2011年8月5日(金)鑑賞 MOVIX三好 |
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2011年7月16日(土)公開 / 上映時間:91分 / 製作:2011年(日本) / 配給:東宝
【監督】 宮崎吾朗
【キャスト】
松崎海:長澤まさみ / 風間俊:岡田准一 / 北斗美樹:石田ゆり子 / 松崎良子:風吹ジュン
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徳丸理事長:香川照之 / 風間明雄:大森南朋 / 松崎花:竹下景子 / 小野寺善雄:内藤剛志
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水沼史郎:風間俊介 |
奥さんと長女と三人で「コクリコ坂から」を観てきました。何というのか、良き時代の青春ドラマを見たような感じでしょうか。戦後のちょっと暗い事情をからませていますが、それもまったく重くならないように描かれています。1963年の日々の暮らし、そこにある学園生活、そして恋。始まってしばらくは、淡々とそういう情景が綴られます。何が起きても、冷静にその境遇を受け入れ、自分を信じて前向きに生きていくことの大切さを伝えてくれるような、そんな気がします。もっと取り乱すはず、諦めるはず、そう思ってしまう人が今は多いかもしれませんね。ラストシーンの小野寺が海と風間に父親のことを話す場面あたりでは涙腺が緩みダメでしたね。奥さんもかなりきていたようです。そこへ、手嶌葵の「さよならの夏〜コクリコ坂から〜」が流れてきて、しっかりと駄目押ししてくれました。私は、この映画、とても好きですし、良かったと思います。奥さんも長女も、同じ感想でした。ちなみに、コクリコというのはひなげしのことなんですね。そんなことも知らない私でした。 |
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。 |