2023年10月13日(金)鑑賞 イオンシネマ岡崎(スクリーン10 L-7)
2023年10月6日(金)公開 / 上映時間:103分 / 製作:2022年(日本) / 配給:イオンエンターテイメント=ギグリーボックス
【監督】 田中光敏
【キャスト】
 大亀遥海:比嘉愛未 / 城島龍之介:三浦翔平 / 浜口雄太:浅利陽介 / 井坂正樹:小手伸也 /
 伊藤浜子:山崎静代(南海キャンディーズ) / 水谷珠子:松岡依都美 / 金増貯蔵:田中要次 /
 高級洋服店店主:内海崇(ミルクボーイ) / セレブな外国人女性:デヴィ夫人 /
 大亀満代:石野真子 / 大亀仙太郎:三浦友和
この映画は、成年後見人の話であることと、舞台が三重県ということで、ちょっと観ておこうという気持ちになって観ました。成年後見人と言うのは、認知症や知的障害によって判断能力が不十分な人に代わって法的に財産の管理などをおこなう人のことを言います。証券会社の担当の人と話をしていた時に、私が認知症になって判断できなくなったら、私の財産を処分したりするための成年後見人としての弁護士などを裁判所で任命してもらう必要があると言われたから気になっていました。しかもその成年後見人には、月に何万円もの費用を払う必要があるとのことでした。成年後見人が私が死ぬまで財産を管理するので、その間は私も家族も私の財産を使うことや処分したりすることができないらしいのです。そういう厄介な話を聞いていたので、この映画の題材がとても気になっていました。そういう思いで観た結果は・・・、この映画の成年後見人である弁護士は悪徳すぎて極端すぎて、現実問題の参考にはなりませんでした。ストーリーも、成年後見人の問題を扱うというよりも、成年後見人と家族が隠された資産の6億円の真珠を探すというドタバタ喜劇的なもので、正直期待していた感じではありませんでした。舞台で踊りだしたり、急に妹に優しくなったり、老人施設の遊びではしゃいだり、キャラクター設定も振れていましたし、伊勢志摩舞台なのに伊勢弁もまったく出てこないし、私的には期待外れの所の多かった映画でした。コメディー映画として観るならばそれなりに楽しめるとは思いますが。
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。