2023年8月15日(火)鑑賞 DVD
2018年11月30日(金)公開 / 上映時間:120分 / 製作:2018年(日本) / 配給:松竹
【監督】 吉田康弘
【キャスト】
 奥薗晶:有村架純 / 奥薗節夫:國村隼 / 佐々木ゆり:桜庭ななみ / 奥薗駿也:歸山竜成 /
 相羽雅樹:木下ほうか / 楠木幸江:筒井真理子 / 水嶋徹:板尾創路 / 奥薗修平:青木崇高
台風の影響の強い日、今日は「かぞくいろ −RAILWAYS わたしたちの出発−」を観ました。この映画は最初から最後まで泣かせてくれました。親子関係や家族の愛情が絡むと今の私には思うことや感じることが多く、すべてに敏感に反応してしまいます。特に、晶の「私、親でいいんですよね。わからないんです。子供にとって良い親ってなんなのか」という台詞は自分にも問いかけたくなる言葉でした。また節夫の行動や言動を見ていると、自分は未だに子供で大人になり切れていないと痛感してしまいました。戻れるものなら子供が生まれた時に戻って、家族を大切にするところからやり直したいです。この映画は、そんなことを思わせてくれるとても感動的でいい映画でした。私としては、駿也が東京に戻った晶に電話して謝った時、「お母さん」という言葉を言ってあげれば、そこでさらに号泣だったと思います。晶は駿也を自分の子供と思っていたので、「晶ちゃんは晶ちゃんのままでそばにいてほしい」というのは、晶にしてはちょっと寂しいかなと思ってしまいました。ただ、それも若い晶を縛り付けることをしない家族の優しさなのかも知れません。
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。