2023年7月2日(日)鑑賞 DVD
2021年9月10日(金)公開 / 上映時間:114分 / 製作:2021年(日本) / 配給:ポニーキャニオン
【監督】 タナダユキ
【キャスト】
 浜野あさひ(茂木莉子):高畑充希 / 森田保造:柳家喬太郎 / 田中茉莉子:大久保佳代子 /
 岡本貞雄:甲本雅裕 / チャン・グオック・バオ:佐野弘樹 / 市川和雄:神尾佑 /
 浜野巳喜男:光石研 / 松山秀子:吉行和子
今日は「浜の朝日の嘘つきどもと」を観ました。実在する福島県南相馬市にある映画館が舞台で、この映画館の再建に奔走するという映画です。この映画の後日談が同タイトルで福島中央テレビ開局50周年記念オリジナルドラマとして放映されました。心がほんわかするだけではなく、映画の楽しさや意義なんてこともあらためて考えさせられました。高畑充希と柳家喬太郎、高畑充希と大久保佳代子のコンビはしんみりしたり笑ったり、とても良かったです。震災とコロナでの苦しみも織り込んであって共感もできました。映画館という存在も考えさせられます。「映画では残念ながら人の命は救えない。映画館は時代に逆行している」という支配人の言葉がありましたが、映画は命までは救えないかもしれませんが、いろんな思いや元気をもらえますし、自分を振り返ることもできます。古い作品はDVDやサブスクで観てしまいますが、新作はやっはり映画館で観たいと思います。始まるまでのワクワク感、臨場感あふれる映像と音響、終わったあとの満足感や不満感での帰宅の足取り、そういう感覚は自宅で観る時には味わえません。ドラマ版の「浜の朝日の嘘つきどもと」はサブスクで観れるようですので、時間があれば観てみようと思います。楽しい映画でした。
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。