2023年7月30日(日)鑑賞 DVD |
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2013年4月6日(土)公開 / 上映時間:106分 / 製作:2013年(日本) / 配給:ショウゲート
【監督】 栗村実
【キャスト】
梶原容子:広末涼子 / 梶原信樹:稲垣吾郎 / 野口正美:福田麻由子 / 東山直也:高田翔
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富永松代:江波杏子 / 吉岡麻由子 / 田中里衣 / 永井秀樹 / 岸建太朗 / 戸田みのり
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横溝菜帆 / 吉満蒼 / 安藤聖 / 山城秀之 / 富永凌平 / 増本庄一郎 / 岡野謙三
/ 米谷澪 /
西岡航 / 太田しずく
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今年に入って観た映画の56本目は「桜、ふたたびの加奈子」です。いろいろと話題の広末涼子ですが、俳優としては好きな俳優さんですので、この映画もそういう点で観たいと思っていました。この映画は、日曜日の朝に観る映画ではありませんでした。我が子を亡くした夫婦の切なさや悲しみが重くのしかかってくる内容でした。この映画のキーとなる生まれ変わりという考え方については、私は自分の子供が誰かの生まれ変わりとは思いたくないので、加奈子の生まれ変わりの賢一が両親のいる車の中で容子のことをママと呼ぶシーンは両親の心情のほうが気になってモヤモヤしてしまいました。一番心に響いたのは、容子が自殺を図ろうとした時に警察に通報した電話の声が流れたラストシーン。一番最初のシーンと自殺シーンが結びついてウルウルしてしまいました。全体としては、内容が重いし、生まれ変わりのモヤモヤで、親の愛情はわかりますし、広末涼子と稲垣吾郎の演技も良かったですが、私にとってはちょっとスッキリしない映画でした。 |
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。 |