2023年6月29日(木)鑑賞 DVD
2010年4月3日(土)公開 / 上映時間:112分 / 製作:2009年(日本) / 配給:IMJエンタテインメント=マジックアワー
【監督】 深川栄洋
【キャスト】
 戎崎裕一:池松壮亮 / 秋庭里香:忽那汐里 / 夏目:大泉洋 / 谷崎亜希子:濱田マリ /
 世古口保:加藤康起 / 山西司:川村亮介 / 水谷みゆき:緑友利恵 /
 心臓病で入院中の少女の恋人:森田直幸 / 病院長(夏目上司):螢雪次朗 /
 秋庭里香の母:中村久美 / 病院長:西岡徳馬 / 心臓病で入院中の少女:三浦由衣 /
 夏目未来:芦田愛菜
今日の2本目の映画は、「半分の月がのぼる空」です。大泉洋が出でいるということで選んだ作品で、事前情報無しで観ました。最初はヤンチャな若者のドタバタ映画かと思って失敗したかなぁと思いながら観ていましたが、裕一が里香と会ったあたりからだんだんと引き込まれていきました。里香が手術をして欲しい医者が大泉洋かと思っていたら、見事なトリックで良い意味で驚かせてくれました。そのトリックがわからない段階で、突然里香が里香でなくなったシーンでは理解不能で、なんども見直してしまいました。裕一が里香の母に里香に手術を受けさせるように頼むあたりから涙の連続でしたが、そのトリックがわかってからは、より悲しさや切なさがあふれて涙が止まりませんでした。雨の中、里香が倒れていた(と思われる)シーンも切なかったです。若い池松壮亮と忽那汐里、そして今とかわらぬ大泉洋がとても良い味を出していました。大泉洋の方言が関西弁としてはおかしいという口コミもありましたが、伊勢が舞台なので、三重出身の私からしたら大泉洋の伊勢弁はけっこうリアルでした。とても良い映画でした。
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。