2023年9月11日(月)鑑賞 DVD
2019年6月21日(金)公開 / 上映時間:114分 / 製作:2019年(日本) / 配給:ギャガ
【監督】 野口照夫 / 山本清史
【キャスト】
 岩本アキオ:坂口健太郎 / 岩本暁:吉田鋼太郎 / 井出里美:佐久間由衣 /
 岩本美樹:山本舞香 / 賢介:前原滉 / 片岡:今泉佑唯 / 野々村はなの / 中島秀隆:和田正人 /
 三原健一郎:山田純大 / 吉井晋太郎:佐藤隆太 / 岩本由紀子:財前直見 /
 マイディー(声):南條愛乃 / あるちゃん(声):寿美菜子 / きりんちゃん(声):悠木碧
最初のうちは、ぎこちない現実世界の親子と、架空の世界の親子の関係をほほえましく観ていたり、不器用な父親と子供の関係を楽しんでいたりという雰囲気で観ていましたが、父親が病気だったことがわかったところから涙腺が緩み始めてしまい、ツインタニアを倒したあとにインディー(父親)がみんなに病気のことを伝え、マイディー(息子)が息子であることを明かすシーンは、ティッシュ無しでは観ることができませんでした。この映画は涙の場面など無く、純粋に明るく楽しめる映画かなと思っていたので、まさか泣くとは思ってもいませんでした。父親とうまく話せないおとなしい息子の坂口健太郎、不器用で子供とうまく会話ができない父親の吉田鋼太郎、両方とてもぴったりでとても良い雰囲気を出していました。家族のことを思って一生懸命働き、家族への愛情をうまく表現できない父親というのはよくある父親像ですが、私の場合は、仕事に追われて家族との会話が不足していたという表面は似ていても、そこに家族への愛情よりも自分大事だったところが自分はダメな父親だったと、この映画を観ても感じてしまいました。だからこそ、こういう映画には感動してしまうのかもしれません。私も今からでも、現実社会で「光のお父さん」になれればいいのですけどね。とてもいい映画でした。
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。