2023年10月9日(月)鑑賞 DVD
2016年5月7日(土)公開 / 上映時間:121分 / 製作:2016年(日本) / 配給:東宝
【監督】 瀬々敬久
【キャスト】
 三上義信:佐藤浩市 / 諏訪:綾野剛 / 美雲:榮倉奈々 / 秋川:瑛太 / 松岡勝俊:三浦友和 /
 雨宮芳男:永瀬正敏 / 幸田一樹:吉岡秀隆 / 二渡真治:仲村トオル / 辻内欣司:椎名桔平 /
 赤間:滝藤賢一 / 荒木田:奥田瑛二 / 三上美那子:夏川結衣 / 緒形直人 /
 日吉浩一郎:窪田正孝 / 手嶋:坂口健太郎 / 柿沼:筒井道隆 / 村串みずき:鶴田真由 /
 望月:赤井英和 / 漆原:菅田俊 / 日吉雅恵:烏丸せつこ / 御倉:小澤征悦 / 蔵前:金井勇太 /
 三上あゆみ:芳根京子 / 石井:菅原大吉 / 柄本佑
主題歌が小田和正の「風が止んだ」ということと、豪華キャストのサスペンスミステリーということで観てみました。この映画は重厚でとても見ごたえのある映画です。まだ後編は観ていませんが、前半だけでも見どころ満載で、あっという間の2時間でした。7日間しかない昭和64年に起きた未解決の少女誘拐殺人事件(通称ロクヨン)が時効まであと1年となる時に、その事件を巡っていろいろなことが起きるというストーリーですが、前編では、その事件の捜査員だった三上が県警広報官として、組織の中である匿名報道を巡り、上部や記者クラブとの確執が描かれていきます。三上が記者クラブで今後の方針と、匿名報道となった事故の被害者のことを話すところでは、涙が溢れました。三上は、自分自身も娘の家出という苦悩を抱かえており、親として今後どう娘と和解していくのかというのも興味があります。前編の終わりではあらたな誘拐事件が発生するというところで終わり、後半にロクヨンの真実などが明かされていくのかなと思います。とても出来の良い映画だと思いました。
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。