2013年8月15日(水)鑑賞 MOVIX三好 |
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2013年7月27日(土)公開 / 上映時間:107分 / 製作:2012年(米) / 配給:松竹
【監督】 ピーター・ウェーバー
【キャスト】
マシュー・フォックス / トミー・リー・ジョーンズ / 西田敏行 / 初音映莉子
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桃井かおり / 伊武雅刀 |
終戦記念日にあわせたわけではないのですが、今日は「終戦のエンペラー」を観てきました。ストーリは、マッカーサー元帥が、本国の「この戦争の真の意味での責任者を探し処分せよ」という命に対して、部下のボナー・フェラーズ准将に天皇の責任を極秘調査するように命じ事実を明らかにしていくというもので、どちらかというと会話が主体の地味な展開の映画です。特に悲惨な光景などが出てくるわけではないのですが、戦争の悲惨や悲しみが強く心に伝わってきました。実話をもとにフィクションを織り交ぜているので、本当の真実は何なのかということはいろんな見方や考えがあると思いますが、いろんな人の「過ちと賢明な努力」の結果として、今の平和な日本があるということは紛れも無い事実で、それは忘れてはいけないと思います。戦争責任とは?日本人とは?天皇とは?そういうことを、人それぞれによく勉強し考えて、自分の中でひとつの回答を持っていることが、日本人の国際化の一歩のような気がしました。とてもいい映画だったと思います。なお、余談ですが、私が感じた一番のこの映画の欠点は、マッカーサー元帥がBOSSコーヒーの宇宙人ジョーンズに見えてしまうということでしょうか。 |
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。 |