2023年10月31日(火)鑑賞 イオンシネマ岡崎(スクリーン4 L-6/7)
2023年10月20日(金)公開 / 上映時間:86分 / 製作:2023年(日本) / 配給:イオンエンターテイメント
【監督】 永江二朗
【キャスト】
 内田桜:伊原六花 / 真中聡:藤原大祐 / 華村希美:秋田汐梨 / 岩崎公太:松浦祐也 /
 八代真樹子:佐伯日菜子 / 八代健介:坪内守 / 佐々木六朗:梶原善
ホラー好きの娘とふたりで観てきました。私はどちらかというと怖いのは苦手なのですが、面白かった「きさらぎ駅」と同じスタッフというので私もぜひ観たいと思っていました。観客は私たちが入った時はゼロ、その後も一人しか入場して来なくて、ほぼ貸し切り状態でした。始まると、怖いのを覚悟してビクビクしながら観ていましたが、怖いはずの前半もドキドキするのは旅館の2階を探索するあたりだけで、それほど怖くありませんでした。しかも、佐々木和尚が登場してからの後半の桜と聡の魂奪還作戦になると、これはコメディーかと思えるような展開となって、こんな映画なのという戸惑いが多くなります。最後は無事に八尺様を倒して魂を奪還してめでたしめでたしのラスト・・・と思いきや、「きさらぎ駅」と同じように最後はゾワッとくる終わり方でした。このシリーズは、筋書きは最初から計画的に組まれていて、狙われた獲物は恐ろしい身代わりの結末が待っているということです。この終わり方だから、この映画は面白かったという気持ちと、見事に裏切られて清々しい気持ちで観終わることができました。予測不能の結末でしたが、期待を裏切らない結末で、観終わったあとは娘と感想談義でずっと花が咲きました。期待を良い意味で裏切ってくれる面白い映画でした。なお、パンフレットが小さくてしょぼかったのがちょっと悲しかったです。価格は立派なパンフレットと同じなのにねぇ。
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。