2023年10月15日(日)鑑賞 DVD
2017年1月14日(土)公開 / 上映時間:119分 / 製作:2017年(日本) / 配給:東宝
【監督】 鈴木雅之
【キャスト】
 倉本繭子:綾瀬はるか / 織田信長:堤真一 / 森蘭丸:濱田岳 / 吉岡恭一:平山浩行 /
 大塚孫三:田口浩正 / 明智光秀:高嶋政宏 / 吉岡征次郎:近藤正臣 /
 本能寺ホテル支配人:風間杜夫 / 島井宗室:佐戸井けん太 / 出張マッサージ師:八嶋智人 /
 恭一の高校同級生:平岩紙 / 恭一の高校同級生:迫田孝也 / 征次郎の亡き妻:赤座美代子 /
 繭子が予約を間違えたホテルの支配人:宇梶剛士 / 職業安定所職員:飯尾和樹 /
 チラシを配る男:加藤諒 / ナレーション:中井貴一

この映画は過去に観たことのある映画ですが詳細はまったく覚えていなかったので、あらためてしっかりと観てみたいと思ってDVDを借りてきました。信長は、未来が平和で笑顔にあふれている世の中であることをチラシで知って、それが自分の望んでいた世の中なのだと悟って本能寺の変の運命を受け入れるという素晴らしく大きな人物として描かれています。織田信長はそんな人間だったのかとは思いますが、この映画のテーマである「人は何をやりたいのかということの大切さ」を伝えるにはそれでなければいけないと思います。繭子は、自分の考えを示さない受け身の女性として始まりますが、その割には何度も過去に行くという図太さと度胸があり、もともとそういう女性だったのかとは思いますが、信長と接していくうちに自分のやりたいことを見つけることになります。信長が繭子に話した「自分のやりたいことに大きいも小さいもない。やりたいかやりたくないか、やるかやらないか、それだけではないのか」という言葉は、私にも響きました。人から見たら、世の中のためにもならないくだらないことやどうでもいいことでも、自分のやりたいことがあるうちはやっていこうと思います。また、何か迷った時は、自分は何をやりたいのか、どう生きたいのかという原点に戻って考えようと思いました。また、別の見方として、京都好きな私にとってはロケ場所を当てるのも楽しみの一つでした。とても楽しめる映画でした。
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。