2023年8月3日(木)鑑賞 DVD
2010年6月5日(土)公開 / 上映時間:126分 / 製作:2010年(日本) / 配給:東映
【監督】 成島出
【キャスト】
 当麻勝彦:堤真一 / 中村浪子:夏川結衣 / 青木隆三:吉沢悠 / 大川翔子:中越典子 /
 島田光治:松重豊 / 中村弘平:成宮寛貴 / 村上三郎:矢島健一 / 実川剛:平田満 /
 武井静:余貴美子 / 野本六郎:生瀬勝久 / 大川松男:柄本明 / 立松刑事:隆大介 /
 白鳥孝雄:徳井優 / 本田大輔 / 丘香織:安藤玉恵 / 大川慎二:でんでん / 菅原大吉 /
 斎藤歩 / 堀部圭亮 / みのすけ / 遠山俊也 / 太賀 / 建蔵 / 掛田誠 / 菜葉菜 / 石井あみ /
 日向明子 / 山下容莉枝 / 宮田早苗 / 石村みか
横浜に無事に行ってきてほっとしている今日は、借りていた「孤高のメス」を観ました。もともと医療ドラマが好きな私ですが、この作品も泣けるシーンが多くてとても良かったです。堤真一も好きですし、夏川結衣も好きなので、より感情移入できたのかもしれません。欲をいえば、大学を患者第一に立て直す出来事もあればより良かったと思いますが、2時間という中では、肝臓移植という出来事がメインになっているのは仕方がないのかもしれません。また、物語は亡くなった中村看護師の日記を医者になった息子が読むという形で進みますので、看護師視点になっています。中村看護師が当麻先生と別れるシーン、息子が当麻先生が院長であろう病院で働くことになったシーンが、ラストを飾るいいシーンでしっかりと泣いてしまいました。感動と笑いもあるいい映画でした。ただ、16歳の少年の肝臓を、年取った人間に移植することに対しては最後まで気になりましたし、故人の意思を尊重するのならば他の臓器ももっと役立ててあげられればという思いも持ちました。違法ギリギリなので、同じ病院内でやれる範囲で行うしかなかったのかもしれませんが、もっと先ある若い人への広い移植としてほしかったなぁと思いました。
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。