2023年9月2日(土)鑑賞 DVD |
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2014年5月24日(土)公開 / 上映時間:96分 / 製作:2014年(日本) / 配給:東宝
【監督】 劇団ひとり
【キャスト】
轟晴夫:大泉洋 / 花村悦子:柴咲コウ / 轟正太郎:劇団ひとり / 村上医師:笹野高史
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雷門ホール支配人・丸山:風間杜夫 / 柄本佑 / 前野朋哉 / 今井隆文 / 岩井秀人 |
昨夜の深夜にテレビでこの映画を放映していました。劇団ひとりの原作・監督作品と言うことは知っていたのですが、詳しい内容を知らなかったので、録画もせずに寝る前に少し観ただけだったのですが、好きな大泉洋、柴咲コウ、柄本佑が出ていて面白そうだったので、急遽DVDを借りてきてきちんと向き合って観てみました。まさに涙の物語で、晴夫が両親の真実を知っていくにつれて切なくて泣けてきて仕方がありませんでした。特に、出産前日に悦子に晴夫の未来を話すシーンはたまらずに涙腺崩壊でした。それと、親が子どものことを考え良かれと思ってついた嘘や、子供のためを思っての行動や選択を、子供が理解するというのは難しいなぁとも感じました。親の真実の思いをわからずに自分の存在に疑問を持ったり、人生をあきらめたりしてしまうことは、親としては望むことではありませんし悲しいことです。この映画のように、過去に戻って親の真実の思いを確かめられればいいのですが、そんなことは映画の中の出来事です。最終的には、自分を世に出してくれた親に感謝し、生きるのは親のせいではなく自分の思いと力であるということだと思います。だからと言って、親としての自分の行動に対して責任放棄をするつもりはありませんし、今までやってきたことを正当化するつもりもありません。いつも子供優先だったかというと、そういう自信もありません。ただ、思いはきちんとわかりやすく言葉や態度で伝えることは、もう少し心がけていこうと思いました。泣けるだけではなく笑いもあるストーリー、大泉洋、柴咲コウ、劇団ひとりの演技も最高で、とても感動的な良い映画でした。 |
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。 |