2023年8月27日(日)鑑賞 DVD
2018年3月10日(土)公開 / 上映時間:119分 / 製作:2018年(日本) / 配給:ワーナー・ブラザース映画
【監督】 瀧本智行
【キャスト】
 耶雲恭介:岩田剛典 / 松田百合子:山本美月 / 木原坂雄大:斎藤工 /
 木原坂朱里:浅見れいな / 吉岡亜希子:土村芳 / 小林良樹:北村一輝
なかなか面白い映画でした。のちの書籍化に合わせて章立てで構成されています。始まってすぐに「第二章」と表示されたので、あれっと思ったのですが、最後まで観ると、復讐のための最初からの筋書きだったということでとても納得させられます。また、「去年の冬、きみと別れ」という、ちょっと変わったタイトルの意味も、最後になるほどそういう意味だったのね、とわかります。いろいろと観る側も騙されてしまいますが、観た後の不快感はまったくありません。純粋に面白かったです。欲を言えば、恭介の恋人亜希子との仲がおかしくなった(恭介の優しさではあると思いますし、二人の気持は変わっていないですが)あとの出来事なので、切なくて悲しい感情もわくことはわくのですが、感情移入して涙するほどではありませんでした。そこが少し惜しいかなと感じました。
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。