2006年8月16日(水)鑑賞 |
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2006年7月15日(土)公開 / 上映時間:135分 / 製作:2006年(日本) / 配給:東宝=「日本沈没」製作委員会
【監督】 樋口真嗣
【キャスト】
草g剛 / 柴咲コウ / 豊川悦司 / 大地真央 / 及川光博 / 石坂浩二 / 福田麻由子
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吉田日出子 / 柄本明 /國村隼 / 長山藍子 / 和久井映見 / 六平直政 / 大倉孝二
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花原照子 / 手塚とおる / 遠藤憲一 / 津田寛治 / 村杉蝉之介 / 加藤武 / 池田成志
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リヤカット・アリ / 木村多江 / 佐藤江梨子 / 鏑木海智 / 丹波哲郎 / 山田辰夫
/ 前田愛 /
土佐信道 / ピエール瀧 / 福井晴敏 / 富野由悠季 / 松尾貴史 / 石田太郎 /
矢島健一 /
北村和夫 / 大口広司 / 並樹史朗 / 庵野秀明 |
久しぶりに奥さんととふたりで、映画「日本沈没」を観てきました。「日本沈没」と言えば、私は1973年公開版も劇場で観ています。1973年というと計算すると高校生になったばかり頃で、さすがに詳しい内容は忘れてしまっています。小野寺役の藤岡弘、玲子役のいしだあゆみが何となく記憶があり、ラストはふたりの場面だったように覚えていますが、ストーリ上ありえないのかも知れません。よく覚えていません。奥さんは、人の死がかかわる悲しい場面で涙を流していましたが、私は、話のスケールが大きいので人の死があっけなく流れてしまうことと、大きなストーリと個人に落ちるストーリのつながりの違和感に戸惑ってしまって、どうもそういうところでは感情移入ができませんでした。この映画は泣かせ映画ではありませんが、私が唯一感動し泣ける場面だったのは、大地真央扮する危機管理担当大臣が、沈没を回避できたことを自ら演説するように関係者に促される場面と、その演説の中で小野寺と結城の死に追悼を表す場面。ここはさすがにうるっと来ました。迫力あるリアルな映像、愛する人を救うために自らを犠牲にする愛、それは充分楽しめて感じることができる映画だと思います。作品としてみた場合は、もう少しいろんな意味での「重厚さ」があればよかったかなというのが私の感想です。 |
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。 |