2023年10月20日(金)鑑賞 DVD |
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2016年8月6日(土)公開[PG-12] / 上映時間:148分 / 製作:2016年(日本)
/ 配給:松竹
【監督】 大友啓史
【キャスト】
薪剛:生田斗真 / 青木一行:岡田将生 / 貝沼清孝:吉川晃司 / 鈴木克洋:松坂桃李
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露口絹子:織田梨沙 / 三好雪子:栗山千明 / 斎藤純一郎:リリー・フランキー
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露口浩一:椎名桔平 / 眞鍋駿介:大森南朋 / 今井孝史:大倉孝二 / 天地奈々子:木南晴夏
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岡部靖文:平山祐介 / 山路清:三浦誠己 / 泉澤祐希 / 望月歩 / 前野朋哉
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浅野諮問委員長:小市慢太郎 |
この映画は私好みではありませんでした。キャストは豪華で素晴らしく、ストーリーも脳の記憶の中に入り込むという、絶対に面白いだろうと思って観たのですが、どうもよくわからない内容でした。脳の記憶の中に潜入して必要な記憶を取り出すためには受ける人間が必要なのか、それとも機械的に取り出すことができるのか、まずその仕組みの説明が不十分なため、記憶の中に入り込んで精神がおかしくなるといういきさつが理解できませんでした。最後に盲導犬の脳の記憶を取り出す時には、人間が受け手でうまくいくのかもよくわかりませんでした。そういうところに加えて、結局、鈴木が隠したかった記憶ってなんだったのかもよくわかりませんでしたし、精神がおかしくなる理由や負荷ってどこにあるのかわかりませんでした。期待していただけに肩透かしを食らったような感じでした。ラストの穏やかな記憶というのも、盲導犬の記憶の映像のようですが、言うほど穏やかな光景でもありません。貝沼と絹子の関係も、出会っていたのはわかりますが、絹子の犯罪にどうかかわっていたのかもモヤモヤ感満載でした。青木の父親の役割も何だったのでしょう。正直、最初は期待して観ていましたが、2時間を過ぎた頃は疑問が解消する気配も感じられず、もう観るのをやめようかと思ったくらい興味が失せていました。観る力が足りないのかもしれませんが、私には久しぶりに退屈な映画でした。 |
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。 |