遇が描かれ、後半一時間で、中間地点の熊本に出かけて奇跡を求めるという構成になっています。なので最初は少しダラダラしてつまらないなと思いながら観ていましたが、最終的には、子供たちがまわりの優しい大人の力を借りて、一つのことをやり遂げるという形で終わり、心がほんわかと暖かくなる映画でした。奇跡というタイトルほど奇跡を感じませんでしたが、願いが叶うことを信じること、それをやり遂げられたこと自体が奇跡ということなのかもしれません。まわりの優しい大人を演じるのは豪華有名俳優陣で、とても贅沢な感じもしました。子供たちは、主人公の兄弟は「まえだまえだ」の二人ですが、幼い橋本環奈がいるのも驚きでした。いい映画だとは思いますが、私にとっては面白い映画だったという感じではありませんでした。
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。