2023年10月9日(月)鑑賞 DVD |
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2016年6月11日(土)公開 / 上映時間:119分 / 製作:2016年(日本) / 配給:東宝
【監督】 瀬々敬久
【キャスト】
三上義信:佐藤浩市 / 諏訪:綾野剛 / 美雲:榮倉奈々 / 三上美那子:夏川結衣
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目崎正人:緒形直人 / 日吉浩一郎:窪田正孝 / 手嶋:坂口健太郎 / 椎名桔平
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赤間:滝藤賢一 / 荒木田:奥田瑛二 / 二渡真治:仲村トオル / 幸田一樹:吉岡秀隆
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秋川:瑛太 / 雨宮芳男:永瀬正敏 / 松岡勝俊:三浦友和 / 柿沼:筒井道隆
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村串みずき:鶴田真由 / 望月:赤井英和 / 漆原:菅田俊 / 日吉雅恵:烏丸せつこ
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御倉:小澤征悦 / 蔵前:金井勇太 / 三上あゆみ:芳根京子 / 石井:菅原大吉
/ 落合:柄本佑 |
前編に引き続き、続きで後編を観ました。後編は昭和64年に起きた少女誘拐殺人事件(ロクヨン)の犯人を追い詰めるというストーリーとなります。しかし、途中までは誰が犯人で誰が被害者なのかわからずに進み、川上が松岡に「今、ロクヨンの犯人を追っている」と言われるまでわかりませんでした。しかし、川上以外の捜査一課の刑事は「幸田メモ」のことがあるので、犯人を捕まえることには消極的というところもあるので、松岡の言葉は組織としての言葉か松岡個人の思いなのかはわかりませんでした。そのシーンあたりから、私は川上の行動が少し軽率に感じられて、最後のロクヨンの犯人を追い詰めるところでは、スッキリしないところも多かったです。特に、犯人を追い詰めるところに犯人の娘がたまたま来て、真相を知って泣きじゃくる姿を誰もケアしないのは違和感を感じました。ロクヨンは、幼い娘を殺された父親の心情、娘とうまくわかり合えない父親の心情、など自分にも重なることなのに、後編は涙があふれる場面がほとんどなかったのは、そういう違和感のせいかもしれません。気になっていた川上と娘の関係は、留守中に公衆電話からかかってきた電話が娘からなのではないかというところで、あとは想像におまかせします的な感じでした。後編は事件の真相という点では意外性もあり面白かったのですが、心を揺さぶられたのは前編のほうがあったかなというのが私の感想です。 |
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。 |